日: 2022年4月13日

2022年4月13日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日・個/m3/時:2022年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/13 4.0 41.0 168.8 3.9

スギ花粉は4.0個/cm2(少ない)、ヒノキ花粉は41.0個/cm2(多い)、その他の花粉は168.8個/cm2(極めて多い)でした。スギ、ヒノキは徐々に減少しています。その他の花粉の飛散数が多くなっています。その他は種別不明が62.3個/cm2と多くなってきました。ハンノキ2.8個/cm2、オオバヤシャブシ0.3個/cm2、シラカンバ15.7個/cm2などのカバノキ科花粉が飛散しました。イネ科と思われる花粉2.2個/cm2、イチョウと思われる花粉9.0個/cm2、ブナ科と思われる花粉27.2個/cm2、クルミ科と思われる花粉0.0個/cm2、サクラと思われる花粉24.4個/cm2でした。マツと思われる花粉25.0個/cm2、ヒメカンスゲと思われる花粉0.0個/cm2でした。サクラ、マツ属、ブナ科の花粉が増加しています。当院のKH3000の測定値は3.9個/m3・時(少ない)でした。午前中は5.9個/m3/時(やや多い)で、午後は1.9個/m3/時(少ない)でした。午後は明らかに減少しました。KH3000はスギ、ヒノキ花粉を測定しています。

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2022年4月13日-1 花粉情報

未明から晴れ、夜間はほとんど風がなく、気温が高いまま持続(午前5時:16.5℃)、日中は本日も気温が上がり、夏日となる勢いです。花粉の飛散は昨日午後から減少しましたが、本日も朝には再び飛散数の増加傾向が認めら、KH3000は午前中5.9個/m3/時(やや多い)でした。夜間(午後11時〜午前7時)は4.3個/m3/時(やや多い)でしたが、午前8時以後は10.3個/m3/時(やや多い)との傾向を認めました。主にヒノキの飛散が続いていると思われますが、スギ、ヒノキは徐々に減少、これら以外の花粉が多くなりました。