2023年4月9日-3 花粉情報
本日は、5日振りに1日晴天が続きました。未明から朝の気温はやや低く(7.0〜8.0℃)北寄りの風が吹き、日中も午後2時の16.0℃が最高でした。一方、日中大気の乾燥が進み、午後2時には26%をきろくしました。
本日は、5日振りに1日晴天が続きました。未明から朝の気温はやや低く(7.0〜8.0℃)北寄りの風が吹き、日中も午後2時の16.0℃が最高でした。一方、日中大気の乾燥が進み、午後2時には26%をきろくしました。
観測結果(個/cm2/日: 2023年
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
4/09 | 11.1 | 27.2 | 69.1 | ―― |
4月計 | 78.1 | 331.9 | 817.4 | ―― |
1〜4月計 | 6614.4 | 1103.7 | 1981.8 |
8日の測定結果、スギ花粉11.1個/cm2、ヒノキ花粉27.2個/cm2、その他の花粉69.1個/cm2でした。スギ花粉の飛散は、減少していて、終わりが近いようでしたが、8日はに二桁でした。また、4月はスギ、ヒノキ以外の花粉が多く、シラカンバが17.0個/cm2、ハンノキが1.2個/m2、オオバヤシャブシが0.0個/cm2、カバノキ科花粉の合計は18.2個/cm2となり、ヒノキ花粉に近い飛散数を記録しています。コナラが4.9個/cm2、クヌギが6.8個/cm2、クリが1.2個/cm2、ブナ目は計12.9個/cm2、イチョウは4.0個/cm2、クロマツ、アカマツ、ツガのマツ科の合計は6.5個/cm2、ソメイヨシノは0.9個/cm2でした。これまで稀でしたが、本日ヤマモモが1.5個/cm2、アカザは本日0.0個/cm2、ヒメカンスゲが1.2個/cm2、エゴノキが6.5個/cm2でした。
4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くの花粉が観測されます。
気温の上昇と共に、様々な花粉が飛散しています。当地は都心で周辺に見られる植物は、決して多くありません。ところが想像以上に多彩な花粉が飛来します。ヒノキ科(スギ、ヒノキ)、カバノキ科(ハンノキ、シラカンバ、オオバヤシャブシ)、ブナ目(ブナ、コナラ、クヌギ、クリ、シラカシ、クルミ、ヤマモモ)、マツ科(クロマツ、アカマツ、ツガ)、イチョウ科(イチョウ)、バラ科(ソメイヨシノ)、エゴノキ科(エゴノキ)、カヤツリグサ科(ヒメカンスゲ)などが、観測されます。
昨夜の雨は本日未明には止み、未明から昼前まで晴れたり曇ったりの天気がつづきました。気温は15.0℃以上あって、思い曇り空があるかとおもえば、時折晴れ間が見えるという変わり易い天気が続きました。昼過ぎには気温が20.0℃に達しましたが、夕方から夜にかけて急激に気温が下がり、午後は肌寒い1日でした。
観測結果(個/cm2/日: 2023年
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
4/08 | 16.0 | 44.8 | 108.3 | ―― |
4月計 | 67.0 | 304.7 | 748.3 | ―― |
1〜4月計 | 6603.3 | 1076.0 | 1912.7 |
7日の測定結果、スギ花粉16.0個/cm2、ヒノキ花粉44.8個/cm2、その他の花粉108.3個/cm2でした。スギ花粉の飛散は、減少していて、終わりが近いようでしたが、7日は6日振りに二桁でした。また、4月はスギ、ヒノキ以外の花粉が多く、カバノキ科のシラカンバが29.0個/cm2、ハンノキが7.1個/m2、オオバヤシャブシが0.0個/cm2、カバノキ科花粉の合計は39.2個/cm2となり、ヒノキ花粉に近い飛散数をきろくしています。ブナ科のコナラが7.1個/cm2、クヌギが5.2個/cm2、クリが3.7個/cm2、計16.0個/cm2、イチョウ科イチョウが4.0個/cm2、マツ科(クロマツ、アカマツ、ツガ)が14.5個/cm2、バラ科サクラ属のソメイヨシノは5.6個/cm2でした。これまで稀でしたが、本日ヤマモモが3.1個/cm2、アカザが0.6個/cm2観測されました。
4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くの花粉が観測されます。
昨年4月と比較すると今年の4月は明らかに気温が高く、飛来する花粉の種類、飛散数が大きく異なります。4月に突然発症した患者さんはその抗原がスギ、ヒノキ以外の花粉の可能性がありそうです。担当医、患者の皆さん是非ご注意ください。
未明から昼前まで曇り、明け方に一時小雨が降ったようです。南寄りの風が吹き、気温が昨日にも増して、終日高く(17.5〜20.0℃)、夕方から雨が降り続き、かつ夜になっても南風が吹き、18.0℃以上ありました。
