2023年4月2日-3 花粉情報
未明から晴れて、明け方は北風が吹き、気温9.0℃とやや肌寒い天気でしたが、昼前から風向きが変わり、気温が急上昇、昼過ぎには20.5℃まで上昇、ぽかぽか陽気が夕方まで続きました。
未明から晴れて、明け方は北風が吹き、気温9.0℃とやや肌寒い天気でしたが、昼前から風向きが変わり、気温が急上昇、昼過ぎには20.5℃まで上昇、ぽかぽか陽気が夕方まで続きました。
観測結果(個/cm2/日: 2023年
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
4/02 | 13.0 | 61.4 | 96.0 | ―― |
4月計 | 30.0 | 168.2 | 341.9 | ―― |
1〜4月計 | 6566.3 | 939.5 | 1536.3 |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉13.0個/cm2、ヒノキ花粉61.4個/cm2、その他の花粉96.0個/cm2でした。スギ花粉の飛散は、徐々に減少していて終わりが近いようです。22日にスギとヒノキの逆転がおこり徐々に増加しています。これからは、ヒノキ花粉に対する注意が必要です。.スギ、ヒノキ以外の花粉が大変多く、カバノキ科(シラカンバ、ハンノキ、オオバヤシャブシ)、ブナ科(コナラ、クヌギ、クリ)、バラ科サクラ属 ソメイヨシノ、イチョウ科イチョウ、マツ科(クロマツ、アカマツ)などが観測されます。昨日、ソメイヨシノが初観測されました。昨年(4月6日)より6日早い初観測でした。
4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くのその他の花粉が観測されます。
昨年の4月2日は、まだスギ、ヒノキの飛散数が逆転せず、スギ21.9個/cm2、ヒノキ9.0個/cm2でした。しかも、その他の花粉は僅か3.4個/cm2しか観測されませんでした。本日の観測では、明らかにヒノキが多く、スギは終息が近いように感じます。一方、その他の花粉は非常に多彩な花粉が観測されました。今年は気温の上昇が記録的に早く、これに伴って、桜の開花、満開が史上最も早い地点が多いようです。
年度毎の4月の飛散数
年 度 | ス ギ | ヒ ノ キ | そ の 他 |
2011年 | 577.8 | 1709.9 | 5813.4 |
2012年 | 146.6 | 132.3 | 803 |
2013年 | 31.7 | 257.2 | 1574.4 |
2014年 | 39.8 | 410.3 | 1964 |
2015年 | 34.1 | 96.3 | 1248.7 |
2016年 | 73.3 | 437.6 | 2185.3 |
2017年 | 209.5 | 262.3 | 1655 |
2018年 | 88.8 | 1534.4 | 5242.4 |
2019年 | 156.2 | 880.9 | 1961.2 |
2020年 | 14.4 | 144.6 | 1305.3 |
2021年 | 52.2 | 144.1 | 196.3 |
2022年 | 286.8 | 833.6 | 1533.8 |
2023年 | ? | ? | ? |
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当院では、東京都内(品川区 五反田)で顕微鏡下で計測した花粉飛散数、および花粉情報など試験的に提供しています。1984年から観測は開始しており、例年2月〜4月のスギ・ヒノキ花粉数を計測しています。
2024年10月9日 インフルエンザワクチンの接種開始しました。ご希望の方は、お電話でのお問い合わせ、あるいは診察時にご相談下さい。
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2024年6月1日 保険医療機関のおける掲示
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2018.1.18 東京都花粉症患者実態調査について