月別: 2018年4月

2018年4月30日 花粉情報

スギ0.0個/cm2、ヒノキ0.6個/cm2、その他23.5個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉4162.0個/cm2、ヒノキ花粉3895.4個/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。本日も晴れて気温が上がり、昨日と同じ24.9℃まで上がりました(とうきょう花粉ネット:千代田)。

スギ花粉は本日も観測されず、終了は4月26日で決定です。
飛散数は4162.0個/cm2でした。

4月の特徴はヒノキとその他の花粉が極めて多い事でした。
シーズン(2月1日〜4月30日)飛散数の変遷とスギに対するヒノキの比率も極めて特異的でした。
「スギ花粉の飛散が終わり、残すはヒノキのみとなりました。」例年ならば、この解説で問題がないと思いますが、「今シーズンはヒノキの大豊作、その他の花粉の超大飛散」などこれまで経験したことのないシーズンでした。

シーズン前の予想はスギについては見事に当たったと言えます。しかし、ヒノキの大量飛散で3月下旬から4月上旬にかけて強い症状に見舞われた方、4月半ばを過ぎても症状が軽快しなかった方が少なくありませんでした。その原因として、「ヒノキの大豊作、その他の花粉の超大飛散」が考えられます。特にその他の花粉は、これまでそれぞれがごく少ないため、問題としませんでした。
ところが今シーズンは、総計8694.6個/cm2にも達しました。

その他の花粉は、カバノキ科(1〜3月)、ブナ科(4月)、ニレ科(4月)、オニグルミ(4月上旬)、イチョウ(4月中旬)、マツ科(4月下旬)などです。
当地ではスギ、ヒノキほどの大量に観測されないため、これまではその他として集計してきました。今後、本年と同じ傾向が続くならそれぞれ分類して観測する必要があるかも知れません。ただし、観測に要する手間は数倍に達し私個人では困難な仕事量となります。

測定年別の4月の花粉数

測定年月別のその他の花粉数

測定年別のシーズン中の花粉飛散数


2018年4月29日 花粉情報

スギ0.0個/cm2、ヒノキ1.9個/cm2、その他0.0個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉4162.0個/cm2、ヒノキ花粉3894.8個/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。1日晴れが続き、気温も24.9℃まで上がりました(とうきょう花粉ネット:千代田)。

スギ花粉は本日も0個/cm2でしたので、4月26日が飛散終了日となりました
年度毎の終了日と比較しますと、ごく平均的な終了でした。ヒノキ花粉は本日も1.9個/cm2観測されており、もうしばらく先になります。

花粉の飛散もそろそろ終了ですが、今シーズンのまとめは、まとまり次第情報としてお送り致します。今後のお役に立てて下さい。

測定年別のスギ花粉飛散終了日と最大飛散日、極めて多い日数


2018年4月28日 花粉情報

スギ0.0個/cm2、ヒノキ1.2個/cm2、その他76.9個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉4162.0個/cm2、ヒノキ花粉3892.9個/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。

本日は気温が上がり、都心では25℃を超えました(とうきょう花粉ネット:千代田)。スギ花粉は本日も観測されず、ヒノキ花粉も1.2個/cm2でした。

当地ではシーズンの終了が近いといえます。スギは明日飛散0個ならば、26日が飛散終了日になります。


2018年4月27日 花粉情報

スギ0.0個/cm2、ヒノキ0.0個/cm2、その他45.7個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉4162.0個/cm2、ヒノキ花粉3891.7個/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。

本日はスギ、ヒノキ共に0個/cm2でした。4月18日以来の両者0個/cm2でした。4月18日は雨が降りましたので、雨が降らない日では、2月13日以来です。次第に花粉数が減少しています。

連休中は、当地より北方あるいは標高の高いところに行く場合はまだ注意が必要ですが、都心で過ごすのであれば症状は軽くて済みそうです。


2018年4月26日 花粉情報

スギ0.9/cm2、ヒノキ5.6/cm2、その他126.5/cm2でした。

11日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉4162.0/cm2、ヒノキ花粉3891.7/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500/cm2)です。

本日は一日晴れました。4日振りの晴れです。スギ、ヒノキ花粉共に近頃減少傾向にあり、本日来 院した患者様は軽症の方が大半でしたが、重症の方も数名おられました。衣替えを契機に悪化した方(ハウスダストアレルギーを合併)。急性鼻咽頭炎の方、乾燥に依って喉頭炎を来たして嗄声を発症した方などでした。