観測結果(個/cm2/日: 2023年
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
4/07 | 0.0 | 2.5 | 11.7 | ―― |
4月計 | 51.0 | 259.9 | 640.0 | ―― |
1〜4月計 | 6587.3 | 1031.2 | 1804.4 |
6日の測定結果、落下法では、2月15日以来のスギ花粉0.0個/cm2でした。ヒノキ花粉2.5個/cm2、その他の花粉11.7個/cm2でした。スギ花粉の飛散は、減少していて、終わりが近いようです。22日にスギとヒノキが逆転しました。今後は、ヒノキ花粉に対する注意が必要です。4月はスギ、ヒノキ以外の花粉が多く、カバノキ科のシラカンバが1.9個/cm2、ハンノキが0.6個/m2、オオバヤシャブシが0.0個/cm2、ブナ科のコナラが0.6個/cm2、クヌギが1.2個/cm2、クリが0.9個/cm2、イチョウ科イチョウが0.0個/cm2、マツ科(クロマツ、アカマツ)が1.5個/cm2、バラ科サクラ属のソメイヨシノは0.6個/cm2でした。稀なところでは、ケヤキ、ヤマモモ、アカザが0.3個/cm2観測されました。
4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くの花粉が観測されます。
昨年の4月7日は、スギ花粉は64.5個/cm2、ヒノキ花粉は124.7個/cm2、その他の花粉は84.9個/cm2観測されました。気温の上昇とともに多種の花粉が観測されていて、種別不明が39.2個/cm2、ハンノキ7.1個/cm2、オオバヤシャブシ1.9個/cm2、シラカンバ8.3個/cm2などカバノキ科花粉がヒノキ、スギに次いで多く飛散しました。カバノキ科花粉がスギ、ヒノキ花粉に次いで多く観測されるのは今年も変わりません。
未明から昼前まで曇り、一時小雨が降ったようですが、当地では降りませんでした。南寄りの風が吹き、気温が終日高く(16.5〜21.4℃)、その後も曇りがつづきました。
観測結果(個/cm2/日: 2023年
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
4/06 | 3.1 | 22.8 | 58.3 | ―― |
4月計 | 51.0 | 257.4 | 628.3 | ―― |
1〜4月計 | 6587.3 | 1028.7 | 1792.7 |
6日の測定結果、落下法ではスギ花粉3.1個/cm2、ヒノキ花粉22.8個/cm2、その他の花粉58.3個/cm2でした。スギ花粉の飛散は、減少していて、終わりが近いようです。22日にスギとヒノキが逆転しました。今後は、ヒノキ花粉に対する注意が必要です。4月はスギ、ヒノキ以外の花粉が大変多く、カバノキ科のシラカンバが11.1個/cm2、ハンノキが5.2個/m2、オオバヤシャブシが0.3個/cm2、ブナ科のコナラが1.9個/cm2、クヌギが3.4個/cm2、クリが4.9個/cm2、イチョウ科イチョウが0.6個/cm2、マツ科(クロマツ、アカマツ)が7.7個/cm2観測されました。バラ科サクラ属のソメイヨシノは0.6個/cm2でした。
4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くのその他の花粉が観測されます。
シーズン前、当地のスギ花粉飛散数を6000〜8000個/cm2と予測しました。本日までスギ花粉の総飛散数は6587.3個/cm2ですので、予測の範囲内に到達しています。スギ、ヒノキを合算すると7616個/cm2です。これも、予測の範囲内です。過去の飛散数から今後を推測すると最終的には8000個/cm2前後になると思われます。
未明から昼前まで晴れ、昼過ぎから曇りましたが、南風が吹き、気温が急上昇、午後一時には、20.0℃を記録、暖かな日中でした。朝晩の気温差が大変大きい日が続いていますので、寒暖差の影響を考慮する必要があります。
観測結果(個/cm2/日: 2023年
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
4/05 | 4.3 | 34.9 | 108.3 | ―― |
4月計 | 47.9 | 234.6 | 570.0 | ―― |
