2023年4月10日-3 花粉情報
本日は、5日振りに1日晴天が続きました。未明から朝の気温はやや低く(7.0〜8.0℃)北寄りの風が吹き、日中も午後2時の16.0℃が最高でした。一方、日中大気の乾燥が進み、午後2時には26%をきろくしました。
本日は、5日振りに1日晴天が続きました。未明から朝の気温はやや低く(7.0〜8.0℃)北寄りの風が吹き、日中も午後2時の16.0℃が最高でした。一方、日中大気の乾燥が進み、午後2時には26%をきろくしました。
観測結果(個/cm2/日: 2023年
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
4/10 | 6.8 | 22.5 | 59.9 | ―― |
4月計 | 84.9 | 354.4 | 877.3 | ―― |
1〜4月計 | 6621.5 | 1125.3 | 2041.7 |
9日の測定結果、スギ花粉6.8個/cm2、ヒノキ花粉22.5個/cm2、その他の花粉59.9個/cm2でした。スギ花粉の飛散は、終わりが近いようです。また、4月はスギ、ヒノキ以外の花粉が多く、シラカンバが13.0個/cm2、ハンノキが3.4個/m2、オオバヤシャブシが1.2個/cm2、カバノキ科花粉の合計は17.6個/cm2となり、ヒノキ花粉に近い飛散数を記録しています。コナラが1.9個/cm2、クヌギが3.4個/cm2、クリが5.6個/cm2、ブナ目は計10.9個/cm2、イチョウは1.9個/cm2、クロマツ、アカマツ、ツガのマツ科の合計は11.7個/cm2、ソメイヨシノは0.0個/cm2でした。これまで稀でしたが、本日ヤマモモが0.3個/cm2、アカザは本日0.0個/cm2、ヒメカンスゲが0.0個/cm2、エゴノキ(エゴノキ科エゴノキ属)が3.1個/cm2でした。カモガヤと思われる花粉が0.3個/cm2観観測されました。
4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くの花粉が観測されます。
気温の上昇と共に、様々な花粉が飛散しています。当地は都心で周辺に見られる植物は、決して多くありません。ところが想像以上に多彩な花粉が飛来します。ヒノキ科(スギ、ヒノキ)、カバノキ科(ハンノキ、シラカンバ、オオバヤシャブシ)、ブナ目(ブナ、コナラ、クヌギ、クリ、シラカシ、クルミ、ヤマモモ)、マツ科(クロマツ、アカマツ、ツガ)、イチョウ科(イチョウ)、バラ科(ソメイヨシノ)、エゴノキ科(エゴノキ)、カヤツリグサ科(ヒメカンスゲ)、ヒユ科アカザ属(アカザ)などが、観測されます。
発熱や咳などの風邪症状で受診される場合は、ご来院いただく前にお電話(03-3491-2822)でお問い合わせ下さいますようお願い申し上げます。
当院では、東京都内(品川区 五反田)で顕微鏡下で計測した花粉飛散数、および花粉情報など試験的に提供しています。1984年から観測は開始しており、例年2月〜4月のスギ・ヒノキ花粉数を計測しています。
2024年10月9日 インフルエンザワクチンの接種開始しました。ご希望の方は、お電話でのお問い合わせ、あるいは診察時にご相談下さい。
2021年10月29日 予約制を導入しました。ご予約は、窓口または電話03-3491-2822(月〜金曜日の午後2 時から午後7 時)でお願いします。
ご予約を優先とさせていただき、より待ち時間の無い診療を心掛けて感染対策をして参りますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。病状に応じて、前後する場合があります。
2024年3月25日 日本経済新聞社に、花粉観測に関して情報提供をさせていただきました。
2024年6月1日 保険医療機関のおける掲示
2020年4月29日 「オンライン診療ついて」まとめました。LINEによる診療を当院再診患者様に対して開始しました。
2018.1.18 東京都花粉症患者実態調査について