日: 2021年9月8日

2021年9月8日-3 花粉情報

昨日、「令和3年度東京都花粉症対策検討委員会(第1回)が開催され、以下の報告と検討が行われた。」と東京都保険福祉局の担当者の方から情報をいただきました。

1.令和3年春のスギ・ヒノキ花粉飛散状況について

ア.スギ・ヒノキ花粉の飛散状況報告

イ.気象条件と飛散花粉数に関する検証(予測との比較)

ウ.花粉症患者動向調査の結果の検討

毎年、皆様にお届けする情報の精度を高めるため、開催されています。


2021年9月8日-2 花粉情報

本日、当地は未明から曇りでしたが、明け方には久しぶりに一時ですが晴れて青空が見られました。この時間帯も北風が吹き、気温は低く(20.0℃以下)、20℃を超えたのは午前7時でした。朝は一時晴れましたが、朝のうちには雲が多くなり、その後は曇りが続き、午後は小雨が降り続きました。本日も最高気温は25.0℃に届きませんでした。

○口腔アレルギー症候群を起こす秋の花粉症と食物は、ブタクサ花粉症ではメロン、スイカ、バナナなど、ヨモギ花粉症ではセロリなど、イネ科花粉症ではモモ、トマト、ピーナッツ、メロン、スイカ、ヒマワリなどが報告されています。食べ物のタンパクが原因となる食物アレルギーとは異なります。心当たりのある方は、専門医にご相談下さい。


2021年9月8日-1 花粉情報

昨日、東京の日照時間は7日振りに1時間を超えて4時間ありました。また雨が降らなかったのも12日振りでした(気象庁過去の気象データ検索より)。本日、当地は未明から明け方までは曇りでしたが、明け方には久しぶりに青空が見られました(当地の天気は、品川区の1時間天気―日本気象協会tenki.jpより)。

○このところ、異常気象と思われる天気が続きました。アレルギー性鼻炎や花粉症あるいは急性鼻炎初期に似た症状が起こり、お困りの方はいませんか?寒暖差アレルギーかも知れません。寒暖差アレルギーとは症状はアレルギー性鼻炎に大変良く似ていますが、かって血管運動性鼻炎と呼んでいた鼻炎を主体とした病気で、アレルギーが原因ではありません。寒暖差アレルギーの原因はまだ解明されていませんが寒暖差(おおよそ7℃以上)によって鼻の粘膜の自律神経のバランスが崩れ、症状が起こると考えられています。また、寒暖差以外にもタバコ、排気ガス、ストレスなどで起こることもあります。診断はアレルギーが原因ではないことを確認する必要があります。また、アレルギーの方が起こすこともありますので、慎重に判断する必要があります。治療は原因となる環境を改善することと体調を整えることです。例えばエアコンを適切に調整する、寝不足や過労を改善する、温度差をなくす、自律神経のバランスを良くする、などですが、適度な運動、規則的な生活が必要な方も少なくありません。何が最も問題であるかが、わからなければ、対策も取れません。主治医と良く相談することがこの病気を治す第1歩です。