1〜4月計 | 6584.2 | 1005.9 | 1734.4 |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉4.3個/cm2、ヒノキ花粉34.9個/cm2、その他の花粉108.3個/cm2でした。スギ花粉の飛散は、徐々に減少していて、終わりが近いようです。22日にスギとヒノキの逆転がおこりました。これからは、ヒノキ花粉に対する注意が必要です。また、もうしばらく飛散がつづきそうです。4月はスギ、ヒノキ以外の花粉が大変多く、カバノキ科のシラカンバが36.7個/cm2、ハンノキが9.0個/m2、オオバヤシャブシが0.3個/cm2、ブナ科のコナラが0.9個/cm2、クヌギが1.9個/cm2、クリが12.7個/cm2、イチョウ科イチョウが4.0個/cm2、マツ科(クロマツ、アカマツ)が17.3個/cm2観測されました。ニレ科ケヤキ属のケヤキは1.5個/cm2、メイヨシノは2.2個/cm2でした。本日はカバノキ科のシラカンバがスギ、ヒノキを上回りました。2日前から急に鼻炎症状が悪化したという症例が来院しましたが、カバノキ科の花粉症の可能性を否定できませんので、精査する予定です。
4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くのその他の花粉が観測されます。
昨年の4月上旬は降雨量が多く、5日まで85mmの降雨量でしたが、今年は昨日まで、0.0mmでした。3月の気象は明らかに差異があり、昨年は降雨量110.5mm、平均気温10.9℃でしたが、今年は降雨量145.0mm、気温12.9℃ですので、平均2℃も気温が高い3月でした。そのため、スギ花粉の飛散開始も昨年が2月26日でしたが、今年は2月12日で、2週間も早く開始しました。
年度 | スギ飛散開始日 | 元旦からの1日の最高気温
400℃超の日 |
スギ本格飛散開始日 |
H22(2010) | 2月09日 | 2月08日 | 2月25日 |
H23(2011) | 2月22日 | 2月12日 | 3月04日 |
H24(2012) | 2月26日 | 2月17日 | 2月22日 |
H25(2013) | 2月14日 | 2月09日 | 3月04日 |
H26(2014) | 2月03日 | 2月07日 | 2月23日 |
H27(2015) | 2月11日 | 2月10日 | 2月21日 |
H28(2016) | 2月14日 | 2月08日 | 2月17日 |
H29(2017) | 2月16日 | 2月06日 | 2月24日 |
H30(2018) | 2月10日 | 2月12日 | 2月20日 |
H31(2019) | 2月12日 | 2月07日 | 2月13日 |
R2(2020) | 2月05日 | 2月05日 | 2月14日 |
R3(2021) | 2月11日 | 2月06日 | 2月27日 |
R4(2022) | 2月26日 | 2月12日 | 2月18日 |
R5(2023) | 2月12日 | 2月04日 | 2月25日 |
未明から晴れました。未明から明け方まで北風が吹き、気温が低く朝から昼前にかけて徐々に気温が上昇、昼過ぎから南風に変わると、昼過ぎから夕方には18.0℃を超える気温になりました。一時曇りましたが、夜遅くまで気温が高いままでした。
観測結果(個/cm2/日: 2023年
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
4/04 | 9.9 | 12.7 | 48.8 | ―― |
4月計 | 43.6 | 199.7 | 461.7 | ―― |
1〜4月計 | 6579.9 | 971.0 | 1626.1 |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉9.9個/cm2、ヒノキ花粉12.7個/cm2、その他の花粉48.8個/cm2でした。スギ、ヒノキ花粉の飛散は、徐々に減少していて、終わりが近いようです。22日にスギとヒノキの逆転がおこりました。これからは、ヒノキ花粉に対する注意が必要です。.4月はスギ、ヒノキ以外の花粉が大変多く、カバノキ科のシラカンバが3.7個/cm2、ハンノキが9.6個/m2、ブナ科のコナラが0.3個/cm2、クヌギが1.2個/cm2、クリが4.9個/cm2、イチョウ科イチョウが1.5個/cm2、マツ科(クロマツ、アカマツ)が4.6個/cm2観測されました。ニレ科ケヤキ属のケヤキは1.9個/cm2、昨日観測されなかったメイヨシノは1.5個/cm2でした。いづれも、スギ、ヒノキをこ上回ることはありませんでした。
4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くのその他の花粉が観測されます。
ヒノキ花粉は例年3月末か4月上旬にピークがあり、5月連休まで飛散します。
ヒノキ花粉飛散状況
年度 | 飛散開始日 | 最大飛散日(飛散数) | 飛散終了日 |
