月別: 2020年8月

2020年8月10日 花粉情報

午前中は晴れたり曇ったりの天気でしたが、気温は高く、明け方の最低気温が28.5℃ありました。日中は気温が急上昇して34.5℃まで上がり、熱中症が心配される一日でした。

昨日も晴れたり曇ったりの天気でした、日照時間は7.5時間でしたが、暑さ(23.4〜34.7℃)が続いた上に寒暖差が大きな一日でした。湿度は最小51%、平均77%でした。日照時間の合計は73.0時間、8月前半/7月後半は3.17となり、平成元年以後2番目に大きな比になりました。

副鼻腔は、4対それぞれ形が違います。額の眉間奥にある前頭洞は出入り口(自然孔)が空洞の最下端にあり、構造上膿や分泌液が溜まりにくい構造になっています。しかし、この自然孔は鼻前頭管と呼ばれ経路が長く、開口部も狭いため、通過障害を起こしやすい傾向もあり、嚢胞などが起こりやすい洞でもあります。前頭洞に病変が生じると眼球突出(外下方への突出)など、眼への影響も起こり得ます。


2020年8月9日 花粉情報

本日も深夜は晴れ、夜間一時薄曇りでしたが、朝は再び晴れて日中は晴れが続き、気温が上がり、大変暑い一日でした。

昨日晴れたり曇ったりの天気でした、日照時間は4.7時間でしたが、暑さ(25.1〜32.3℃)が続きました。湿度が最小64%、平均79%あり、やや蒸し暑さを感じました。日照時間の合計は65.5時間、8月前半/7月後半は2.85となりました。

鼻の話に戻ります。副鼻腔は存在する必要はないかというとそうでもなく、副鼻腔が病変におかされると大変大きな苦痛を生じます。副鼻腔は鼻腔の周囲に4対あり、脳、眼、歯などの重要部位に隣接しています。また耳、咽喉、気管などの器官に通じています。そのため、副鼻腔に障害が起こると極めて多彩な症状が出て、人に大きな苦痛を与えます。篩骨洞を除いて単一の空洞に一つの出入り口しかない閉鎖死腔を形成するため、病変が発生すると慢性化しやすく、長引く特徴があると言えます。


2020年8月8日 花粉情報-2

最近1週間に観測された花粉は、スギ花粉は0.0個/cm2/週、ヒノキ花粉も0.0個/cm2/週、マツ0.3個/cm2/週、イネ科0.9個/cm2/週、コナラ属0.0個/cm2/週、ケヤキ0.0個/cm2/週でした。その他の花粉は1.2個/cm2/週でした。スギ、ヒノキ、イネ科以外の花粉は1.5個/cm2/週でした。プレパラートの汚れはこれまでよりやや強く、花粉はごく少なく、総計2.4個/cm2/週でした。

  6日連続の晴れですが、朝から午前中は薄曇りが続き、午後は再び晴れました。気温は昨日ほど上がりませんでした。

昨日も一時薄曇りがありましたがほぼ晴れ、日照時間が10時間(8.8時間)以下でした。暑さ(26.0〜35.4℃)が続きましたが、湿度が最小48%、平均71%で、思いの外カラッとしていました。

○観測総数(個/cm2/週:2020年)

時期 6/21〜 6/28〜 7/5〜 7/12〜 7/19〜 7/26〜 8/2〜
観測数 3.7 5.3 3.1 0.9 1.5 2.1 2.4

  夏はアレルギー性鼻炎や花粉症の皆さんの症状がほとんどない位に軽いのですが、私共はその理由を夏の天気が原因と思っていました。しかし、当地では夏、とりわけ6月後半から7月に飛散する花粉が大変少ないことが、ここ2年夏に花粉観測を続けたことで判明しました。当地では夏に症状が悪化する方は、クーラーの影響や動物、食べ物などにも注意を払う必要がありそうです。


2020年8月8日 花粉情報-1

昨日の日照時間は8.8時間でした。その結果、昨日までの8月の日照時間の合計は60.8時間となりました。今年の7月後半の日照時間は23.0時間でしたので、7月後半に対する8月前半の日照時間の比率は既に2.64となります。この数値は昭和63年以後3番目に大きく、来春のスギ花粉飛散数が少ないことを予想させます。

平成元年から令和2年までの当地で観測されたスギ花粉数と前年の7月後半及び8月前半の日照時間の長短と飛散数の大きさについて検討しますと、7月後半の方が8月前半より短い年(7年)、つまり8月前半/7月後半が1.5以上の時は年平均1560個/cm2でした。この比率が0.96〜1.10の時(5年)は3260個/cm2、0.7以下の時(4年)は4878個/cm2でした。すなわち、7月後半の日照時間は短いほど翌年のスギ花粉飛散数は少なく、この時間が長いほど翌年の飛散数は多くなる傾向が認められます。


