日: 2022年4月11日

2022年4月11日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日・個/m3/時:2022年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/11 3.4 82.1 98.8 8.3

スギ花粉は3.4個/cm2(少ない)、ヒノキ花粉は82.1個/cm2(非常に多い)、その他の花粉は98.8個/cm2(非常に多い)でした。本日も気温の上昇とともに午前中は多種の花粉が多数飛散しましたが、午後は突如飛散が止まりました。それでもスギ、ヒノキを合わせますと「非常に多い」レベルです。その他の花粉の飛散数が多くなっています。その他は種別不明が13.3個/cm2、ハンノ1.5個/cm2、オオバヤシャブシ0.3個/cm2、シラカンバ10.2個/cm2などカバノキ科花粉が多く飛散しました。イネ科と思われる花粉0.3個/cm2、イチョウと思われる花粉43.2個/cm2、ブナ科と思われる花粉18.6個/cm2、クルミ科と思われる花粉0.0個/cm2、サクラと思われる花粉7.1個/cm2でした。マツと思われる花粉3.7個/cm2、ヒメカンスゲと思われる花粉0.3個/cm2でした。当院のKH3000の測定値は8.3個/m3・時(やや多い)でした。午前中は13.8個/m3/時(多い)で、午後は2.8個/m3/時(少ない)でした。午後は明らかに減少しました。

○「花粉症診察室:クリニコ出版」は昨年の12月20日に発行されました。「裏付けのある医療は患者さんの期待を裏切りません。」この考えで日々診療、花粉観測を行っています。過去35年の経験をまとめて見ました。ご注文は、03-5357-1133、またはamazonn.co.jpまで。


2022年4月11日-1 花粉情報

晴れが5日続き、夜間は南寄りの風が吹き、気温が高いまま持続(午前5時:14.2℃)、日中はさらに気温が上がり、夏のような日中になりました。花粉の飛散は昨日午後から未明に一時減少しましたが、昼前には再び飛散数の増加が認めら、KH3000は午前中13.8個/m3/時(多い)でした。夜間(午後11時〜午前6時)は2.3個/m3/時(少ない)でしたが、午前7時以後は29.8個/m3/時(非常に多い)を認めました。ヒノキの飛散が続いているようです。