月別: 2018年3月

2018年3月31日 花粉情報

スギ37.5個/cm2、ヒノキ88.3個/cm2、その他312.0個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉4073.2個/cm2、ヒノキ花粉2361.0個/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。

雨が降らないために花粉の飛散が止まりません。ヒノキ花粉とその他の花粉は、過去のどの3月よりも多く飛散しました。とにかく、例年の3月の飛散状況ではなく、にわかに信じ難い状況でした。4月前半の様相を呈していました。

上旬はスギ花粉、下旬はヒノキ花粉の洗礼を受けました。恐らく、吸入防止対策を取らず、薬剤療法に終始した患者さんは苦痛が続いたものと思います。
本日もやや減少したとはいえ、加算すると125.8個/cm2と多くの飛散数です。患者様も医療関係者の皆様も、もう暫く警戒が必要です。
桜の開花も大変早く、桜の見頃とヒノキの第飛散が重なる異例とも言える3月下旬でした。今週末も十分な注意をして下さい。

測定年別の3月の飛散数


2018年3月30日 花粉情報2

スギ75.7個/cm2、ヒノキ814.5個/cm2、その他719.5個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉4035.7個/cm2、ヒノキ花粉2272.7個/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。

昨日、ヒノキ花粉が455.3個/cm2観測されました。実は、この飛散数は今シーズンのスギ花粉の最大値(3月4日:446.6個/cm2)を超えていました。

本日はさらに多くのヒノキ花粉を観測しましたが、当地では過去にスギとヒノキの最大値が逆転したことは私の観測ではありませんでした。医療関係者の皆様は、吸入防止指導を強化して下さい(不要な外出を避けることが最も有効と思います)。
また、ヒノキの一日の最大値は2005年4月7日の795.7個/cm2でした。スギ花粉の最大値は同年3月18日の1631.8個/cm2でした。

本日正午から午後11時までは、スギ20.1 個/cm2、ヒノキ136.1個/cm2、その他216.4個/cm2でした。ヒノキ花粉は本日一日で814.5個/cm2飛散しました。この飛散数は2005年4月7日の795.7個/cm2を超えて当地の観測史上最多となりました。


2018年3月30日 花粉情報1

日中は7日連続の晴れ、気温も高い日々が続き、昨日は夏日と予想されましたが、最高気温25℃には届かなかったようです(とうきょう花粉ネット)。

昨夜は次第に気温が下がり、朝はやや強い風が吹きました。夜間は花粉が多く飛散したようですが、朝は次第に減少したようでした。
ところが、念のため本日正午に交換したプレパラートは、鏡検しようとする意欲を削ぐほどの無数の花粉で占められていました。止むを得ず鏡検しました。

本日正午から午後11時までは、スギ55.6個/cm2、ヒノキ678.4個/cm2、その他503.1個/cm2でした。その他の花粉を超えるヒノキ花粉を観測したのは、初めてだと思います。スギ、ヒノキ花粉症の方は、とにかく吸入防止に努めて不要な外出を避けて下さい。

プレパラート全面に多くの花粉がみられました


2018年3月29日 花粉情報2

スギ17.3個/cm2、ヒノキ455.3個/cm2、その他541.9個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉3960.0個/cm2、ヒノキ花粉1458.2個/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。

本日の正午から午後11時までは、スギ9.9個/cm2、ヒノキ242.6個/cm2、その他329.6個/cm2でした。昨日にも増して多くのヒノキ花粉が飛散しました。
これは、2005、2011年に続く大量飛散です。苦しさを訴えて来院した患者さんは昨日と変わりませんでした。


2018年3月29日 花粉情報1

6日連続の晴れ、気温も高い日々が続き、本日は夏日と予想されています。3月としては気象観測史上でも記録的暑さのようです(とうきょう花粉ネット、千代田正午:23.6℃)。

ヒノキ花粉の飛散が続いています。そこで、昨日午後11時から本日正午までの花粉を観測しました。
スギ7.4個/cm2、ヒノキ212.7個/cm2、その他212.3 個/cm2でした。ヒノキ花粉は今シーズン最大に近い飛散数になりそうです。本日も外出は出来るだけ避けて下さい。


