日: 2023年4月16日

2023年4月16日-3 花粉情報

未明に雨がのこりましたが、明け方から曇りが続き、南西の風が吹き、気温は昨日より低く13.0から14.0℃でした。昼前から晴れ19.0から21.5℃まで上昇。日中は暖かでした。


2023年4月16日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日: 2023年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/16 0.3 4.3 40.7  
4月計 96.3 406.8 1220.5 ――
1〜4月計 6632.7 1178.0 2384.9  

16日の測定結果、スギ花粉0.3個/cm2、ヒノキ花粉4.3個/cm2、その他の花粉40.7個/cm2でした。スギ花粉ヒノキ花粉の飛散は、減少していて、終わりが近いようです。「雨上がりは飛散花粉が多くなる」と言われています。今日はやや多くなりました。花粉を運ぶ、風が弱いと急に多くはならないようです。また、4月はスギ、ヒノキ以外の花粉が多く、シラカンバが6.8個/cm2、ハンノキが1.5個/m2、オオバヤシャブシが0.0個/cm2、カバノキ科花粉の合計は8.3個/cm2となり、ヒノキ花粉より多くの飛散数を記録しています。コナラが2.8個/cm2、クヌギが2.8個/cm2、クリが0.6個/cm2、ブナ目は計6.2個/cm2、イチョウは1.5個/cm2、クロマツ、アカマツ、ツガのマツ科の合計は0.6個/cm2、ソメイヨシノは0.0個/cm2でした。これまで稀でしたが、本日ヤマモモが0.3個/cm2、アカザは本日0.0個/cm2、ヒメカンスゲが0.0個/cm2、エゴノキ(エゴノキ科エゴノキ属)かイヌシデ(カバノキ科クマシデ属:判別が難しく、現在調べています)が0.9個/cm2でした。カモガヤと思われる花粉が8.6個/cm2、クルミと思われる花粉が0.3個/cm2、ケヤキと思われる花粉が3.1個/cm観測されました。徐々に様子が変わっています。本日も、破裂した花粉は観測されませんでした。多種の花粉が観測され、私には判別できない花粉が7.1個/cm2みられました。この時期から発症した方の発症抗原の検索は極めて困難と思われます。新たに発症した方は、発症日を記憶に留めて下さい。


2023年4月16日-1 花粉情報

4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くの花粉が観測されます。

当院へ過日花粉自動計測器KH3000が村山 貢司先生のご好意により、当院に贈られてきました。この計器は測定精度を維持するために、点検、調整が必要です。この業務を行えるのは旧大和製作所の皆さんのみと聞いています。当院としては、このKH3000を来シ―ズンは稼働させたいと考えています。もし、本HPを旧大和製作所の方がご覧になっていたら、ご連絡いただけますと幸いです。また、旧大和製作所の方の現在の居所をご存知の方がおられましたら、お教えいただけますと大変ありがたく存じます。連絡先03-3491-2822まで(月〜金曜日:午後2〜7時)。