日: 2024年2月2日

2024年2月2日-5 花粉情報

観測結果(個/cm2/日: 2024年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動 最高気温
2/2 0.0 0.0 0.6 0.0 6.0
2月計 0.3 0.0 5.5 0.0  

本日の測定結果、スギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.0個/cm2でした。スギ花粉は気温が低かった(午後3時:6.0℃)為、花粉はほとんど観測されませんでした。本日は晴れたり曇ったりの天気でしたが、やや風があり4〜5m/Sの風が一時吹きました。その為その他の花粉が0.6個/cm2観測されました。


2024年2月2日-4 花粉情報

スギ花粉の飛散開始を予測する方法として、「元旦からの1日の最高気温を加算して、ある加算値に達すると、飛散開始となる」と言われています。

過去の記録から当地では、440〜480℃が目安となります。

今年1月31日までの最高気温の積算値は366.2でした。昨年は1月31日まで315.8℃で、昨年より高く、昨年より4〜5日程度早くなる可能性があります。ちなみに、昨年のスギ花粉飛散開始日は2月12日でした。

2月1日までの最高気温の積算値は382.5℃でした。昨年は2月1日まで328.9℃で、昨年より53.6℃高く、昨年より5日程度早くなる可能性があります。ちなみに、昨年のスギ花粉飛散開始日は2月12日でした。


2024年2月2日-3 花粉情報

今後スギ、ヒノキ花粉の飛散が開始しますと当HPだけでなく、ネット、TVなどマスコミから花粉飛散情報で、「多い」「非常に多い」などの表現で情報が皆さんの耳に達すると思います。これらの表現の意味がお判りにならないと情報として役立ちません。その為、これらには基準があります。例えば、落下法(ダーラム法)の場合は、日本アレルギー協会が日々のスギ花粉の測定値とスギ花粉症の方々の症状から作成した基準が以下の基準です。

○飛散レベル(落下法)

観測花粉数(個/cm2・日) レベル
10個未満 少ない
10〜30個未満 やや多い
30〜50個未満 多い
50〜100個未満 非常に多い
100個以上 極めて多い

本HPでもスギ花粉の落下法による飛散レベルを表現するときはこの基準に従います。最近、この基準と個々の患者様の症状が一致しない傾向が見られます。そこで、今後見直すとのことです。


2024年2月2日-2 花粉情報

1月の測定数とシーズンの総数の関係(2011年以後)は下表の通りです。

年 度 ス  ギ ヒ ノ キ そ の 他 スギ+ヒノキ

総飛散数

2011年 1.5 0 1.2 11549.1
2012年 0.3 0 1.8 2127.6
2013年 1.8 0 6.6 7661.8
2014年 0.6 0 9.5 1993.4
2015年 1.2 0 10.4 2938.1
2016年 1.2 0 2.1 4184.6
2017年 2.7 0 8.9 2570.7
2018年 4.2 0 11 8057.4
2019年 3 0 8.7 6199.4
2020年 3.4 0 16.2 2841.6
2021年 2.4 0 6.0 4567.3
2022年 1.8 0 6.7 5172.0
2023年 2.7 0 4.5 7862.7
2024年 5.1 0 5.4

1月のスギ花粉飛散数とその年のスギ、ヒノキそう飛散数の間には、相関はなさそうです。


2024年2月2日-1 花粉情報

2月になりました。スギ花粉飛散開始まで1週間足らずになると思われます。環境省花粉観測システム(はなこさん)、東京花粉ネットは、3年前のシーズンで終了しましたので、リアルタイムの花粉情報は当院の情報のみになってしまいました。そこで、今シーズンも頑張って、観測ならびに情報提供を続けたいと思います。もし、必要がない場合は、ご連絡下さい。