月別: 2020年7月

2020年7月31日 花粉情報

30日の日照時間は0時間でした(16日から30日までの日照時間の合計は19.8時間で前日までと変わりませんでした)。

今日は明け方に小雨が降ったようですが午前中は曇り空が続き、午前中は気温が上がりませんでした。しかし午後は空が明るくなり、久しぶりに晴れ間も見られ気温も上がりました(〜28.5℃)。

昨日も小雨が降りましたが雨量は0.0mmでした。気温は下がり(20.6〜26.5℃)、本年7月の平均気温は昨日まで24.3℃のままとなりました。

鼻腔の外壁には鼻甲介と呼ばれる襞があり、これらは嗅覚や呼吸の効率の向上に役立つと考えられています。しかし、嗅部附近の気道(上鼻道)は大変狭く、わずかな形態異常や粘膜の腫れ(肥厚)でも、空気の通りが悪くなり、匂いがしなくなることがあります。鼻炎、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎、鼻腔形態異常などが原因となる主な病気です。また、外傷、腫瘍、脳血管障害などによって脳や神経が障害された場合にも匂いがしなくなることがあります。


2020年7月30日 花粉情報

29日の日照時間は0時間でした(16日から29日までの日照時間の合計は19.8時間で前日までと変わりませんでした)。

今日は未明に小雨が降ったようですが日中は曇り空が続き、午前中は気温が上がりませんでしたが、午後は空が明るくなり、午後は晴れ間も見られ気温も上がりました。

昨日も小雨が降りましたが雨量は0mmでした。気温は下がり(21.3〜25.6℃)、本年7月の平均気温は昨日まで24.3℃となりました。本日、九州から西日本にかけて梅雨明けしたそうです(平年比9〜11日遅い)。

呼吸に供する空気の通り道を鼻腔と言いますが、鼻腔は左右一対あり、左右の鼻腔の境にある仕切りが鼻中隔です。鼻中隔は一枚板ではなく、軟骨と骨でできています。これらの骨の接合部が成長のズレによって鼻中隔の曲がり(弯曲)が起こります。湾曲が過度に強くなると鼻閉が生じます(鼻中隔弯曲症)。鼻中隔の最上部に匂いを感じ取る部分(嗅部)があります。嗅部には匂いを感じ取る細胞(嗅細胞)が分布していて、吸気と共に匂いの元(嗅素)が到達すると反応して嗅神経を介して脳(嗅脳)に刺激が伝えられて匂いを感じます。


2020年7月29日 花粉情報

28日の日照時間は1.2時間でした(16日から28日までの日照時間の合計は19.8時間となりました)。

昨夜の雨は未明に止み、その後は曇り空が続きました。気温もさほど上がりませんでしたが湿度が高く蒸し暑さは感じる1日でした。

昨日も2mmの雨が降り、その上気温が上がり(26.0〜31.0℃)かなり蒸し暑く、本年7月の平均気温は昨日まで24.4℃と上昇しました。

顔に突出した部分(外鼻)は鼻腔の屋根にあたります。鼻の穴(孔)に近い先端部分を鼻尖、目尻に近い部分を鼻根と呼びます。鼻根部は硬い骨(鼻骨)ですが、鼻尖部は柔らかい骨(鼻翼軟骨)でできています。顔面を打撲した時に鼻根部の硬い骨が折れた場合に鼻骨骨折と言います。外鼻は顔面を形成する骨と鼻中隔に支えられています。鼻骨骨折の際に鼻血が出るのは、外力が鼻中隔に及ぶためです。


2020年7月28日 花粉情報

27日の日照時間は0.7時間でした(16日から27日までの日照時間の合計は18.6時間となりました)。

本日は夜間から小雨が続き、気温も高く蒸し暑さが続いています。その後も雨は断続的に降りました。 今月はいつも日本のどこかで大雨が降るという異常な天気が続いています。 昨日も2mmの雨が降り、その上気温が上がりかなり蒸し暑く、本年7月の平均気温は昨日まで24.3℃とやや上昇しました。