2020年8月7日 花粉情報

本日で5日連続の晴れ、真夏が続いています。本日、都心は35.4℃、今年初めての猛暑日でした。熱中症発生のニュースが盛んに流れました。

昨日も一時薄曇りがありましたがほぼ晴れ、日照時間が10時間(9.7時間)以下でした。湿度が最小60%、平均79%あり、夏の蒸し暑さ(25.5〜33.1℃)が続きました。昨日までの8月の日照時間の合計は52.0時間です。

副鼻腔の内側壁も呼吸上皮と同じ繊毛上皮で覆われています。腔内の粘液や異物は繊毛の機能によって自然孔から排出されます。感染やアレルギーでこの機能が低下する、あるいは失われると副鼻腔炎、アレルギー性副鼻腔炎を起こします。感染を起こせば、粘膜が肥厚して自然孔が狭くなり粘液や膿汁の排泄ができなくなり副鼻腔炎を起こします。副鼻腔は眼や脳に隣接するので、副鼻腔の炎症が眼や脳に及ぶことがあります。また、副鼻腔から排出された膿(後鼻漏)が喉頭や気管に及ぶこともあります。すると気管の炎症の原因となる(副鼻腔気管支症候群)ことがあります。


2020年8月6日 花粉情報

引き続き晴れています。7月の天気が嘘のようです。今年一番の暑さ(34.2℃)でした。全国各地で今年の最高気温を記録しました。

昨日は一日晴れ、日照時間が8月3日に続いて10時間(10.4時間)を超えました。湿度が最小51%、平均77%あり、夏の暑さ(24.3〜33.1℃)を感じる一日でした。

人の鼻腔は口蓋(上顎)によって口腔と隔てられています。吸気は鼻腔から喉頭、気管へと流れ呼吸の道(気道)を形成します。口腔から咽頭、食道に食物を通し、消化器を形成します。鼻腔には鼻涙管を介して涙が排出されます。気道の粘膜は全面、鼻汁、涙、唾液などの液体によって被われています。この液体が、除塵、加湿、加温などに働きます。これらの液量が過不足すると様々な不都合(病気)が起こります。アレルギー性鼻炎や花粉症の人はアレルギー反応によって鼻汁を産生する鼻腺が刺激されて大量の鼻水が出ます。


2020年8月5日 花粉情報

引き続き晴れています。7月の天気が嘘のようです。今年一番の暑さ(34.2℃)でした。全国各地で今年の最高気温を記録しました。

昨日は一日晴れ、日照時間が8月3日に続いて10時間(10.4時間)を超えました。湿度が最小51%、平均77%あり、夏の暑さ(24.3〜33.1℃)を感じる一日でした。

人の鼻腔は口蓋(上顎)によって口腔と隔てられています。吸気は鼻腔から喉頭、気管へと流れ呼吸の道(気道)を形成します。口腔から咽頭、食道に食物を通し、消化器を形成します。鼻腔には鼻涙管を介して涙が排出されます。気道の粘膜は全面、鼻汁、涙、唾液などの液体によって被われています。この液体が、除塵、加湿、加温などに働きます。これらの液量が過不足すると様々な不都合(病気)が起こります。アレルギー性鼻炎や花粉症の人はアレルギー反応によって鼻汁を産生する鼻腺が刺激されて大量の鼻水が出ます。


2020年8月4日 花粉情報

夏らしい晴れが続いていますが、寒暖差が大きく(26.0〜33.0℃)、湿度が高い(68〜92%)ので、体調管理の難しい日となりました。

昨日は一日晴れ、日照時間が7月2日以来、久しぶりに10時間(10.1)を超えました。変わらず寒暖差の大きな一日(22.3〜32.3℃)でした。

鼻には除塵機能があることは、すでに述べました。では、空気中のどの位の大きさのものをこの機能で除くことができるのでしょうか?実は大きさによって異なります。また、吸気とともに吸入された粒子は、鼻や喉のどこに沈着するでしょうか?沈着する場所は粒子の大きさによって異なります。大きな粒子、例えばスギ花粉(20〜40μ)、やヒノキ花粉(20μ)は大半が鼻に沈着します。室内塵中のダニの糞は20μ以下、粉砕されるとさらに小さくなります。多くが気管、気管支に届きます。沈着した粒子は除塵機能により除塵されます。また沈着したところで反応しますので、アレルギー性の鼻炎の原因は花粉が多く、喘息の原因の多くは室内塵となります。


2020年8月3日 花粉情報

引き続き晴れて気温が上昇(24.0〜32.5℃)、やっと夏の天気を感じます。久しぶりに一日晴れました。日照不足による農作物の不作から野菜の値段が高騰しているとのニュースが流れました。スギ花粉は前年夏にできますので、来春は飛散数が少なくなる可能性が高いと言えそうです。