H24(2012) | 3月27日 | 4月13日(16.0個/㎠) | 5月 6日 |
H25(2013) | 3月 6日 | 3月30日(220.7個/㎠) | 5月 1日 |
H26(2014) | 3月16日 | 3月29日(133.6個/㎠) | 5月12日 |
H27(2015) | 3月 4日 | 3月31日(28.4個/㎠) | 5月 1日 |
H28(2016) | 3月15日 | 3月31日(81.2個/㎠) | 5月 8日 |
H29(2017) | 3月16日 | 4月15日(50.6個/㎠) | 5月11日 |
H30(2018) | 3月 1日 | 3月30日(814.5個/㎠) | 5月 1日 |
H31(2019) | 3月11日 | 4月5日(252.5個/㎠) | 5月25日 |
R2(2020) | 3月11日 | 3月22日(57.4個/cm2) | 5月 5日 |
R3(2021) | 3月10日 | 3月30日(76.5個/cm2) | 5月 5日 |
R4(2022) | 3月10日 | 4月7日(124.7個/cm2) | 4月30日 |
R5(2023) | 2月28日 |
未明から朝まで曇りが続きましたが、気温は比較的たかく、明け方から朝にかけて9.5℃でした。朝からは晴れて気温も上昇、 午後1〜3時には16.0℃を記録しました。しかし、夜は11.0℃まで下がり、やや冷え込みました。
観測結果(個/cm2/日: 2023年
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
4/03 | 3.7 | 18.8 | 41.0 | ―― |
4月計 | 33.7 | 187.0 | 412.9 | ―― |
1〜4月計 | 6570.0 | 958.3 | 1577.3 |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉3.7個/cm2、ヒノキ花粉18.8個/cm2、その他の花粉41.0個/cm2でした。スギ、ヒノキ花粉の飛散は、徐々に減少していて、終わりが近いようです。22日にスギとヒノキの逆転がおこりました。これからは、ヒノキ花粉に対する注意が必要です。.4月はスギ、ヒノキ以外の花粉が大変多く、カバノキ科のシラカンバが12.3個/cm2、ハンノキが7.1個/m2、ブナ科のコナラが0.9個/cm2、クヌギが3.1個/cm2、クリが1.5個/cm2、イチョウ科イチョウが0.9個/cm2、マツ科(クロマツ、アカマツ)が6.2個/cm2でした。
4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くのその他の花粉が観測されます。
昨年の4月3日は未明から雨が降り、観測された花粉は、スギ1.2個/cm2、ヒノキ0.0個/cm2、その他0.0個/cm2でした。降水量は13.5mmでした。降水量が10mmを超えると、飛散花粉は一時0.0個/cm2になる傾向が認められます。また、降水量が10mm以下でも、長時間雨が続くとやはり0.0個/cm2になる傾向がみられます。湿度が高くなると、花芽が閉じて花粉の放出を止めると言われています。本日は雨の予報はなく、昼前からはおよそ晴れが続くようですので、ヒノキの飛散が多くなりそうです。
未明から晴れて、明け方は北風が吹き、気温9.0℃とやや肌寒い天気でしたが、昼前から風向きが変わり、気温が急上昇、昼過ぎには20.5℃まで上昇、ぽかぽか陽気が夕方まで続きました。
観測結果(個/cm2/日: 2023年
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
4/02 | 13.0 | 61.4 | 96.0 | ―― |
4月計 | 30.0 | 168.2 | 341.9 | ―― |
1〜4月計 | 6566.3 | 939.5 | 1536.3 |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉13.0個/cm2、ヒノキ花粉61.4個/cm2、その他の花粉96.0個/cm2でした。スギ花粉の飛散は、徐々に減少していて終わりが近いようです。22日にスギとヒノキの逆転がおこり徐々に増加しています。これからは、ヒノキ花粉に対する注意が必要です。.スギ、ヒノキ以外の花粉が大変多く、カバノキ科(シラカンバ、ハンノキ、オオバヤシャブシ)、ブナ科(コナラ、クヌギ、クリ)、バラ科サクラ属 ソメイヨシノ、イチョウ科イチョウ、マツ科(クロマツ、アカマツ)などが観測されます。昨日、ソメイヨシノが初観測されました。昨年(4月6日)より6日早い初観測でした。