当地は暫くの間、花粉症もアレルギー性鼻炎も小休止の時期になります。そこで、この間を利用して少し鼻の構造や機能について触れたいと思います。鼻というと一般的には顔の中心に突出した部分(外鼻)を指しますが、実際はその奥に1対の鼻腔と4対の副鼻腔があり、これらが呼吸の空気の通り道(気道)と匂いを感じとる器官(嗅覚器)としての役割を果たしています。鼻腔と副鼻腔を合わせて鼻(鼻副鼻腔)と呼んでいます。


2020年7月27日 花粉情報

26日の日照時間は2.9時間を記録しました(16日から26日までの日照時間の合計は17.9時間となりました)。1時間を超えるのは6日振りです。

本日は雨は降らず曇りが続き、気温が上昇しました(午前11時に31.1℃)。しかし、午後には雨が降ったり止んだりとなり、かなり蒸し暑い午後になりました。

昨日も気温が低く、本年7月の平均気温は昨日まで24.2℃と変わりませんでした。

当地では秋の花粉症シーズンは、8月下旬からキク科のブタクサ花粉の飛散から始まります。室内塵アレルギーの主要抗原であるダニの繁殖は梅雨の時期から始まり8月下旬にピークを迎えます。それまでは、大気中に抗原は少なく、鼻アレルギーが急激に悪化する要因はありません。すなわち、症状は軽く、診断精度も高く、シーズンに備えを固める絶好のチャンスです。春や秋に悪化するアレルギー症状をお持ちの方は、是非8月中に専門医を受診して、診断を受け(原因を確認)、備えを固めてください。


2020年7月26日 花粉情報

25日の日照時間は3日振りに0.2時間記録しました(16日から25日までの日照時間の合計は15.0時間となりました)。

  春の花粉シーズン終了後花粉症の皆さんの症状は軽い日々が続いていると思われます。当地の観測でも5月末以後急激に飛散花粉が減少して7月には週に数個の飛散です。

観測総数(個/cm2/週)

時期 5/31〜 6/7〜 6/14〜 6/21〜 6/28〜 7/5〜 7/12〜 7/19〜
観測数 79.8 58.6 16.9 3.7 5.3 3.1 0.9 1.5

本日も夜間弱い雨が降り続いたようですが午前9時すぎには、晴れて強い日差しが久しぶりに見られました。しかし、すぐに重い曇で空がおおわれました。その後雨は降りませんでしたが、陽がさすこともありませんでした。

昨日も気温が低く、それでも一昨日よりは上がり本年7月の平均気温は昨日まで24.2℃となりました。各地で大荒れの天気の情報がもたらされています。昨日は埼玉県三郷市で突風が起こり、本日は愛知県と静岡県で大雨が降り、また7月に台風がこのまま発生しないと観測史上初めてのようです。


2020年7月25日 花粉情報

24日の日照時間は2日連続0時間でした(16日から24日までの日照時間の合計は14.8時間で、23日と変わりませんでした)。

最近1週間に観測された花粉は、スギ花粉は0.0個/cm2/週、ヒノキ花粉も0.0個/cm2/週、マツ0.0個/cm2/週、イネ科0.6個/cm2/週、コナラ属0.3個/cm2/週、ケヤキ0.0個/cm2/週でした。その他の花粉は0.6個/cm2/週でした。スギ、ヒノキ、イネ科以外の花粉は0.9個/cm2/週でした。プレパラートの汚れはこれまでとほぼ同じ、花粉は極く少なく、総計1.5個/cm2/週でした。

本日は夜間弱い雨が降り続いたようですが朝には上がり、曇り空となりました。午後には僅かな時間ですが晴れ間が見られました。

  昨日も気温が低く、本年7月の平均気温は昨日まで24.1℃のままでした。日照時間も0時間でした。今年の7月は梅雨が明けず、降雨が記録されなかったのは19日のみ、日照時間11.7時間の2日ですら雨量0.5mmを記録するという異常な7月です。