2018年3月28日 花粉情報2

スギ33.1個/cm2、ヒノキ296.4個/cm2、その他370.4個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉3942.7個/cm2、ヒノキ花粉1002.9個/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。

本日正午から午後11時までは、スギ12.7個/cm2、ヒノキ106.2個/cm2、その他196.6個/cm2でした。本日はほぼ一日ヒノキが大量に飛散しました。
そのため、これまで軽く済んでいたスギ花粉によって減感作をしていた方々も、次々に症状の悪化を訴えていました。症状が鼻症状に加えて咳、鼻咽腔の違和感、喉の痛みが多く、スギシーズンとは異なる訴えの方が多くなりました。ヒノキ花粉はスギ花粉より小型なのが原因と考えられました。

ヒノキの減感作用抗原エキスの必要性を強く感じた一日でした。本日で、ヒノキ花粉の累積飛散数が1000個/cm2を超えました。過去ヒノキの累積花粉数が1000個/cm2を超えた年は平成になってから、5年(1991年, 1995年, 2005年, 2011年, 2013年)しかありません。
当地の観測では、超のつく大飛散となっています。吸入防止(マスクやメガネ、不要な外出を避ける)に努めて下さい。

本日、松の花粉が観測されました。当地で松が観測されるとスギのピークは過ぎた可能性が大きいと考えられます。また、さらに多くの種類の花粉が飛散するため、今後来院する花粉症の方の診断は大変難しくなります。

松の花粉


2018年3月28日 花粉情報1

5日連続の晴れ、気温も高い日々が続いています(とうきょう花粉ネット、千代田午前9時:17.0℃)。ヒノキ花粉の飛散が続いているようです。

本日も、都内は全面的に大飛散の様子です(とうきょう花粉ネット)。大半がヒノキとその他の花粉と思われます。

昨日午11時から本日正午までの花粉を観測しました。スギ20.4個/cm2、ヒノキ157.1個/cm2、その他173.8個/cm2でした。スギは昨日よりもやや少ない状況ですが、ヒノキは昨日の1.5倍の勢いです。吸入防止に努めて下さい。

当地におけるヒノキ花粉の年間飛散数(1シーズンの飛散数)の最近10年平均値は、660.3個/cm2/年です。この数を昨日ですでに超えました。ヒノキ花粉は平均を大きく上回る勢いです。過去最大は、2005年の2970.5個/cm2/年でした。


2018年3月27日 花粉情報2

スギ25.3個/cm2、ヒノキ183.4個/cm2、その他354.3個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉3909.6個/cm2、ヒノキ花粉706.5個/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。

午後の診療時には、昨日大変辛かったと訴えた患者さんが非常に多く、スギ花粉症の方の大半がヒノキ花粉にもアレルギーが起こることが解るとともに、スギ花粉抗原による減感作は、ヒノキに関しては、効果が十分でないこともわかりました。今後、ぜひとも治療用ヒノキ抗原が出ることを期待します。

本日正午から午後11時までは、スギ0.9個/cm2、ヒノキ74.1個/cm2、その他129.0個/cm2でした。昨日に続いてスギ、ヒノキの合計が200個/cm2を超えましたが、患者さんの症状は昨日より本日の方が軽かったようです。


2018年3月27日 花粉情報1

今日も朝から良く晴れて、気温が上昇しています(とうきょう花粉ネット、千代田午前9時:16.3℃)。昨日はヒノキ花粉が急激に増えました。

本日も、都内は全面的に大飛散の様子です(とうきょう花粉ネット)。
恐らく、大半がその他の花粉とヒノキ花粉と思われ、昨日午後11時から本日正午までの花粉を観測しました。スギ24.個/cm2、ヒノキ109.3個/cm2、その他 225.3個/cm2でした。

