日: 2020年9月11日

2020年9月11日 花粉情報-2

本日、東京都健康安全研究センター様から令和2年度東京都花粉症対策検討委員会(第1回)検討結果を拝受しましたので、概要をご紹介します。

1.花粉飛散状況

スギ・ヒノキの飛散花粉数は、昨春及び過去10年平均の約4割だった。

2.予測との比較

飛散花粉数は、多摩部の3地点を除いて予測より少なかった。

飛散花粉数が「多い」以上の日数は区部、多摩部共に予測より少なかった。

スギ花粉の飛散開始日は、都内12地点全てで予測よりも早かった。

詳しくは、都のHPをご覧ください。

当地に飛散数は

スギ・ヒノキ合計ですが、昨年の46%、過去10年平均の57%でした。


2020年9月11日 花粉情報-1

深夜から晴れが続き、日中は気温が上がり、最高気温は昨日を超え(32.5℃)ました。 「明日はほぼ1日雨」の予報が出ましたので、本日午後9時にプレパラートの交換をしました。しかし、本日は降らずに済みました。プレパラートを交換した午後9時は快晴でした。

観測結果は明日今週分をまとめてご報告致しますが、本日までの結果は表の通りです。

観測期間 スギ ヒノキ イネ科 ブタクサ属 ヨモギ属 カナムグラ その他
9/6〜9/11 0.0 0.0 0.3 2.5 0.0 0.6 2.5

スギ花粉と比較するとブタクサ花粉は、明らかに小さく、直径はスギの1/3程度しかありません。そのため、スギ花粉よりも鼻を通過する可能性が高く、咽喉頭の違和感や咳を訴えることが多い傾向があります。当地では飛散期間が短く、飛散数が少ないので、あまり目立たちませんが、秋に鼻アレルギー症状を訴える方がおられたら、考慮すべき原因です。

ブタクサ花粉とオオブタクサ花粉