本日スギ花粉は、0.9/cm2観測され飛散終了は、まだ先になりました。昭和63年以後で、最も遅いスギ花粉の飛散終了は、2005年の55日でした。ヒノキ花粉は同年の518日でした。


2018年4月25日 花粉情報

スギ0.0/cm2、ヒノキ0.3/cm2、その他9.9/cm2でした。

11日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉4161.1/cm2、ヒノキ花粉3886.1/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500/cm2)です。

昨夜一時上がった雨は、午前2時過ぎから再び降り出し本日降り続きました。都心の雨量は、午10時までに26.4mm(とうきょう花粉ネット:千代田)に達しており、10mmを超えていますので、本日日中の花粉は飛散しないと考えられましたこの雨は、昼過ぎ(午後2時:62.5mm)には予報通り上がりましたので、本日も午後1時にプレパラートの交換をしました。午後1時以後は午後8過ぎに0.4mmを記録しましたがそれ以外はほぼ雨は降らなかったようです(とうきょう花粉ネット:千代田)。

昨日午後11時から本日午後1時までは、スギ0.0/cm2、ヒノキ0.3/cm2、その他7.7/cm2でした。
午後
1時以後は、スギ0.0/cm2、ヒノキ0.0/cm2、その他2.2/cm2したので、スギ、ヒノキ花粉は、ヒノキ0.3/cm2でした。


2018年4月24日 花粉情報

スギ0.0個/cm2、ヒノキ0.9個/cm2、その他43.0個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉4161.1個/cm2、ヒノキ花粉3885.8個/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。

午後2時過ぎから雨が降り出しました。予報では明日朝まで降るとされていましたが、雨は午後9時過ぎに上がりました。本日昼12時半から午後11時までに観測された花粉は、スギ0.0個/cm2、ヒノキ0.6個/cm2、その他32.5個/cm2でした。


2018年4月24日 花粉情報1

昨日からの曇り空が続き、気温も低いままの午前中でした。午後から雨の予報でした。

飛散終了が近いので、本日は午後12時半にプレパラートを交換しました。

昨日午後11時から 本日午後12時半までの観測された花粉は、スギ0.0/cm2、ヒノキ0.3/cm2、その他10.5 /cm2でした。少ないことは確かですが、ヒノキ花粉の飛散は続きそうです。


2018年4月23日 花粉情報

スギ0.9/cm2、ヒノキ2.8/cm2、その他94.1/cm2でした。

11日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉4161.1/cm2、ヒノキ花粉3884.9/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500/cm2)です。

本日は、朝から1日中曇り空、気温も大幅に下がりました(平年並み)。患者様の症状も大半の方が軽快しました。しかし、スギ花粉が0.9/cm2観測されたため、飛散終了とはなりませんた。明日は雨が降る可能性があり、スギ、ヒノキともに飛散終了はしばらく先になりそうです


2018年4月22日 花粉情報

スギ0.0個/cm2、ヒノキ5.2個/cm2、その他160.2個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉4160.2個/cm2、ヒノキ花粉3882.1個/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。

本日も晴れ、気温が上がり、今年一番の暑さとなり、「夏日」を記録しました。
ほぼ一日南寄りの風が吹きました。この風向であれば、3月ならば多くの花粉が観測されるケースです。しかし、スギ花粉は0.0個/cm2、ヒノキ花粉も5.2個/cm2でした。

そろそろ飛散終了が気になるところです。東京都花粉症対策検討委員会の規定によりますと、花粉の飛散終息日とは、「飛散終了時期に、花粉の数が0個だった日が3日間続いた最初の日の前日」と規定されています


2018年4月21日 花粉情報

スギ0.0個/cm2、ヒノキ6.5個/cm2、その他168.5個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉4160.2個/cm2、ヒノキ花粉3876.9個/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。

本日も晴天が続き、一日南寄りの風が吹き、気温が急上昇して本日も25℃を超えました(とうきょう花粉ネット:千代田)。昨日は、少数ですがヒノキ花粉の飛散が認められました。しかし、患者さんの症状は軽快する傾向が見られました。
本日もスギ花粉は0.0個/cm2でした。ヒノキ花粉が6.5個/cm2で減少傾向がありました。飛散終了が近いと思われます。

さて、シーズンが終わると患者さんは症状が軽快して安堵されると思います。
花粉症の唯一の根本治療である免疫療法は、これから始めた方は来年のシーズンに効果を目指す治療です。真夏や真冬は通院も大変ですが、来春を目指して今から頑張って欲しいと思います。


2018年4月20日 花粉情報

スギ1.9個/cm2、ヒノキ9.9個/cm2、その他151.9個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉4160.2個/cm2、ヒノキ花粉3870.4個/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。