花粉症の方には相当な飛散数です。薬剤の効果も十分でなくなると考えますので、ぜひ吸入防止対策を講じて下さい。


2018年3月26日 花粉情報2

スギ24.4個/cm2、ヒノキ267.3個/cm2、その他354.9個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉3884.3個/cm2、ヒノキ花粉523.1個/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。

とうきょう花粉ネットの情報から、当地の飛散花粉は昨日と同じ程度と予想しました。ところが、本日 は良く晴れ気温も大きく上昇した結果、多くのヒノキ花粉が飛散しました。

本日の外来では、昨日または本日朝から大変鼻の調子が悪いと訴えた患者さんが多数いました。ヒノキ花粉がこれほど多く飛散していると考えていなかった私は「気候変動のためでしょう」とお答えしていました。プレパラートを一目見て、この判断が間違っていたことに気づきました。本日拝察した患者様には、大変申し訳なくお詫びをいたします。

ヒノキ花粉をスギ花粉と比較しますと一回り小さく、マスクの効果が得難い特徴があります。また、スギとは共通していない抗原を持つことも最近指摘されていて、スギによる減感作が効果をあげないこともあります。改めて吸入防止に努めていただきたいと思います。

プレパラート全面がヒノキ花粉で覆われていました

スギ、ヒノキ以外の花粉も多数認められました

ヒノキ花粉が多数の群れをなしていました


2018年3月26日 花粉情報1

朝から良く晴れて、気温が上昇しています(とうきょう花粉ネット、千代田正午:18.4℃)。

都心のスギ花粉の飛散は、昨日までに予想最大値の85.8%飛散しました。

本日の飛散数は昨日と同じ程度(50 個/cm2以下)と思われますが、ヒノキを合わせますと「非常に多い」レベルになると思われますので、対策を講じていない花粉症の方には十分な数になると考えますので、ぜひ対策を講じて下さい。


2018年3月25日 花粉情報2

スギ36.7個/cm2、ヒノキ52.4個/cm2、その他145.9個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉3859.9個/cm2、ヒノキ花粉255.8個/cm2(飛散前の予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。

午後も晴れが続き、気温はさらに上昇して18.9℃まで上がりました(とうきょう花粉ネット)。午後からはさらに花粉が増えると思われましたが、午後1時以後は、スギ11.7個/cm2、ヒノキ23.1個/cm2、その他50.6個/cm2でした。勢いは変わりませんでした。
今日1日では、スギ、ヒノキを合わせると89.1個/cm2となり外出された方には、やや厳しい一日となりました。

その他の花粉が大変多く、鏡検時に目立ちますし、カウントが大変です。例年ですと、その他の花粉が目立つのは4月上旬からですが、本年はかなり早いと言えます。来週は気温が上がると予報されていますので、さらに多くの種類の花粉が飛散すると思われます。

スギ花粉

ヒノキ花粉

ハンノキ花粉?

白樺花粉

不明

不明


2018年3月25日 花粉情報1

本日は久しぶりに快晴でした。気温も上昇して午前11時には16.9℃を記録した(とうきょう花粉ネット)様です。花粉も都心は「非常に多い」でしたが、城南地区は「極めて多い」との表 記でした(とうきょう花粉ネット)。

桜も開花して本日はお花見日和です。花粉症は、飛散花粉が多い 時に外出すると吸入される花粉が多くなり症状が強くなります。つまり、多くの花粉が飛散している ときは、短時間の外出でも、吸入される花粉が多くなります。「吸入防止に努めてほしい」と願ってこ の情報を提供しています。

昨日午後11時から本日午後1時までに観測された花粉数は、 スギ25.0個/cm2、ヒノキ29.3個/cm2、その他95.1個/cm2でした。飛散花粉の多くはスギ、ヒノキ 以外の花粉ですが、スギとヒノキを合わせますと「極めて多い」レベルです。油断はできません。


2018年3月24日 花粉情報

スギ19.1個/cm2、ヒノキ28.1個/cm2、その他51.5個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉3823.2個/cm2、ヒノキ花粉203.4個/cm2(飛散前の予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。

