日: 2023年4月29日

2023年4月29日-4 花粉情報

未明から明け方まで晴れ、朝から昼過ぎに、一時晴れるも夕方まで曇り、比較的暖かく(15.522.1℃)、予報通り夜には雨が降り出しました。


2023年4月29日-3 花粉情報

観測結果(個/cm2/日: 2023年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/29 0.9 0.0 20.1  
4月計 99.9 455.8 1842.1 ――
1〜4月計 6636.3 1224.9 2975.0  

29日の測定結果、スギ花粉は0.9個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉20.1個/cm2でした。ヒノキ花粉も飛散終了が近いようです。4月はスギ、ヒノキ以外の花粉が多く観測されました。シラカンバが2.2個/cm2、ハンノキが0.0個/m2、オオバヤシャブシが0.0個/cm2、カバノキ科花粉の合計は2.2個/cm2でした。コナラが0.9個/cm2、クヌギが2.5個/cm2、クリが3.7個/cm2、シラカシが1.2個/cm2、ブナ目は計8.3個/cm2、イチョウは1.2個/cm2、クロマツ、アカマツ、ツガのマツ科の合計は1.9個/cm2、ソメイヨシノは0.0個/cm2でした。これまでも稀でしたが、ヤマモモが0.0個/cm2、アカザは本日0.0個/cm2、ヒメカンスゲが0.0個/cm2、エゴノキ(エゴノキ科エゴノキ属)かイヌシデ(カバノキ科クマシデ属:判別が難しく、現在調べています)が0.6個/cm2でした。カモガヤと思われる花粉が1.9個/cm2、クルミと思われる花粉が0.0個/cm2、ケヤキと思われる花粉が0.0個/cm、サツキが0.0個/cm2観測されました。徐々に様子が変わっています。本日も、破裂した花粉は観測されませんでした。多種の花粉が観測され、私には判別できない花粉が4.0個/cm2みられました。大変沢山の種別不明の花粉が観測されます。この時期から発症した方の発症抗原の検索は極めて困難です。新たに発症した方は、発症日を記憶に留めて下さい。


2023年4月29日-2 花粉情報

少しでも品川区民、都民の皆様に役立てばと思い、当院でもゴールデンウィーク中発熱外来を開設することにいたしました。本日は、電話による相談が1件のみでした。本HPをご覧の皆様も受診可能です。ご利用下さい。

4月29、30日、5月3、4、5、6、7日の午後2時から8時です。御予約をお願いいたします(TEL03-3491-2822)

5月1、2日は、通常の診療(耳鼻咽喉科・アレルギー科:午後3時から7時)を行います。


2023年4月29日-1 花粉情報

4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くの花粉が観測されます。

当院へ過日花粉自動計測器KH3000が村山 貢司先生のご好意により、当院に贈られてきました。この計器は測定精度を維持するために、点検、調整が必要です。この業務を行えるのは旧大和製作所の皆さんのみと聞いています。当院としては、このKH3000を来シ―ズンは稼働させたいと考えています。もし、本HPを旧大和製作所の方がご覧になっていたら、ご連絡いただけますと幸いです。また、旧大和製作所の方の現在の居所をご存知の方がおられましたら、お教えいただけますと大変ありがたく存じます。連絡先03-3491-2822まで(月〜金曜日:午後2〜7時)。

当地では、スギ花粉の観測数が4月13日以後、1.0個/cm2以下が続き、24日の0.3個/cm2を最後に連続4日スギ花粉は観測されませんでした。従って、4月24日が飛散終了日となります。しかし、スギ花粉症の通院患者様は、ここ2週間、症状を訴える方はほとんどおられませんでした。14日以後の観測花粉は、飛来した花粉ではなく、落下花粉が再飛散したと考えられます。

○花粉飛散終了日:『空中花粉測定と花粉情報標準化』委員会の基準では飛散終了期に、3日連続して、ダーラム法で0個/㎝2/日の観測数が記録された最初の日の前日と定義されています。つまり、当地のスギ花粉の飛散終了日は4月24日となりました。