昨日から晴天が続いていて、気温が急上昇しました。正午には25℃を超えました(とうきょう花粉ネット:千代田)。午後も晴れが続きました。ピーク時ならば、多くの飛散がある天気でしたが、スギ、ヒノキ共に少なく、本日来院された花粉症患者さんは、多くの方が軽くなっていました。

当地では、今シーズン本日までに、スギとヒノキを合わせて8030.6個/cm2の花粉が観測されています。昭和59年以来3番目に多く、ヒノキ花粉の3870.4個/cm2は記録的大飛散です。


2018年4月19日 花粉情報

スギ0.0個/cm2、ヒノキ3.1個/cm2、その他33.0個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉4158.3個/cm2、ヒノキ花粉3860.5個/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。

本日は朝から晴れて日中は気温も上がりました(とうきょう花粉ネット:千代田:21.7℃)。午後はやや風もあり、本日のプレパラートは汚れが目立ちました。
スギ花粉は観測されず、ヒノキ花粉は3.1個/cm2でした。いずれも減少傾向にあります。

本日は、何人かの患者さんが目のかゆみ、あるいは鼻づまりや鼻水を訴えられましたが、いずれの患者さんも単独の症状で、原因は気候の変化、冷暖房の影響など、花粉以外の原因ではないかと考えられました。


2018年4月18日 花粉情報2

スギ0.0個/cm2、ヒノキ0.0個/cm2、その他12.6個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉4158.3個/cm2、ヒノキ花粉3857.4個/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。

午後12時30分後雨は降りませんでしたが、晴れたり曇ったりの天気でした。午後12時30分以後はその他の花粉が11.7個/cm2観測されたのみで、2月23日以来のスギ、ヒノキ花粉が共に0個/cm2でした。その他の花粉の多くはブナ科の花粉でした。

本日来院した花粉症患者さんの症状も次第に軽症化している印象でした。


2018年4月18日 花粉情報1

昨日からの雨が昼過ぎには上がり、当地では日差しが出てきました。飛散終了が近いので、本日も午後12時30分にプレパラートを交換しました。

昨日午後11時から本日午後1230分までの観測では、スギ0.0/cm2、ヒノキ0.0 /cm2、その他0.9/cm2でした。

観測された花粉は全視野に3個で、抗原となる可能性がある花粉は、ブナ科の1個だけでした。

ブナ科の花粉


2018年4月17日 花粉情報2

スギ0.6個/cm2、ヒノキ4.1個/cm2、その他56.2個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉4158.3個/cm2、ヒノキ花粉3857.4個/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。

夕方5時過ぎから雨になりましたが、風もなく小雨続きであったため、プレパラート上に水滴はほとんどありませんでした。
本日午前11時から午後11時までの観測では、スギ0.0個/cm2、ヒノキ2.2個/cm2、その他28.1個/cm2でした。

本日来院された花粉症の方は、症状が軽くなってきた方と1週間ほど前から悪化した方が入り混じっていました。悪化した方は、花粉以外の要因によって(例えば、感染、気象の変化など)悪化した方も少なくないと考えられます。


2018年4月17日 花粉情報1

朝から重い曇り空が続きました。午後から雨の予報でしたので、午前11時にプレパラートの交換をしました。
昨日午後11時から本日午前11時までの観測では、スギ0.6個/cm2、ヒノキ1.9個/cm2、その他28.1個/cm2でした。

スギ、ヒノキ花粉は減少傾向にありますが、急な気温の低下が症状に影響する可能性があります。体調管理をしてください。


2018年4月16日 花粉情報

スギ0.0個/cm2、ヒノキ11.7個/cm2、その他72.8個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉4157.7個/cm2、ヒノキ花粉3853.3個/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。

本日はほぼ晴れた1日でした。最盛期ならば多くのスギ花粉が観測されるような天気でしたが、スギは観測されず、ヒノキ花粉が11.7個/cm2観測されました。

飛散終了までもうしばらく観測が必要と思われますが、終了が近いことは感じられます。スギに対するヒノキの比率は、本日までで92.7%にも達しています。過去にこれほどのヒノキ花粉が観測されたことはありません。当地での過去最大が2014年の53.4%であったことから考察すると今シーズンはこれまでと異なる要因が働いたように感じます。


2018年4月15日 花粉情報2

スギ0.6個/cm2、ヒノキ5.3個/cm2、その他76.1個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉4157.7個/cm2、ヒノキ花粉3841.6個/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。

