日: 2022年4月1日

2022年4月1日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日・個/m3/時:2022年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/1 96.9 53.4 12.7 23.1

スギ花粉は96.9個/cm2(非常に多い)、ヒノキ花粉は53.4個/cm2(非常に多い)、ヒノキが目立ってきましたが、スギの飛散がまだ多いようです。その他の花粉は12.7個/cm2(やや多い)でした。その他は種別不明が5.2個/cm2、ハンノキ1.2個/cm2、オオバヤシャブシ0.3個/cm2、シラカンバ1.8個/cm2、イネ科と思われる花粉0.9個/cm2、イチョウと思われる花粉0.6個/cm2、ブナ科と思われる花粉1.5個/cm2、クルミ科と思われる花粉0.3個/cm2でした。気温の上昇とともに様々な花粉が飛散しています。当院のKH3000の測定値は23.1個/m3・時(非常に多い)でした。午前中1.0個/m3/時(少ない)でした。午後は45.2個/m3/時(極めて多い)でした。「雨上がりは花粉が飛散する」の例えの通りでした。


2022年4月1日-1 花粉情報

4月になるとスギ・ヒノキ花粉症の皆さんの多くは「何時になったら、花粉の飛散が終わるだろう」と思われることでしょう。花粉飛散終了日の定義とは、『空中花粉測定と花粉情報標準化』委員会の基準では「飛散終了期に、3日連続して、ダーラム法で0個/㎝2/日の観測数が記録された最初の日の前日」となっています。当地では、スギ花粉では4月16日から25日、平均4月20日が過去33年間の記録に見る飛散終了日です。ヒノキはこれよりも2週間程遅く、5月上旬が飛散終了日となることが多く、今年は昨年より寒く、やや遅くなる可能性がありますので、もうしばらく情報に注目して、花粉対策を実施して下さい。

○未明から朝まで雨、大幅に気温が下がり(午前6時:5.0℃)、午前9時過ぎに雨が止み、昼前には気温が上がりました。KH3000は飛散が収束、減少、午前中に1.0個/m3/時(少ない)を記録しました。しかし、昼過ぎから晴れて飛散の増加が伺われます。