日: 2022年4月7日

2022年4月7日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日・個/m3/時:2022年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/7 64.5 124.7 84.9 18.3

スギ花粉は64.5個/cm2(非常に多い)、ヒノキ花粉は124.7個/cm2(極めて多い)、その他の花粉は84.9個/cm2(非常に多い)でした。本日も気温の上昇とともに多種の花粉が多数飛散しました。その他は種別不明が39.2個/cm2、ハンノキ7.1個/cm2、オオバヤシャブシ1.9個/cm2、シラカンバ8.3個/cm2などカバノキ科花粉がヒノキ、スギに次いで多く飛散しました。イネ科と思われる花粉8.3個/cm2、イチョウと思われる花粉9.6個/cm2、ブナ科と思われる花粉9.0個/cm2、クルミ科と思われる花粉0.0個/cm2、サクラと思われる花粉0.6個/cm2でした。マツと思われる花粉0.3個/cm2、ヒメカンスゲと思われる花粉0.3個/cm2でこの両者は初観測です。当院のKH3000の測定値は18.3個/m3・時(多い)でした。午前中は27.2個/m3/時(非常に多い)で、午後は9.5個/m3/時(やや多い)でした。KH3000はスギ、ヒノキ花粉を観測する機器なので、その他の花粉の飛散が多くなると落下法と若干乖離が生じます。

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2022年4月7日-1 花粉情報

未明から晴れました。夜間の気温も高く(午前37時:13.0℃)、その後日中はさらに気温が上がりました。花粉の飛散が昨日から続いています。KH3000は午前中に27.2/m3/(非常に多い)を記録、昨日を大きく上回っています。昨日は、大半がヒノキ科花粉でした。