午前10時以後は、晴れたり曇ったりでしたが雨は降りませんでした。午前10時以後に観測された花粉は、スギ0.6個/cm2、ヒノキ2.8個/cm2、その他62.3個/cm2でした。
スギ、ヒノキ花粉は今後徐々に少なくなっていくと思われます。当地では、HDアレルギーは特段の原因がない限り、梅雨前後に悪化しますので、今後しばらくの間、強い症状を訴える患者様が来院したら、イチョウ、カバノキ科、ブナ科、ニレ科、マツ科などの花粉症を考慮する必要がありそうです。


2018年4月15日 花粉情報1

深夜から雨になり、午前9時過ぎまで降り続いたようです(とうきょう花粉ネット:千代田)。風も強く吹いたようです(3.27.7m/s19mm)

当地は午前10時前には日差し認められましたので、午前10時にプレパラートの交換を行いました。プレパラートは全面水浸し状態で花粉の計測は困難な状態でした。

「雨上がりは花粉が飛散する」と言われております。午後11時から午前10時までは、スギ0.0/cm2、ヒノキ2.5/cm2、その他13.6/cm2でした。その他44の内20個は破裂していて判別困難でした。そのほかは、松、イチョウ、カバノキ科カバノキ科などだと思います。


2018年4月14日 花粉情報2

スギ2.2個/cm2、ヒノキ7.1個/cm2、その他51.8個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉4157.1個/cm2、ヒノキ花粉3836.3個/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。

雨はそれほど続かず、午後11時のプレパラートの交換時には、上がっていました(午後7時で0.4mm千代田:とうきょう花粉ネット)。
午後6時から11時までは、スギ0.0個/cm2、ヒノキ1.9個/cm2、その他6.2個/cm2でした。

ヒノキ花粉の飛散はもう暫く続きそうですが、多くの飛散はなさそうです。


2018年4月14日 花粉情報1

朝から曇り空が続き、午後には今にも雨になりそうな雲行きとなりました。予報でも午後から雨とされていましたので、本日は午後3時にプレパラートを交換しました。昨夜午後11時から本日午後3時までの飛散数は、スギ1.9/cm2、ヒノキ5.2/cm2、その他44.4/cm2でした。

午後6時前から強い(春の嵐になりそうとの報道がありました)とともに雨が降り出しました。プレパラートに水滴がたまると花粉の観測が難しくなりますので、本日は午後6時に再度プレパラートの交換をしました。午後3時から3時間あまりの短時間でしたが、スギ0.3個/cm2、ヒノキ0.0個/cm2、その他1.2個/cm2でした。

全ての花粉がほとんど飛散していませんので、発生源となる地域ですでに本格的な雨が降っているようです。花粉症の方がなんとか穏やかに過ごせる週末となりそうですが、今後も雨の降らない時間帯の長時間の外出は気をつけて下さいです。


2018年4月13日 花粉情報

スギ3.4個/cm2、ヒノキ41.7個/cm2、その他236.9個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉4154.9個/cm2、ヒノキ花粉3829.2個/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。

本日も晴れて穏やかな1日でした。一時やや強い風が吹き、ヒノキ花粉がやや多く飛散しました。来院された患者様の多くは、症状が軽くなっていました。一方で一部強い症状が残っている方も見受けられました。
ヒノキ花粉の飛散に地域差があるか、患者様の過敏性などに差が認められるか、ヒノキ以外の抗原が関与しているかなど検討の余地があると思われました。


2018年4月12日 花粉情報

スギ3.7個/cm2、ヒノキ19.8個/cm2、その他189.5個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉4151.5個/cm2、ヒノキ花粉3787.5個/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。

昨日の風は、「春の嵐」だったそうです。本日は、朝から穏やかに晴れましたが、気温が急上昇して、今年2回目の夏日となりました。再び、飛散花粉が多くなりましたが、来院した患者様は概ね症状が軽くなっていました。

今後、飛散終了はもうしばらく先になりそうです。本日までのスギ花粉とヒノキ花粉の総数は7939個/cm2となりました。これは、昭和59年からの観測では、3番目に多い観測数です。


2018年4月11日 花粉情報2

スギ0.3個/cm2、ヒノキ7.5個/cm2、その他83.9個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉4147.8個/cm2、ヒノキ花粉3767.7個/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。

本日は午後から晴れてやや強い風が吹きました。しかし、午前11時から午後11時までの飛散数はスギ0.0個/cm2、ヒノキ3.2個/cm2、その他28.7個/cm2でした。
スギ、ヒノキ花粉共に当地では次第に飛散数が減少しています。