4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くのその他の花粉が観測されます。
昨年の4月2日は、まだスギ、ヒノキの飛散数が逆転せず、スギ21.9個/cm2、ヒノキ9.0個/cm2でした。しかも、その他の花粉は僅か3.4個/cm2しか観測されませんでした。本日の観測では、明らかにヒノキが多く、スギは終息が近いように感じます。一方、その他の花粉は非常に多彩な花粉が観測されました。今年は気温の上昇が記録的に早く、これに伴って、桜の開花、満開が史上最も早い地点が多いようです。
年度毎の4月の飛散数
年 度 | ス ギ | ヒ ノ キ | そ の 他 |
2011年 | 577.8 | 1709.9 | 5813.4 |
2012年 | 146.6 | 132.3 | 803 |
2013年 | 31.7 | 257.2 | 1574.4 |
2014年 | 39.8 | 410.3 | 1964 |
2015年 | 34.1 | 96.3 | 1248.7 |
2016年 | 73.3 | 437.6 | 2185.3 |
2017年 | 209.5 | 262.3 | 1655 |
2018年 | 88.8 | 1534.4 | 5242.4 |
2019年 | 156.2 | 880.9 | 1961.2 |
2020年 | 14.4 | 144.6 | 1305.3 |
2021年 | 52.2 | 144.1 | 196.3 |
2022年 | 286.8 | 833.6 | 1533.8 |
2023年 | ? | ? | ? |
未明から晴れて、明け方は北風が吹き、気温9.0℃とやや肌寒い天気でしたが、昼前から風向きが変わり、気温が急上昇、昼過ぎには20.5℃まで上昇、ぽかぽか陽気が夕方まで続きました。
観測結果(個/cm2/日: 2023年
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
4/01 | 17.0 | 106.8 | 275.9 | ―― |
4月計 | 17.0 | 106.8 | 275.9 | ―― |
1〜4月計 | 6553.3 | 878.1 | 1440.3 |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉17.0個/cm2、ヒノキ花粉106.8個/cm2、その他の花粉275.9個/cm2でした。スギ花粉の飛散は、徐々に減少していて終わりが近いようです。22日にスギとヒノキの逆転がおこり徐々に増加しています。これからは、ヒノキ花粉に対する注意が必要です。.スギ、ヒノキ以外の花粉が大変多く、カバノキ科(シラカンバ、ハンノキ、オオバヤシャブシ)、ブナ科(コナラ、クヌギ、クリ)、バラ科サクラ属 ソメイヨシノ、イチョウ科イチョウ、マツ科(クロマツ、アカマツ)などが観測されます。
4月になり、本日は良く晴れて気温も高かったので、スギ、ヒノキもさることながら、スギ、ヒノキ以外の極めて多くのその他の花粉が観測されました。
昨年の4月1日は、まだスギ、ヒノキの飛散数が逆転せず、スギ96.9個/cm2、ヒノキ53..4個/cm2でした。しかも、その他の花粉は僅か12.7個/cm2しか観測されませんでした。本日の観測では、明らかにヒノキが多く、スギは終息が近いように感じます。一方、その他の花粉は非常に多彩な花粉が観測されました。
発熱や咳などの風邪症状で受診される場合は、ご来院いただく前にお電話(03-3491-2822)でお問い合わせ下さいますようお願い申し上げます。
当院では、東京都内(品川区 五反田)で顕微鏡下で計測した花粉飛散数、および花粉情報など試験的に提供しています。1984年から観測は開始しており、例年2月〜4月のスギ・ヒノキ花粉数を計測しています。
2024年10月9日 インフルエンザワクチンの接種開始しました。ご希望の方は、お電話でのお問い合わせ、あるいは診察時にご相談下さい。
2021年10月29日 予約制を導入しました。ご予約は、窓口または電話03-3491-2822(月〜金曜日の午後2 時から午後7 時)でお願いします。
ご予約を優先とさせていただき、より待ち時間の無い診療を心掛けて感染対策をして参りますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。病状に応じて、前後する場合があります。
2024年3月25日 日本経済新聞社に、花粉観測に関して情報提供をさせていただきました。
2024年6月1日 保険医療機関のおける掲示
2020年4月29日 「オンライン診療ついて」まとめました。LINEによる診療を当院再診患者様に対して開始しました。
2018.1.18 東京都花粉症患者実態調査について