日: 2018年3月5日

2018年3月5日 花粉情報2

スギ27.8個/cm2、ヒノキ0.3個/cm2、その他0.3個/cm2でした。

1月1日からの累積飛散数は、スギ花粉1305.2個/cm2、ヒノキ花粉17.1個/cm2です。

昨日(4日)は、晴れ、平均湿度63%、最小湿度45%で、平均風速3.7m/sの南風が吹きました。スギ花粉が飛散するのによい気象条件となったため、多くの花粉が飛びました。昭和59年から観測史上最大飛散を記録したのは、2005年(平成17年)3月18 日で、1631.8個/cm2でした。この日の計測は、気が遠くなるような思いでした。

本日、午前11時にプレパラートを交換した直後に雨が降り始め、午後1時過ぎから本格的な雨となりました。午前11時以後の観測数は、スギ4.9個/cm2、ヒノキ0.0個/cm2、その他0.0個/cm2と予想通りの少ない飛散となりました。

初診の方には、今シーズンの花粉症の症状がひどく、これほどひどいのは初めてという方が少なくありませんでした。本日来院したスギ花粉症の多くの方々が、昨日は強い症状でしたが、本日は軽快している方が大変多く見られました。雨はしばらく続くと予報されていますので、お困りの方も改善すると考えられます。


2018年3月5日 花粉情報1

本日も深夜から花粉の飛散が続いている様子でした。天気予報では、「雨が降る」との予報でしたので、小雨が降り出した午前11時にプレパラートの交換を行いました。

その理由は雨が降ると

・本格的な雨(大体10mm以上)が降ると落下する花粉が0個/cm2となる

・風雨によってプレパラート上のワセリンが剥がされる

・スギ花粉が雨で破裂する

・雨で濡れたプレパラート上のワセリンは水の上に浮いていることが多く、染色液がスライドグラスとワセリンの間に入って、鏡検しにくい。

などの理由によります。

本日の当地の昨夜11時から午前11時の飛散数はスギ22.8個/cm2、ヒノキ0.3個/cm2、その他0.3個/cm2でした。予想以上に少ない飛散でした。