日: 2022年3月6日

2022年3月6日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日:2022年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
3/6 199.1 1.2 2.5 35.0

スギ花粉は夜間も北寄りのやや強い風が吹き(4〜6m/s)、午前中だけでも多くのスギ花粉(73.1個/cm2/12時間)が観測され、1日では199.1個/cm2(極めて多い)でした。ヒノキ花粉は1.2個/cm2、その他の花粉は2.5個/cm2でした。種別不明が2.5個/cm2でしたが、その他の花粉の飛散が少ないのも今シーズンの特徴です。春一番が昨年より29日遅かったとのこと、気候の影響でその他の花粉の飛散がないようです。当院のKH3000の測定値は35.0個/m3・時(非常に多い)でした。午前中25.2個/m3/時、午後に44.8個/m3/時の花粉が観測され、ほぼ一日中多くの飛散がありました。

○3月6日(日):晴れ、午前中やや強い北よりの風が吹き、当院のKH3000は非常に多く記録しました。午後も天気が変わらず、一時風向きが変わりましたが、風は吹き続き、午前中にも増して飛散が続きました。夕方から気温が下がり、やっと花粉の飛散も減少しました。

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2022年3月6日-1 花粉情報

今後、当地のスギ花粉飛散はピークに向かうと考えられます。最大飛散日は天候に左右されますが、3月中旬と予想されます。

○最大飛散日と飛散数((2011年以後:品川区.遠藤耳鼻科)

年度 最大飛散日 飛散数
H23(2011) 3月16日 1430.9
H24(2012) 3月 7日 286.4
H25(2013) 3月10日 1222.5
H26(2014) 3月21日 209.9
H27(2015) 3月11日 353.8
H28(2016) 3月 9日 533.6
H29(2017) 3月 7日 158.6
H30(2018)      3月  4日 446.6
H31(2019) 3月22日 540.7
R2(2020) 2月23日 380.9
R3(2021) 2月23日 534.9
R4(2022) 3月?日 ?

○3月6日(日):昨夜から晴れが続き、比較的暖か(6.5〜8.0℃)で、やや強い北寄りの風が吹き続き(北北西:4〜6m/s)、KH3000は多めの数値を刻み続けました(午前中25.2個/m3/時)。落下法で観測しますと、これらはほぼスギ花粉でした(73.1個/cm2/12時間)。夜間から「非常に多い」レベル、お出掛けはてみじかに!。