5日振りに雨の降らない1日でした。気温も上がり、再びスギ花粉が心配される週末ですが、はなこさんもとうきょう花粉ネットも、本日の都心は比較的穏やかと報じています。多摩地区は極めて多くの花粉が記録されました。これらは、スギ、ヒノキ以外の花粉でしょうか?
当地では、最も多く観測されたのは、その他の花粉でした。また、本日はスギよりヒノキの方が多く観測されました。

さて、当地の過去の記録を紐解きますとヒノキが大量に飛散したシーズンは、飛散のピークの時期が早期で、3月末か4月上旬にピークが見られます。今後、ヒノキが多く飛散する可能性があります。もう暫く油断しない方が良いと思われます。


2018年3月23日 花粉情報

スギ23.1個/cm2、ヒノキ30.9個/cm2、その他118.8個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉3804.1個/cm2、ヒノキ花粉175.3個/cm2(飛散前の予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。

午前中は曇り空でしたが、昼前から晴れてきました。午前中は多摩を中心に花粉の飛散が始まっている様子でした。午後になると都心も多くの飛散が認められています(とうきょう花粉ネット)。静岡、神奈川、奥多摩、埼玉で多くの飛散が見られました(はなこさん)ので、当地も午後は多くの花粉が飛散すると思われました。しかし、とうきょう花粉ネットによれば、大量の飛散はなかった様です。夜9時過ぎから雨が降り出しました。

本日観測された花粉の大半は、その他の花粉で、スギ、ヒノキの大量飛散はありませんでした。来院した患者さんの多くが症状は軽くなっていました。ヒノキ花粉が比較的多く認められ、次第に本格化していることが伺われました。


2018年3月22日 花粉情報2

スギ12.3個/cm2、ヒノキ2.5個/cm2、その他16.7個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉3781.0個/cm2、ヒノキ花粉144.4個/cm2(飛散前の予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。

本日は午後も曇りので、予想に反して、スギ、ヒノキ共に少ない飛散でした。21〜22日はヒノキよりスギの方が多く観測されました。「雨上がりは花粉が飛散する」と思われましたが、両者ともに大飛散にはなりませんでした。

スギ花粉は、今シーズン予想された4500個/cm2の84%に当たる3781個/cm2が、現在までに飛散しましたので、今後は徐々に飛散数が減少すると考えられます。


2018年3月22日 花粉情報1

雨は朝7時には止みました。次第に気温も上昇しています。午後は晴れてさらに気温が上昇するとの予報でしたので、本日は正午にプレパラートの交換をしました。

本日の正午までの飛散数は、スギ0.3個/cm2、ヒノキ0.0個/cm2、その他0.0個/cm2でした。午後は晴れて気温が上がると予想されますので、数時間後には多くの花粉が飛散すると思われます。注意してください。

このところヒノキ花粉の飛散が増えていますが、ヒノキというと最盛期は4月と考えられています。しかし、当地では必ずしも4月ではなく、過去29年間でも6年(2015年, 2013年, 2007年, 2002年, 1998年, 1990年)は、3月の方が4月より多く飛散しています。
スギは3月より4月の方が多く飛散したことはなく、4月に1000個/cm2を超えて飛散したことも過去2年(2005年年, 1995年年)しかありません。


2018年3月21日 花粉情報

スギ17.9個/cm2、ヒノキ11.7個/cm2、その他21.6個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉3768.7個/cm2、ヒノキ花粉141.9個/cm2(飛散前の予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。

深夜(午前0時〜6時)は雨が止んでいたようですが、その後雨となり都内では雪が降ったようです(とうきょう花粉ネット)。当地では、ほぼ雨で一時くもりとなりました。とうきょう花粉ネットの記録では、午前中は花粉が記録されていましたが、雨の降り始めから花粉はほぼ0個を記録しています。10mmを超える雨が降ると飛散花粉数は0個となると言われています。都心より早くに、発生源である山間部に雨が降ったようです。

