日: 2022年4月6日

2022年4月6日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日・個/m3/時:2022年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/6 4.0 123.8 63.6 12.4

スギ花粉は4.0個/cm2(少ない)、ヒノキ花粉は123.8個/cm2(極めて多い)、その他の花粉は63.6個/cm2(非常に多い)でした。気温の上昇とともに多種の花粉が多数飛散しました。その他は種別不明が27.2個/cm2、ハンノキ3.1個/cm2、オオバヤシャブシ0.6個/cm2、シラカンバ11.4個/cm2などカバノキ科花粉がヒノキに次いで多く飛散しました。イネ科と思われる花粉8.6個/cm2、イチョウと思われる花粉3.7個/cm2、ブナ科と思われる花粉6.8個/cm2、クルミ科と思われる花粉0.9個/cm2、サクラと思われる花粉0.9個/cm2でした。サクラは今シーズン初観測です。当院のKH3000の測定値は12.4個/m3・時(多い)でした。午前中は6.6個/m3/時(やや多い)で、午後は18.2個/m3/時(多い)で、飛散は午後に集中しました。KH3000はスギ、ヒノキ花粉を観測する機器なので、このような計測数になりました。

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2022年4月6日-1 花粉情報

未明から昼前まで曇り、朝には晴れました。夜間の気温は高く(午前4時:11.5℃)、その後日中はさらに気温が上がり、昨日までの寒さはなくなりました。夜間は花粉の飛散が止まっていましたが朝遅くから再び飛散が始まりました。KH3000は午前中に6.6個/m3/時(やや多い)でしたが、昼前から急増しています(8時からの3時間は25.3個/m3/時:非常に多い)。午後は要注意です。