本日、当院に来院した患者さんの症状も軽快する傾向が認められます。まだ、気温の低い地域(例えば北方、山の上など)は花粉が飛散していますので、もうしばらく油断しないで下さい。

クロマツとアカマツだと思います。並んでいる珍しい所見です。


2018年4月11日 花粉情報

朝から曇り空でしたが南風が吹き、一時雨が降りましたが比較的暖かな午前中でした

とうきょう花粉ネットでは、再び多くの飛散が認められています。

この花粉がスギ、ヒノキ花粉か否か検証するために、本日も午前11にプレパラートの交換をしました。午前11時までは、スギ0.3 /cm2、ヒノキ4.3/cm2、その他55.2/cm2でした。その他の花粉では、松の花粉が目立っていました。


2018年4月10日 花粉情報

スギ0.0/cm2、ヒノキ4.3/cm2、その他82.4/cm2でした。

11日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉4147.5/cm2、ヒノキ花粉3760.2/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500/cm2)です。

引き続き晴れて、気温も上がっています。花粉は都心では、飛散していないようです(とうきょう花粉ネット)。スギはここ数日一桁、ヒノキも減少傾向が見られました本日のスギ花粉は、223日以 来の飛散0/cm2でした。ヒノキ花粉も4.3/cm2322日以来の一桁でした。

花粉症の皆様は、やっと穏やかな日々が戻りそうです。もうしばらくの辛抱と思います。


2018年4月8日 花粉情報

スギ2.2個/cm2、ヒノキ26.5個/cm2、その他166.7個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉4147.5個/cm2、ヒノキ花粉3755.9個/cm2)飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。

本日は、朝から良く晴れて気温も急上昇しました。午前6時頃から南寄りの風が吹き、午後1時には19.7℃まで上がりました(とうきょう花粉ネット:千代田)。
最盛期ならば、多くの花粉が飛散する気候でしたが、スギ、ヒノキ、その他の花粉が共に減少傾向でした。

本日は、強い症状に困った患者さんが多数来院しました。これから来院する患者様は、しっかり精査して花粉症について理解を深めてもらい、来シーズンに向けて備えるべき時期が来たと思います。


2018年4月8日 花粉情報

スギ7.1/cm2、ヒノキ39.5/cm2、その他178.4/cm2でした。

11日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉4145.3/cm2、ヒノキ花粉3729.4/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500/cm2)です。

晴れのち曇りの天気でした。気温は上がらず午後1時に16.5℃(とうきょう花粉ネット:千代田)の最高気温でした。風も弱く(1〜3m/s)、体感温度はかなり低い一日でした。

本日は、昨日よりもさらに少 ないと予想されました。観測された花粉は、スギとヒノキを合わせると昨日とほぼ同じで、その他の花粉は3 割ほど減少しました。
2月末以来の穏やかな週末となったのではないでしょうか。しかし、長時間無防備に外出すれば、今後もしばらく十分症状が出ると考えられますので注意して下さい。

飛散する花粉の種類はさらに増えています。スギ、ヒノキ以外の花粉で症状が出ると抗原を特定して診断するのは、容易ではなくなります。


2018年4月7日 花粉情報

スギ2.2個/cm2、ヒノキ49.7個/cm2、その他242.0個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉4138.2個/cm2、ヒノキ花粉3689.9個/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。

深夜から予報通り雨が降り出しました。本格的(10mm以上)に雨が降ると一旦飛散は0個/cm2 となりますので、やっと花粉症の皆さんが花粉症から解放されそうでした。
しかし、雨は一時間足らずであがり、曇り空が続き、午後と夜に一時雨が降る1日でした。気温は、20.6℃(とうきょう花粉ネット:千代田)まで上がり、午後には強い風(8〜9m/s)が吹きました。

多くの花粉が観測されると予想しましたが、当地ではスギは少なく、ヒノキもやや多い程度でした。

測定年別のヒノキ花粉の最大飛散数


2018年4月6日 花粉情報2

スギ2.7個/cm2、ヒノキ31.8個/cm2、その他155.6個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉4136.0個/cm2、ヒノキ花粉3640.2個/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。

その後も曇り空が続き、気温は22.1℃まで上がりました。しかし、花粉の飛散は多くならず、穏やかな1日になりました。とはいえ、患者さんの症状は昨日までの極めて多くの飛散による強い症状に見舞われましたので、次々に苦痛を訴えていました。正午以後の飛散数はスギ1.2個/cm2、ヒノキ13.6個/cm2、その他78.4個/cm2でした。

今後、再び多くなることも考えられるので、もうしばらく警戒が必要と思われます。