本日の花粉ですが、雨が止んでいた僅かな時間にスギ、ヒノキ、その他の花粉が飛散したようです。本日はヒノキよりスギの方が多く見られました。今後、晴れればまだ多くの飛散があると考えられますので、油断は禁物の様です。東京の桜の開花は3月17日でした。平年より9日早いそうです。ヒノキの飛散も昨年より2週間早い飛散開始でした。ここまで飛散数も昨年より大幅に多くなりそうな状況にあります。

測定年別のヒノキ花粉飛散状況

ヒノキ花粉


2018年3月20日 花粉情報

スギ7.1個/cm2、ヒノキ23.8個/cm2、その他86.1個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉3750.8個/cm2、ヒノキ花粉130.2個/cm2(飛散前の予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。

昨夜から降り続いた雨は午後4時過ぎに止みました。弱い雨でしたので昼過ぎから花粉は観測され(とうきょう花粉ネット)、午後4時以後は徐々に増加する傾向が認められました。

本日もスギとヒノキの花粉の飛散数は逆転していました。急激な気温の変化があり、本日は鼻づまりを訴える患者さんが目立ちました。明日はさらに気温が下がると予想されていますので、皆様の体調管理に万全を期して下さい。


2018年3月19日 花粉情報2

スギ27.4個/cm2、ヒノキ43.5個/cm2、その他109.6個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花3743.7個/cm2、ヒノキ花粉106.4個/cm2(飛散前の予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。

曇り空はその後も続き、予報された雨は午後8時過ぎから降り出しました。その結果、午後1時半 からのプレパラートも一部を除いて、雨の影響はありませんでした。
1時半から午後11時まではス ギ4.0個/cm2、ヒノキ7.7個/cm2、その他30.6個/cm2でした。やはり、ヒノキが多く、その他の花 粉は様々な花粉が観測されました。

雨はしばらく続くと報されています。雨が続くと花粉飛散も若 干様子が変わりそうです。


2018年3月19日 花粉情報1

本日は、とうきょう花粉ネットも、はなこさんも、都心の飛散花粉は昨日よりも多いことを示していました。

本日は、午後から「雨が降る」との天気予報でしたので、診療開始前の午後1時半にプレパラートの交換と観測をしました。
昨夜午後11時から本日午後1時半までに観測された落下花粉は、スギ23.4個/cm2、ヒノキ35.8個/cm2、その他79.0個/cm2でした。早くもスギとヒノキの花粉数が逆転し、ヒノキ花粉の増加が目立ちました。その他の花粉も様々な花粉が観測されました。


2018年3月18日 花粉情報

スギ29.9個/cm2、ヒノキ12.7個/cm2、その他36.4個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉3716.3個/cm2、ヒノキ花粉62.9個/cm2(飛散前の予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。

本年1月23日に、1〜2月の降雪量と当該年の当地のスギ花粉飛散総数の過去のデータ「降雪量が10cmを超えると飛散数が少ない傾向がある」をお示ししました。2001年のみ例外で4877個/cm2でした。今シーズンは2度目の例外となりました。

本日は、とうきょう花粉ネットもはなこさんも、都心の飛散花粉は昨日よりも少ないことを示していました。1日曇り空が続きましたが、雨は降りませんでした。午後から気温が上昇して、南風が吹いたにもかかわらず、スギ花粉は29.9個/cm2でした。ヒノキ花粉を合わせても42.6個/cm2に止まりました。花粉症の皆さんには、これまでより久しぶりに穏やかな週末となったと思われます。

今後はスギの花粉数の減少とヒノキの花粉数の増加が起こり、4月になるとヒノキ花粉数が多くなり逆転します。


2018年3月17日 花粉情報

スギ150.6個/cm2、ヒノキ8.3個/cm2、その他70.7個/cm2でした。

1月1日からの累積飛散数は、スギ花粉3686.4個/cm2、ヒノキ花粉50.2個/cm2です。

昨日は雨が降りましたが、本日は朝から良く晴れました。明日も晴れの予報です。週末はスギ花粉に要注意です。今シーズンは、週末毎に大量の飛散が認められました。3〜4日(534.3個/cm2)、10〜11日(475.6個/cm2)、このように2週続けて超大飛散でした。10〜15日は、6日連続で200個/cm2を超えました。
参考のため、昨年は3月7日が最大飛散日で飛散数158.6個/cm2でした。また、200個/cm2を超えた日はありませんでした。