○最大飛散日と飛散終了日

   年度 スギ飛散終了 スギ花粉最大飛散日(飛散数)
H24(2012) 4月25日 3月7日(286.4個/㎠)
H25(2013) 4月13日 3月10日(1222.5個/㎠)
H26(2014) 4月24日 3月21日(209.9個/㎠)
H27(2015) 4月20日 3月11日(335.8個/㎠)
H28(2016) 4月17日 3月9日(533.6個/㎠)
H29(2017) 4月26日 3月7日(158.6個/㎠)
H30(2018) 4月26日 3月 4日(446.6個/㎠)
H31(2019) 5月5日 3月22日(540.7個/㎠)
R2(2020) 4月6日 2月23日(380.9個/㎠)
R3(2021) 4月15日 2月23日(534.9個/㎠)
R4(2022) 4月24日 3月16日(654.6個/cm2)
R5(2023) 4月24日 3月2日(769.4個/cm2)

 


2023年4月28日-3 花粉情報

未明から晴れ、明け方から朝は比較的暖かく(14.0〜15.0℃)、日中は雲ひとつない快晴、気温も急上昇、正午には22.5℃を記録しました。


2023年4月28日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日: 2023年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/28 0.0 0.6 27.8  
4月計 99.0 455.8 1822.0 ――
1〜4月計 6635.4 1224.9 2954.9  

28日の測定結果、スギ花粉は0.0個/cm2で、3日連続0.0個/cm2でしたので、4月24日が飛散終了日となりました。ヒノキ花粉0.6個/cm2、その他の花粉27.8個/cm2でした。ヒノキ花粉はまだ観測されます。再飛散の花粉を観測しているものと思われます。4月はスギ、ヒノキ以外の花粉が多く、雨が止み、再び多くの花粉が観測されました。シラカンバが4.6個/cm2、ハンノキが0.9個/m2、オオバヤシャブシが0.0個/cm2、カバノキ科花粉の合計は5.2個/cm2でした。コナラが1.9個/cm2、クヌギが1.9個/cm2、クリが5.9個/cm2、シラカシが0.3個/cm2、ブナ目は計10.0個/cm2、イチョウは1.2個/cm2、クロマツ、アカマツ、ツガのマツ科の合計は2.2個/cm2、ソメイヨシノは1.2個/cm2でした。これまでも稀でしたが、ヤマモモが0.0個/cm2、アカザは本日0.0個/cm2、ヒメカンスゲが0.0個/cm2、エゴノキ(エゴノキ科エゴノキ属)かイヌシデ(カバノキ科クマシデ属:判別が難しく、現在調べています)が0.6個/cm2でした。カモガヤと思われる花粉が0.9個/cm2、クルミと思われる花粉が0.0個/cm2、ケヤキと思われる花粉が0.3個/cm、サツキが0.0個/cm2観測されました。徐々に様子が変わっています。本日も、破裂した花粉は観測されませんでした。多種の花粉が観測され、私には判別できない花粉が5.2個/cm2みられました。大変沢山の種別不明の花粉が観測されます。この時期から発症した方の発症抗原の検索は極めて困難です。新たに発症した方は、発症日を記憶に留めて下さい。


2023年4月28日-1 花粉情報

4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くの花粉が観測されます。

当院へ過日花粉自動計測器KH3000が村山 貢司先生のご好意により、当院に贈られてきました。この計器は測定精度を維持するために、点検、調整が必要です。この業務を行えるのは旧大和製作所の皆さんのみと聞いています。当院としては、このKH3000を来シ―ズンは稼働させたいと考えています。もし、本HPを旧大和製作所の方がご覧になっていたら、ご連絡いただけますと幸いです。また、旧大和製作所の方の現在の居所をご存知の方がおられましたら、お教えいただけますと大変ありがたく存じます。連絡先03-3491-2822まで(月〜金曜日:午後2〜7時)。

当院では極めて僅かですが、ヒノキ花粉がいまだ落下法で観測されます。昨日、私が花粉観測に関していつもご指導を頂いています佐橋 紀男先生(NPO花粉情報協会)から各地の飛散状況について情報をいただきました。それによりますと、全国21地点の内12地点で飛散が終了したようです。南から松山市、尾道市、岡山市、橋下氏、西宮市、奈良市、津市、浜松市、小田原市、旭市、小松市、盛岡市が終了、まだ終了していない都県は、高松市、横浜市、富里市、東京都、福島市、新潟市、山形市とのことです。ヒノキは奈良市、小松市、盛岡市が終了、他の地点は飛散が続いているようです。保谷市の兼子 順男先生から頂いた情報によりますと、保谷市では4月22、23日にはスギ、ヒノキ共に観測されなかったようです。当地も飛散終了が間近です。