日: 2022年3月7日

2022年3月7日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日:2022年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
3/7 135.2 0.0 0.3 27.6

スギ花粉は夜間もやや強い風が吹き(2〜5m/s)、極めて多くの花粉が観測135.2個/cm2(極めて多い)されました。ヒノキ花粉は0.0個/cm2、その他の花粉は0.3個/cm2でした。ハンノキが0.3個/cm2でした。その他の花粉の飛散が少ないのも今シーズンの特徴です。春一番が昨年より29日遅かったとのこと、気候の影響でその他の花粉の飛散がない(遅れている)ようです。当院のKH3000の測定値は27.6個/m3・時(非常に多い)でした。午前中35.1個/m3/時、午後に20.2個/m3/時の花粉が観測され、ほぼ一日中多くの飛散がありました。

○3月7日(月):晴れ、午前中やや強い北よりの風が吹き、当院のKH3000の記録は35.1個/m3・時(非常に多い)を記録。午後も天気が変わらず、一時風向きが変わりかつ弱くなりましたが、夕方から気温が下がりました。花粉の飛散が続き、大気の極端な乾燥も続き、鼻症状は強いままの可能性があります。

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2022年3月7日-1 花粉情報

今後、当地のスギ花粉飛散はピークに向かうと考えられます。最大飛散日は天候に左右されますが、3月中旬と予想されます。

○最大飛散日と飛散数((2018年以後:品川区.遠藤耳鼻科)

年度 最大飛散日 飛散数(落下法)
H30(2018)      3月  4日 446.6
H31(2019) 3月22日 540.7
R2(2020) 2月23日 380.9
R3(2021) 2月23日 534.9
R4(2022) 3月?日 ?

○3月7日(月):晴れが続き、やや強い北寄りの風が吹き続き(西北西:2〜5m/s)、KH3000は夜間も多めの数値を刻み続けました(午前中35.1個/m3/時)。非常に多いレベルです。昨日、一昨日は,午後さらに多くの飛散を認めました。また、大気が極端に乾燥しています。双方にご注意下さい。