日: 2020年8月1日

2020年8月1日 花粉情報-2

最近1週間に観測された花粉は、スギ花粉は0.0個/cm2/週、ヒノキ花粉も0.0個/cm2/週、マツ0.0個/cm2/週、イネ科0.6個/cm2/週、コナラ属0.0個/cm2/週、ケヤキ0.0個/cm2/週でした。その他の花粉は1.5個/cm2/週でした。スギ、ヒノキ、イネ科以外の花粉は1.5個/cm2/週でした。プレパラートの汚れはこれまでとほぼ同じ、花粉はごく少なく、総計2.1個/cm2/週でした。

  本日は明け方に小雨が降ったようですが午前中は久しぶりに晴天となり、午前中に気温が上がり、久しぶりに真夏の陽射しとなりました。気象庁は本日、関東、甲信の梅雨明けを宣言しました。

昨日も雨が降りました(雨量は1.0mm)が、気温は上がり(22.4〜29.6℃)、本年7月の平均気温は24.3℃のままとなりました。7月は昨年に続いて冷夏となったようです。

  気象庁は本日、関東、甲信の梅雨明けを宣言しました。平年に比べ、11日遅く、関東甲信の梅雨明けが8月にずれ込んだのは2007年以来13年振り、1951年の統計開始以来4番目に遅い梅雨明けとのことでした。来春のスギ花粉飛散にどのように影響するか興味深いところです。

  本日は気象関係の情報が盛りだくさんでしたので、鼻の話は省略します。


2020年8月1日 花粉情報-1

7月31日の日照時間は3日振りに記録され、3.2時間でした(16日から31日までの日照時間の合計は23.0時間となりました)。

当地では7月下旬の日照時間が短いと翌年のスギ花粉飛散数が少ない傾向にありますが、今回の記録は当地で私が飛散花粉の観測を開始して以後、平成15年(18.7時間)、昭和63年(22.4時間)に次いで3番目に短い記録でした。
当地の平成16年1〜4月のスギ花粉飛散数は385.3個/cm2、平成元年の飛散数は122個/cm2でした。日照時間が4番目の平成18年(29.6時間)の翌年(平成19年)でも1577.9個/cm2でした。7月後半の日照時間から来春のスギ花粉飛散数を予測すると「極めて少ない」と予想されます。

今年7月の気象状況は、異例づくめで、台風0個は1951年観測開始以来初のこと、東日本の7月の日照時間は平年の38%しかなく、戦後最短であったこと、降雨量平年の232%は最多記録であったそうです。都心で雨が記録されなかったのは、19日の1日だけでした。