2020年7月24日 花粉情報

23日の日照時間は0時間でした(16日から23日までの日照時間の合計は14.8時間で、22日と変わりませんでした)。

本日は未明から曇り空が続いていますが、昨日よりは気温が高く(23.5〜27.0℃)、小雨が断続的に降りました。

昨日は気温が低く、本年7月の平均気温は昨日まで24.1℃に低下しました。日照時間も0時間でした。九州では再び大雨のニュースが流れ、梅雨前線の停滞が今後も続くというニュースを聞くと今後に不安を覚えます。7月後半の日照時間が平成以後短かった年を調べますと短い方から、平成15年18.7時間(平成16年スギ花粉飛散数は385.3個/cm2/シーズン)、昭和63年22.4時間(平成元年スギ花粉飛散数122.0個/cm2/シーズン)、平成18年29.6時間(平成19年スギ花粉飛散数1577.9個/cm2/シーズン)、平成5年37.8時間(平成6年スギ花粉飛散数232.5個/cm2/シーズン)となります。7月の気温が低温であった年と一致します。

イネ科の花粉


2020年7月23日 花粉情報

22日の日照時間は0.8時間でした(16日から22日までの日照時間の合計は14.8時間でした)。

本日は4連休の初日ですが、未明から降ったり止んだりの変わりやすい天気が続き、気温も低く(22.5〜25.5℃)、本日の最高気温は未明に記録されました。

本年7月の平均気温は昨日まで24.2℃でした。本日はほとんど日差しがなく推移しましたので、より低下した可能性があります。平成元年以後の7月の平均気温が最も低かったのは平成5年で22.5度でした。翌年(平成6年)春のスギ花粉飛散数は232.5個/cm2/シーズンでした。平成15年7月の平均気温は22.8℃でしたが、平成16年春のスギ花粉飛散数は385.3個/cm2/シーズンでした。


2020年7月22日 花粉情報

21日の日照時間は0.1時間でした(16日から21日までの日照時間の合計は14.0時間でした)。

日付が変わる頃から未明に小雨が降りましたが、早朝から曇り空が続き、予報ではほぼ一日曇りでしたが、当地では午後に陽射しも見られ、気温が上昇しました(25.5〜30.5℃)。

前年7月の平均気温と翌年春のスギ花粉飛散数を見ますとH28年7月25.5℃(H29年飛散数2271個/cm2)、平成29年7月27.3℃(H30年飛散数4162個/cm2)、平成30年7月28.1℃(R1年飛散数4868個/cm2)、令和1年7月24.1℃(R2年飛散数2467個/cm2)でした。
本年7月は昨日まで24.0℃です。かなり低く推移しています。来春のスギ花粉は今シーズンと同程度の可能性があります。


2020年7月21日 花粉情報

20日の日照時間は6.9時間でした(16日から20日までの日照時間の合計は13.9時間でした)

  昨日は2日続けて雨が降らず、気温も上昇しましたが湿度が高く梅雨が明けた感じはありませんでした。本日は未明に小雨が降ったようです。日中は午前中には重い曇り空でしたが、午後には明るくなり一時晴れ間も見られ、気温(29.5℃)も上がりました。

本日の天気予報では、関東の梅雨明けは大きく遅れそうとの予報でした。、7月後半に日照時間が短くなり、冷夏となる可能性が現実味を帯びてきました。


2020年7月20日 花粉情報

19日の日照時間は6.9時間でした(16日から19日までの日照時間の合計は7.0時間でした)。

昨日は久しぶりに雨量が記録されなかったようです。本日も、曇り時々晴れ、気温が上昇(24.0〜30.5℃)して夏らしい日になりました(真夏日)。
関東の梅雨明けの平年値は7月21日のようですが、本年は少し遅くなりそうです。本日、奄美地方で観測史上最も遅い梅雨明けを記録したそうです。

