2023年4月15日-3 花粉情報
未明は曇りでしたが、明け方から小雨が降り続き、南西の風が吹き、気温は15.5から13.5℃へ、昼前の方が低くなりました。その後も14.0から14.9℃しかない1日でした。日中はほぼ雨が降り続き、夜のはじめに曇りという天気でした。
未明は曇りでしたが、明け方から小雨が降り続き、南西の風が吹き、気温は15.5から13.5℃へ、昼前の方が低くなりました。その後も14.0から14.9℃しかない1日でした。日中はほぼ雨が降り続き、夜のはじめに曇りという天気でした。
観測結果(個/cm2/日: 2023年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
4/15 | 0.0 | 3.1 | 23.8 | |
4月計 | 96.0 | 403.3 | 1179.8 | ―― |
1〜4月計 | 6632.4 | 1173.7 | 2344.2 |
14日の測定結果、スギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉3.1個/cm2、その他の花粉23.8個/cm2でした。スギ花粉ヒノキ花粉の飛散は、減少していて、終わりが近いようです。また、4月はスギ、ヒノキ以外の花粉が多く、シラカンバが3.1個/cm2、ハンノキが0.0個/m2、オオバヤシャブシが0.3個/cm2、カバノキ科花粉の合計は3.4個/cm2となり、ヒノキ花粉より多くの飛散数を記録しています。コナラが2.5個/cm2、クヌギが4.6個/cm2、クリが0.3個/cm2、ブナ目は計7.4個/cm2、イチョウは1.9個/cm2、クロマツ、アカマツ、ツガのマツ科の合計は0.6個/cm2、ソメイヨシノは0.0個/cm2でした。これまで稀でしたが、本日ヤマモモが0.3個/cm2、アカザは本日0.0個/cm2、ヒメカンスゲが0.0個/cm2、エゴノキ(エゴノキ科エゴノキ属)かイヌシデ(カバノキ科クマシデ属:判別が難しく、現在調べています)が0.9個/cm2でした。カモガヤと思われる花粉が2.2個/cm2観測されました。徐々に様子が変わっています。本日は小雨が降り続き、プレパラートの汚れはほとんどありませんでした。本日は、破裂したスギ、ヒノキ花粉の破裂花粉は0.6個/cm2観測されました。上記のほかに、シラカシ(ブナ科コナラ属)が0.0個/cm2、ブナが0.0個、イチョウが1.9個、ツガが0.0個、それぞれcm2の観測数です。多種の花粉が観測され、私には判別できない花粉が4.9個/cm2みられました。この時期から発症した方の発症抗原の検索は極めて困難と思われます。新たに発症した方は、発症日を記憶に留めて下さい。
4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くの花粉が観測されます。
早くもスギ花粉の飛散が終わりそうです。昭和63年以後、当地での最も早い飛散終了は、令和2年(2020年)の4月6日、次いで平成11年(1999年)の 4月7日、3番目は平成元年(1989年)の4月8日でした。ヒノキ花粉は平成2年(1990年)の4月15日が最も早く、この年以外は4月下旬から5月上旬に集中しています。最も遅いヒノキの終了は、平成17年(2005年)の5月21日でした。5月15日以後はこの年のみです。
発熱や咳などの風邪症状で受診される場合は、ご来院いただく前にお電話(03-3491-2822)でお問い合わせ下さいますようお願い申し上げます。
当院では、東京都内(品川区 五反田)で顕微鏡下で計測した花粉飛散数、および花粉情報など試験的に提供しています。1984年から観測は開始しており、例年2月〜4月のスギ・ヒノキ花粉数を計測しています。
2024年10月9日 インフルエンザワクチンの接種開始しました。ご希望の方は、お電話でのお問い合わせ、あるいは診察時にご相談下さい。
2021年10月29日 予約制を導入しました。ご予約は、窓口または電話03-3491-2822(月〜金曜日の午後2 時から午後7 時)でお願いします。
ご予約を優先とさせていただき、より待ち時間の無い診療を心掛けて感染対策をして参りますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。病状に応じて、前後する場合があります。
2024年3月25日 日本経済新聞社に、花粉観測に関して情報提供をさせていただきました。
2024年6月1日 保険医療機関のおける掲示
2020年4月29日 「オンライン診療ついて」まとめました。LINEによる診療を当院再診患者様に対して開始しました。
2018.1.18 東京都花粉症患者実態調査について