昨日は晴れましたが、日照時間が短く(6.0時間)、寒暖差の大きな一日(22.6〜31.5℃)でした。先月20日から13日連続続いた降雨の記録は途切れました。

鼻はどのようにして役割(機能)を果たしているのでしょうか。鼻中隔、鼻甲介など鼻腔の内面は呼吸上皮と呼ばれる粘膜で覆われています。表面には無数の繊毛と呼ばれる毛が生えていて、その上に絶えず粘液があり、繊毛が一定のリズムで一定の方向に波打つのに従って粘液が流れています。これを鼻粘膜粘液繊毛輸送機能と呼びます。この機能によって吸気に湿気を与え(加湿)、温め(加温)、浄化(除塵)することで、呼吸器のコンディションを保つ役割を担います。さらには、味覚にも影響します。粘膜の下(固有層)には豊富な鼻腺の分布がみられ、杯細胞や腺細胞と呼ばれる細胞からは粘液が絶え間なく産生され、粘液の層を形成します。この粘液のそう(粘液層)に捕らえられた物は粘液とともに口腔、咽頭に流れていきます。その際に味を感じます。鼻の粘液が喉に流れるスピードは健康な時と、病気の時では異なります。


2020年8月2日 花粉情報

本日は、未明から晴れて、その後もほぼ一日晴れて気温も上がり(24.5〜31.0℃)ました。14日振りに雨が降らない一日でした。

昨日、気象庁は関東、甲信の梅雨明けを宣言しました。日照時間が短く(5.5時間)、寒暖差の大きな一日(21.8〜31.8℃)でした。未明に雨(雨量0.5mm)が降りましたので、先月20日から13日降雨が続いています。

鼻の話に戻ります。匂いを感じとる嗅覚が鼻の役割の一つであることは先週述べました。人の鼻はもう一つ大事な役割があります。それが呼吸です。空気の通り道でもあります。吸気に湿気を与え(加湿)、温め(加温)、浄化(除塵)することで、呼吸器のコンディションを保つ役割を担っています。つまり、鼻は自動車で言えば、ラジエーターやサスペンションと言えます。どちらも、無ければ快適に走ることができません。反面、鼻のこれらの機能が障害されると様々な症状が起こります。


2020年8月1日 花粉情報-2

最近1週間に観測された花粉は、スギ花粉は0.0個/cm2/週、ヒノキ花粉も0.0個/cm2/週、マツ0.0個/cm2/週、イネ科0.6個/cm2/週、コナラ属0.0個/cm2/週、ケヤキ0.0個/cm2/週でした。その他の花粉は1.5個/cm2/週でした。スギ、ヒノキ、イネ科以外の花粉は1.5個/cm2/週でした。プレパラートの汚れはこれまでとほぼ同じ、花粉はごく少なく、総計2.1個/cm2/週でした。

  本日は明け方に小雨が降ったようですが午前中は久しぶりに晴天となり、午前中に気温が上がり、久しぶりに真夏の陽射しとなりました。気象庁は本日、関東、甲信の梅雨明けを宣言しました。

昨日も雨が降りました(雨量は1.0mm)が、気温は上がり(22.4〜29.6℃)、本年7月の平均気温は24.3℃のままとなりました。7月は昨年に続いて冷夏となったようです。

  気象庁は本日、関東、甲信の梅雨明けを宣言しました。平年に比べ、11日遅く、関東甲信の梅雨明けが8月にずれ込んだのは2007年以来13年振り、1951年の統計開始以来4番目に遅い梅雨明けとのことでした。来春のスギ花粉飛散にどのように影響するか興味深いところです。

  本日は気象関係の情報が盛りだくさんでしたので、鼻の話は省略します。


2020年8月1日 花粉情報-1

731日の日照時間は3日振りに記録され、3.2時間でした(16日から31日までの日照時間の合計は23.0時間となりました.)。

当地では7月下旬の日照時間が短いと翌年のスギ花粉飛散数が少ない傾向にありますが、今回の記録は当地で私が飛散花粉の観測を開始して以後、平成15年(18.7時間)、昭和63年(22.4時間)に次いで3番目に短い記録でした。さて、当地の平成16年1〜4月のスギ花粉飛散数は385.3個/cm2、平成元年の飛散数は122個/cm2でした。日照時間が4番目の平成18年(29.6時間)の翌年(平成19年)でも1577.9個/cm2でした。7月後半の日照時間から来春のスギ花粉飛散数を予測すると「極めて少ない」と予想されます。

今年7月の気象状況は、異例づくめで、台風0個は1951年観測開始以来初のこと、東日本の7月の日照時間は平年の38%しかなく、戦後最短であったこと、降雨量平年の232%は最多記録であったそうです。都心で雨が記録されなかったのは、19日の1日だけでした。