シーズン前に、「今シーズンは少ない」と言った報道もありましたが、今シーズンはすでに厳しい状況です。もう暫く吸入防止に努めて下さい。

本日ですが、深夜から午前中にかけて北風が吹き、冷え込みました。午後は南南東の風に変わり気温も上昇しました。花粉は深夜から午前中にかけて多く飛散しましたが、午後は少数しか飛散しませんでした(とうきょう花粉ネット)。午前中は北関東、午後は多摩が発生源であったようです(はなこさん)。当地では、シーズン初めは南風の時飛散が多いのですが、最盛期をすぎると発生源が変わるため、風向に関わらなくなります。

本日、東京の桜の開花が宣言されました。昨年より4日早いそうです。桜が開花する頃から多くの植物が花粉を飛散させ、スギ、ヒノキ花粉の観測時に鏡検像を賑わせます。検者としては、その他の花粉が大量に観測されますので、今後は観測に大変時間がかかります。


2018年3月16日 花粉情報2

スギ28.7個/cm2、ヒノキ9.8個/cm2、その他39.5個/cm2でした。

1月1日からの累積飛散数は、スギ花粉3535.8個/cm2、ヒノキ花粉41.9個/cm2です。

本日、午前中は関東北部では多くの飛散を認めたものの、南部では雨が降り、ほとんど飛散しませんでした。雨は本格化することなく、多摩や都心でも飛散するようになりました(とうきょう花粉ネット、はなこさん)。その後、弱い雨が降ったり止んだりの状態でほぼ1日続きました。

午前8時から午後11時までの飛散数は、スギ20.1個/cm2、ヒノキ1.2個/cm2、その他14.5個/cm2でした。1日合計するとスギ28.7個/cm2、ヒノキ9.8個/cm2、その他39.5個/cm2でした。

ここ数日、ヒノキ花粉が徐々に徐々に増えています。ヒノキの時期に毎年症状の出る方は、要注意です。


2018年3月16日 花粉情報1

3月14、15日は急激に気温が上がり、両日とも極めて多くのスギ花粉が飛散しました。

気温の上昇と共にスギ、ヒノキ以外の花粉も急増しました。判別がつかない花粉も数多く認められました。

本日は、天気が変わりやすい1日となると予報されていましたので、雨が降り出す直前の午前8時にプレパラートの交換を行いました。昨日の午後11時から本日の午前8時までの飛散花粉は、スギ8.6個/cm2、ヒノキ8.6個/cm2、その他25.0個/cm2でした。花粉症の方には、中休みになりそうです。また、ヒノキ花粉の飛散が本格的になりそうです。

 

判別のつかない花粉

 


2018年3月15日 花粉情報

スギ298.8個/cm2、ヒノキ6.5個/cm2、その他97.2個/cm2でした。

1月1日からの累積飛散数は、スギ花粉3507.1個/cm2、ヒノキ花粉32.1個/cm2です。

スギ花粉の飛散が最盛期を迎えていています。昨夜は、フジテレビの取材を受けました。このところ取材が続いていますが、花粉症の方が増えて社会的に注目されるようになったためと考えられます。

本日は、スギ花粉約300個/cm2飛散し、2日連続して多くの飛散が続いています。外来はいつになく大混雑、今シーズン最も遅い診療終了となりました。


2018年3月14日 花粉情報

スギ297.5個/cm2、ヒノキ3.1個/cm2、その他22.5個/cm2でした。

1月1日からの累積飛散数は、スギ花粉3208.3個/cm2、ヒノキ花粉25.6個/cm2です。

連日多くのスギ花粉が飛散して、花粉症の方には辛い日々が続いています。シーズン前の今シーズンの飛散量の予測は、「最近10年の平均値位、昨シーズンの2倍」でした。この予測値を当地に当てはめますと、「当地のスギ花粉の最近10年の平均値は3737個/cm2、昨年の2倍は4542個/cm2となりますので、予測される当地の飛散総数は3700から4500個/cm2」となります。

