日: 2021年9月3日

2021年9月3日-2 花粉情報

本日も未明から小雨が降り続いて、気温が20.0℃以下(午前3時〜6時:19.5℃)まで下がりました。湿度が80〜82%と高く、肌寒い午前中でした。雨は小雨で昼前から一時止み、以後は降ったり止んだりで、気温は下がったままでした。

○鼻アレルギー診療ガイドライン2016によると木本の花粉と草木の花粉の評価基準には違いがあり、木本の花粉の場合は、多い(50.1〜個/cm2/日)、やや多い(5.1〜50.0個/cm2/日)、少ない(0.1〜5.0個/cm2/日)ですが、草木の花粉では、多い(5.1〜個/cm2/日)、やや多い(1.1〜5.0個/cm2/日)、少ない(0.05〜1.0個/cm2/日)となっています。とはいえ、飛散数と吸入される数は異なりますのでこの飛散数と花粉症の方の症状の強さが一致するかというとそうでもありません。また、当地では検証していません。そこで、この情報は、吸入防止対策を取る時の目安と考えていただくと良いと思います。

○落下法(ダーラム法)による測定値の基準(鼻アレルギー診療ガイドライン2016)

ランク 木本 草木
少ない 0.1〜5.0個/cm2/日 0.05〜1.0個/cm2/日
やや多い 5.1〜50.0個/cm2/日 1.1〜5.0個/cm2/日
多い 50.1〜個/cm2/日 5.1〜個/cm2/日

2021年9月3日-1 花粉情報

9月になり、当地は急に天気が変わり、雨が続き、急激に気温が下がりました。秋雨前線の影響の様です。8月末との温度変化が急かつ温度差が大きく、農作物や健康面に影響が出ている様です。南北に広がる日本では、北と南で気候が異なりますが、いずれの地方でも影響が出ているとのことです。例えば、ジャガイモとレタスの値段が高騰しています(TVのニュース)。ジヤガイモは北海道が最大の産地ですが少雨のため、レタスは長野が産地ですが長雨のため、生産や出荷に影響して高騰したそうです。健康面にも影響が出る可能性があります。花粉症やアレルギー性鼻炎のみならず健康な方でも大きな温度差に影響を受けるとアレルギーに似た症状(鼻水、くしゃみ、鼻づまりなど)が出る可能性があります。十分注意して下さい。