梅雨明けが遅くなると、7月後半の日照時間が短くなり、冷夏となる可能性があります。そうすると来春のスギ花粉飛散は少なくなる可能性が高くなります。


2020年7月19日 花粉情報

18日の日照時間は0時間でした(16日から18日までの日照時間の合計は0.1時間でした)。

本日は夜間一時小雨が降ったようですが、早朝には晴れて気温も上昇(28.0℃)しました。日中一時曇りましたがほぼ一日晴れました。3日振りに日照時間が記録されそうです。当地で日中晴れが続いたのは21日振りです。

当地では、花粉症患者さんの症状が非常に軽い日々が続いています。その理由を私は暖かくなった気候の影響と考えていました。今年は年間を通じて花粉の観測をしていますが、6月下旬から飛散花粉数が大変少ない日々が続いています(10個/cm2/週以下)。抗原が少ないことも軽症の理由のようです。


2020年7月18日 花粉情報

17日の日照時間は0時間でした(17日までの日照時間の合計は0.1時間です)。

最近1週間に観測された花粉は、スギ花粉は0.0個/cm2/週、ヒノキ花粉も0.0個/cm2/週、マツ0.0個/cm2/週、イネ科0.0個/cm2/週、コナラ属0.0個/cm2/週、ケヤキ0.0個/cm2/週でした。その他の花粉は0.9個/cm2/週でした。スギ、ヒノキ、イネ科以外の花粉は0.9個/cm2/週でした。

この1週間雨が降らない日は1日もありませんでした。プレパラートの汚れは前の2週より少なく、花粉観測数は引き続き少ない1週間でした。患者様の症状も訴えのない方がほとんどでした。

当地は本日も未明から昼前まで雨が降り続き、昼に雨は止みましたが陽が照ることはなく、曇り空が続き気温も上がらず寒さすら感じる1日でした。


2020年7月17日 花粉情報

夜間は雨、午前中も雨時々曇りの状態で、気温が上がらず(19.0〜20.0℃)、昨日に続いて寒さを感じる1日でした。

昨日は平均気温20.7℃、7月とは思えない気温でした。日差しも少し感じた程度で、16日までの日照時間は0.1時間でした.。本日も未明から雨が降り続き、気温も低く日差しはほとんどありませんでした。本年7月はここまで気温がやや低い(24.3℃)日々が続いていますが、ここ2日はさらに低く、肌寒く感じるくらいです。梅雨がもうしばらく続くようですがスギ花粉の出来への影響が気になります。


2020年7月16日 花粉情報

朝から重い曇り空ですが、雨は降っていません。昼過ぎから空が明るくなり気温も上昇しました。しかし、25.0℃止まりで日差しがあっても、夏の天気にはなりませんでした。

梅雨が長引いていてこのまま気温が上がらず、冷夏になる可能性が感じられますが、本日から気象庁過去の気象データから東京都東京の観測値を抜粋して日々加算した数値を報告致します(◻︎日までの日照時間は◻︎時間でした)。過去10年の平均値は日照時間91.9時間、飛散花粉数3929個/cm2でした。


2020年7月15日 花粉情報

本日も天気は不安定な状況が続いています。曇り時々雨、気温は上がらず肌寒い1日でした(19.0〜22.5℃)。本日までに、17日連続雨が降っています。

「7月下旬の日照時間の長短と翌年春のスギ、ヒノキ花粉の飛散数の間には相関が認められる。」との指摘があります。当地でもこの相関は成立するようです。過去10年のデータでは、7月16日から31日までの日照時間の合計が100時間を超えた年は5年あり、その平均は117.4時間でした。翌年のスギ、ヒノキ花粉の合計飛散数は平均5422個/cm2でした。100時間以下の年も5年あり、平均は66.8時間でした。翌年のスギ、ヒノキ花粉の合計飛散数は平均2435個/cm2でした。そこで、今回も16日からの日照時間に注目してみたいと思います(日照時間は気象庁過去の気象データより)。


2020年7月14日 花粉情報

連日不安定な天候が続き、本日も午前中は雨が降りました。気温も昨年と同程度ですが低く推移しています。しかし、午後には日差しが見られる時間があるなど安定しない天気は変わりませんでした。

