未明は曇り、明け方から朝に雨が降りましたが、昼前から日差しも出て気温が急上昇しました(31.5℃)。その後は目まぐるしく天気が変わる1日でした。

花粉症の皆さんは、ある種の野菜や果物が口腔粘膜に接触すると、その直後から数分以内に口腔、咽頭、口唇粘膜の刺激感、かゆみなどがあらわれることがありませんか。
多くの症状は口腔内に限局し自然に消退しますが、時に消化器症状が誘発されたり、大豆(特に豆乳)やセロリ、スパイスではアナフィラキシーショックなど重篤な全身症状を呈することがあります。このような反応(果実や野菜によるアレルギー反応)は抗原となる花粉と野菜や果物に含まれるアレルゲンタンパクの共通する抗原性(交差抗原性)が原因となります。花粉症になることで、その後にこれらの食物を食べた際に主に口腔粘膜でアレルギー反応がでます。これらを、口腔アレルギー症候群(OAS:oral allergy syndrome)と呼びます。