日: 2024年2月29日

2024年2月29日-7 花粉情報

KH3000による自動計測が始まりました。

昨日、KH3000を測定箱から出し、空気を吸入するが花粉をカウントしない1台とカウントするが空気の吸入ができない1台を正常に作動している部分を組み合わせて1台にする作業に入りました。点検の結果、2台共にカウントしていないことが判りました。残念ながら今シーズンはKH3000による測定を諦めざるを得ないと思われます。ご協力をいただきました皆様に心から御礼申し上げます。


2024年2月29日-6 花粉情報

本日の予報は、「非常に多い(50〜100個未満)」でした。落下法による当地の落下スギ飛花粉数は42.0個/cm2(多い)でした。この時期は風が花粉を運びます。週末の飛散から本日の多くの飛散は予測可能なはずです。日本気象協会の当地の予測は、中々的中しません。。

○2月29日(火):東京都千代田区の予報:日本気象協会

日付 29日

(木)

1日

(金)

2日

(土)

3日

(日)

4日

(月)

5日

(火)

6日

(水)

 

予測

 

多い

 

 

非常に多い

 

 

非常に多い

 

非常に多い

 

非常に多い

 

やや多い

 

やや多い

 


2024年2月29日-5 花粉情報

観測結果(個/cm2/日: 2024年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動 最高気温
2/29 42.0 0.6 1.9 10.5
2月計 900.6 5.6 33.9 0.0  

本日、朝から思い曇り空、気温は昨日よりも低く(最高気温は午後3時:10.5℃)、風は弱く(2m/s)、北寄りの風でした。そのため、スギ花粉42.0個/cm2、ヒノキ花粉0.6個/cm2、その他の花粉1.9個/cm2花粉が観測されました。その他の花粉はオオバヤシャブシ0.3個/cm2、イチョウが0.9個/cm2、不明0.6個/cm2でした。私の経験では、当地で多くの落下花粉が観測されるには、スギ林の気温が高い(最高気温15℃、または平均気温10℃以上)ことと都心まで花粉を運ぶ風が必要です。一方、10mmを超える雨が降るか、小雨でも数時間以上続くと落下花粉0.0個/cm2となる可能性が大です。


2024年2月29日-4 花粉情報

:26日に兼子 順男先生から27日までの観測データをいただきました。

保谷市東伏見:兼子耳鼻科屋上

18 5.6 0
19 6.3 0
20 晴雨 230.3 0
21 0 0
22 0.3 0
23 33 0
24 124.6 0
25 64 0
26 1317.6 0
27 238.7 0

2024年2月29日-3 花粉情報

21日、佐橋 紀男先生から以下の情報をいただきました。

「現在東北盛岡までスギ花粉前線北上しました。 例年より1~2旬早い北上です。」「関東各地の飛散開始状況は、千葉県富里市(11日)、銚子市(13日)、旭市(13日)、神奈川県横浜市(10日)、厚木市(12日)、小田原市(12日)、東京都品川区(13日)、八王子市(13日)、青梅市(9日)、埼玉県さいたま市(13日)、静岡県伊東市(10日)以上と報告されています。これらのうち、富里市、厚木市、小田原市が100個/cm2を超えています。

以上の通り、ほぼ全国でスギ花粉を被爆する可能性があります。天候によって連休中の外出は十分ご注意ください


2024年2月29日-2 花粉情報

東京都保険医療局の東京都花粉情報によりますと、青梅、多摩、立川で9日にスギ花粉が飛散開始となりました。八王子市、町田、府中、小平が13日に飛散開始となり、これで都下全域が飛散開始となりました。都心でも、13〜14日にほぼ全域飛散開始となりました。都心は20日以後について発表はまだありません。都下では、測定地点の全地点で100個/cm2以上を記録しています。ご注意下さい。


2024年2月29日-1 花粉情報

花粉情報協会では、全国24地点の観測データを公表しています。それによりますと、28日までスギ花粉が飛散開始した地点は、福島県福島市(15日)、栃木県壬生町(15日)、東京都千代田区(13日)、神奈川県横浜市(10日)、石川県小松市(13日)、山梨県甲府市(10日)、岐阜県大垣市(20日)、静岡県静岡市(9日)、三重県津市((15日)、京都府京都市(18日)、大阪府泉佐野市(17日)、兵庫県西宮市(13日)、和歌山県橋本氏(17日)、広島県尾道市(14日)、福岡県福岡市(8日)、山口県山口市(8日)、香川県三木町(15日)、愛媛県松山市(14日)、熊本県八代市(9日)、宮崎県宮崎市(9日)の20地点です。これらの地点のうち、100個/cm2を超える飛散数を記録しているのは、栃木県壬生町、神奈川県横浜市、岐阜県大垣市、静岡県静岡市、山口県山口市、宮崎県宮崎市などの6地点です。入手可能な薬の効果が得にくくなる飛散数です。マスクなどで忘れずに防御してださい。スギ花粉が新たに飛散開始した地点はありません。ヒノキは山梨県甲府市(19日)、愛媛県松山市(23日)が初観測しています。