本日も鼻の調子が悪いと訴えられた患者様が数名おられました。その大半の方が寒暖差によると考えられる症状でした。不安定な天気はもうしばらく続くと予報されています。十分気をつけていただきたいと思います。


2020年7月13日 花粉情報

未明に降り出した雨は明け方には止みました。肌寒さを感じる午前中でしたが昼過ぎには日が差して気温も上がりました、しかし夕方には雨になり、気温が下がるという変化の激しい一日でした。

6月30日から本日まで毎日雨が降っています。寒暖差の大きな日々が続いています。昨日都心の最高気温は32.5℃、最低気温は19.9℃を記録、差は12.6℃にもなりました。当地でも、今朝の最低気温は20.0℃、気温は日中でも上がらない寒い日でした。体調管理を万全にして下さい。


2020年7月12日 花粉情報

日付が変わる頃に一時雨が降りましたが明け方には止み、早朝には曇り空、昼過ぎには日差しも見られ、気温が急上昇しました。そのまま本日は雨は降りませんでした。

今年は梅雨明けがやや遅れるそうです。その後夏本番となりますが、夏の間は花粉の飛散も少なくなります。一方、熱中症や冷房による体調不良などが起こりやすくなります。体調の悪化は、その後の秋のアレルギー対策上マイナスです。 気をつけて下さい。


2020年7月11日 花粉情報

最近1週間に観測された花粉は、スギ花粉は0.0個/cm2/週、ヒノキ花粉も0.0個/cm2/週、マツ0.0個/cm2/週、カバノキ科0.0個/cm2/週、イネ科0.3個/cm2/週、コナラ属0.0個/cm2/週、ケヤキ0.0個/cm2/週でした。その他の花粉は2.8個/cm2/週でした。スギ、ヒノキ、イネ科以外の花粉は2.8個/cm2/週でした。

この週は雨が目立つ一週間でした。マスコミが「令和2年7月豪雨」と称するほど、九州の各地では大きな被害に見舞われました。プレパラートの汚れは前週と比較すると少なく、花粉観測数も前週からさらに少ない1週間でした。患者様の症状も軽い方がほとんどでした。

本日、午前中は曇り空でしたが、明るく雨は降りませんでした。午後もいっとき小雨が降りましたが本格的な雨は降らず、若干蒸し暑い1日でした(26.0〜30.0℃)。


2020年7月10日 花粉情報

深夜から未明まで小雨が続き、午前中は曇り空が続きました。しかし、午後は予報に反して日差しがあるなど晴れ間があり、その後も曇りが続き雨は降りませんでした。

当地の天気とは裏腹に九州を始め西日本から東日本の広い地域で今後も大雨が降る可能性があると予報され、大雨のニュースが流れています。荒れた天気が今後もしばらく続きそうです。


2020年7月9日 花粉情報

未明から小雨が降り続き、気温も上がらず(24.5〜27.0℃)安定しない天気でした。午後から夜には本格的な雨になりました。

九州を始め西日本から東日本の広い地域で大雨に注意が必要な天気が続いています。明日も最大の注意が必要との予報が出ています。この時期の大雨や秋の台風と来春のスギ花粉飛散量との間に当地の過去の観測からは相関が見られませんでしたが、今回の大雨は過去の記録を大きく凌駕していますので、検証が必要になるかもしれません。


2020年7月8日 花粉情報

深夜から雨が降ったり止んだりの天気が続き、日中陽が差したかと思えば風が大変強く吹き、突風が吹いたところもあり、7月としては肌寒く(25.6〜28.5℃)大荒れの一日でした。

九州、岐阜、長野など各地から豪雨による大きな被害の様子がニュースに絶え間なく流れていました。
被災された地域の皆様には、心からお見舞い申し上げます。


2020年7月7日 花粉情報

未明まで小雨でしたがその後曇りが続き、午後には一時日差しが見られるなど予報に反して雨は降りませんでした。

4日から九州を中心に大雨のニュースで持ちきりしたが、引き続き大雨に注意が必要です。しかも明日以後は中・四国から東北までの広い地域で大雨の可能性があり、注意が必要のようです。本日も広い地域で警報が出ました。暫く大雨に注意を払う必要がありそうです。