当地では、昨日までに最大予測値の69.9%が飛散したことになります。そろそろピークを越えると思われます。花粉症の方も、医療関係者の方も、もう暫くの辛抱ですので、頑張って対応して下さい。

本日、NHKニュースウォッチ9の取材を受けました。そのため、午後1時にプレパラートの交換をしました。

昨日の午前11時から本日午後1時までの観測数は、スギ194.1個/cm2、ヒノキ1.9個/cm2、その他13.9個/cm2でした。気温が急上昇しましたので、その他、すなわちスギ花粉以外の花粉の飛散が多くなっています。

午後1時から午後11時までの花粉数はスギ103.4個/cm2、ヒノキ1.2個/cm2、その他8.6個/cm2でした。結果、本日はスギ297.5個/cm2、ヒノキ3.1個/cm2、その他22.5個/cm2となります。


2018年3月13日 花粉情報

スギ234.0個/cm2、ヒノキ1.2個/cm2、その他6.5個/cm2でした。

1月1日からの累積飛散数は、スギ花粉3144.8個/cm2、ヒノキ花粉22.5個/cm2です。

本日もよく晴れて気温が上がりました。都内は早朝から飛散が増えて、朝には全域が極めて多くの飛散を認めています(とうきょう花粉ネット)。関東でも昨日より広範な地域で飛散が認められます(はなこさん)。3桁の飛散数が続いています。

症状の悪化を訴える患者さんが絶えません。それでも減感作療法が維持量に達している患者さんは、比較的軽症で減感作に抗アレルギー薬を併用すれば、日常生活に困らないようです。


2018年3月12日 花粉情報2

スギ301.3個/cm2、ヒノキ1.5個/cm2、その他12.4個/cm2でした。

1月1日からの累積飛散数は、スギ花粉2676.8個/cm2、ヒノキ花粉21.3個/cm2です。

本日、午後2時から11時までの飛散数はスギ66.4個/cm2、ヒノキ0.0個/cm2、その他4.4個/cm2でした。予想していたよりも少数でした。それでも、総数は、スギ301.3個/cm2となり、今シーズン3番目の大量飛散でした。そのため、本日は今シーズン一番辛いと訴えて来院された患者さんが少なくありませんでした。

今週は晴れが続くと予想されていますので、多くの飛散がもうしばらく続きそうです。


2018年3月12日 花粉情報1

本日、午後2時までの飛散数はスギ234.9個/cm2、ヒノキ1.5個/cm2、その他8.0個/cm2でした。

週末は、2日連続でスギ花粉が200個/cm2を超える飛散でした。本日は未明から晴れて日中は気温も午前中から10℃を超えました。都内はほぼ全域で超のつく大飛散の様相を呈しています(とうきょう花粉ネット)。発生源は昨日と同じ様子です(はなこさん)。

外出は短時間にとどめ、マスクを忘れずに着用して下さい。


2018年3月11日 花粉情報

スギ269.1個/cm2、ヒノキ0.3個/cm2、その他8.3個/cm2でした。

1月1日からの累積飛散数は、スギ花粉2375.5個/cm2、ヒノキ花粉19.8個/cm2です。
昨年1シーズンのスギ花粉の飛散数は、2270.8個/cm2でしたので、本日で昨年の飛散数を超えました。

昨日は午後から爆発的な大飛散となりました。その後、深夜も飛散が続き、本日はさらに多くのスギ花粉が飛散すると予想されました。とうきょう花粉ネットによりますと、深夜から早朝にかけて超大飛散でした。日中は気温が上がり、都心で16.1℃まで上がったそうです。その他の花粉は、ハンノキ、白樺でした。

 

スギ花粉とハンノキ花粉

スギ花粉と白樺花粉