2020年7月6日 花粉情報

7月は当地では絶え間なく雨が降りました。本日も深夜から小雨が続いていました。午後は一時日差しが見られましたがおおよそ曇りが続きました(24.0〜27.0℃)。

本日の報道は4日の熊本豪雨のニュースとコロナの第2波に対する不安を伝えるニュースで溢れました。九州南部(鹿児島、宮崎)では本日大雨、厳重な警戒が続いているようです。本日は九州から近畿、東海、関東の広い地域に大雨警報が出ています。


2020年7月5日 花粉情報

曇り一時雨の午前中、午後には雨は上がり日差しも見られましたが湿度が高く(78〜92%)、蒸し暑い(24.5〜29.0℃)、いわゆる梅雨の天気でした。

春の花粉症シーズンが終わり、現在は梅雨の最中ですが、梅雨があけると本格的な夏になります。夏はエアコンなどの影響に注意すれば鼻にとって最も粘膜が安定する季節です。アレルギーの原因となる浮遊物も少なく、花粉もほとんど観測されません。来春のスギ花粉飛散数を予測するために7月の気象データ(日射量、日照時間、気温)が大切です。とりわけ当地では7月下旬の観測値と相関が高く、参考になります。特に日照時間が長い程、翌年春のスギ花粉飛散数が多い傾向にあります。


2020年7月4日 花粉情報

夜間降り続いて雨は午前中に止みましたが、その後も日差しはなく湿度が高い状態が続きました(21.5〜28.0℃)。

最近1週間に観測された花粉は、スギ花粉は0.0個/cm2/週、ヒノキ花粉も0.0個/cm2/週、マツ1.9個/cm2/週、カバノキ科0.0個/cm2/週、イネ科0.0個/cm2/週、コナラ属0.0個/cm2/週、ケヤキ0.0個/cm2/週でした。その他の花粉は3.4個/cm2/週でした。スギ、ヒノキ、イネ科以外の花粉が5.3個/cm2/週でした。

この週は雨が目立つ週でした。プレパラートの汚れが目立ち、花粉観測数は前週から引き続き飛少ない1週間でした。患者様の症状も軽い方がほとんどでした。

粉塵と重なり、花粉の種類の判別が困難なプレパラート


2020年7月3日 花粉情報

未明から曇り空が続き、午後2時過ぎには雨が降り出しました。雨は深夜まで続き、日中は蒸し暑く夜は若干冷えました(21.0〜27.5℃)。

今年の夏は暑くなるのでしょうか?来春飛散するスギ花粉は前年夏の間に作られます。暑さが厳しく、日照時間が長いほど多くの花粉が産生されると言われています。とりわけ当地では、過去の観測データから7月後半の日照時間の長短と翌年春のスギ花粉飛散数の間に相関が見られます。


2020年7月2日 花粉情報

昨日の雨は未明に止み、朝には晴れて気温も上昇(23.0〜30.5℃)、夜まで晴れが続きました。夜は曇り空となりましたが、雨は降りませんでした。

7月は夏本番、アレルギーによる鼻炎は一休み、気をつけるのはエアコンによる上気道炎などです。また、プールの水に汚れや消毒剤が高濃度過ぎると鼻炎を起こす可能性があります。さらに、「暑気あたり」などで体調を崩すと鼻の調子も悪くなります。秋のアレルギーに影響しますので気をつけましょう。


2020年7月1日 花粉情報

7月初日は、小雨が振り続くためジメジメした1日でした(24.4〜27.0℃)。

昨年の千代田の測定結果(東京都の花粉情報)によると、7月に飛散した花粉はイネ科に限らずほとんどなく、イネ科花粉も9月以後に観測されました。
イネ科花粉は当地でも昨年は6月以前及び9月以後に観測され、6月合計1.2個/cm2、9月以後は計6.7個/cm2でした。今シーズンの初観測は5月2日でした。