2022年6月30日-2 花粉情報
晴れが続き、未明から明け方まで風がなく、気温が高く(午前4〜5時:25.5℃)、朝には気温が急上昇、午前7時には30.0℃を超え、日中もどんどん上昇して昼には35.0℃の予想でした.都心は昨日に続いて本日も猛暑日になり、6月に6日続けて猛暑日は初めての記録だそうです。梅雨が明けて、いきなり真夏になった感じです。
晴れが続き、未明から明け方まで風がなく、気温が高く(午前4〜5時:25.5℃)、朝には気温が急上昇、午前7時には30.0℃を超え、日中もどんどん上昇して昼には35.0℃の予想でした.都心は昨日に続いて本日も猛暑日になり、6月に6日続けて猛暑日は初めての記録だそうです。梅雨が明けて、いきなり真夏になった感じです。
イネ科で花粉症の原因になるのは、おもにカモガヤ、ネズミホソムギ、ハルガヤ、オオアワガエリなどです。これらは牧草として輸入され、寒さに強く繁殖力があることから、雑草として日本全国に広がりました。草丈は60㎝〜120㎝程度で、葉は緑色、枝の先に小さな白っぽい花が咲きます。イネ科の植物の花粉の飛散範囲は数十m程度。近づかなければあまり影響はありません。当地は住宅密集地ですので、イネ科花粉が観測されることは多くはありません。
晴れが続き、本日も夜間から気温が高く(午前4時:25.5℃)、朝には気温が急上昇、午前8時には30.0℃を超え、日中もどんどん上昇して昼には32.4℃の予想でしたが、33.5℃まで上がり、都心は昨日に続いて本日も猛暑日になり、6月に5日続けて猛暑日は初めての記録だそうです。梅雨が明けて、いきなり真夏になった感じです。
最近のように天気の変化大きいと、過去に鼻過敏症と呼ばれたアレルギー性鼻炎や花粉症の方は、温湿度の刺激に敏感な為、症状が発現する、あるいは悪化することが少なくありません。しかも、アレルギー性鼻炎や花粉症の方の症状は、決め手となる症状があるかというとそうではなく、多彩な上に常時あるわけでもありません。また他のアレルギー疾患を併発することや鼻副鼻腔の疾患を合併することが多く、その場合はさらに多彩な症状を呈します。にもかかわらず、鼻の症状はそれぞれの疾患に共通する症状も多く、症状だけで確定診断を下すのは必ずしも容易ではありません。突然の発症や悪化が見られた場合、慌てずに原因を見極めてから治療してください。
緑の豊かな地域では、イネ科が花粉症の原因になる可能性があります。イネ科はイネ目で700属8000種が属する。世界中に広く分布、ほとんどが草木で野生に生える植物の多くがイネ科です。当地では、イネ科花粉はそれほど多くは観測されませんが、イネ科の花粉症は増加傾向にあると言われ、カモガヤなど身近に生育しているイネ科植物による花粉症は、初夏から秋にかけて発症します。
晴れが続き、本日も夜間から気温が高く(午前3時:25.0℃)、朝には気温が急上昇、午前8時には28.5℃を超え、日中もどんどん上昇して昼には32.4℃の予想でした。都心は昨日に続いて本日も猛暑日になり、6月に4日続けて猛暑日は初めての記録だそうです。梅雨が明けて、いきなり真夏になったと思われる感じです。
当地は早くも夏本番。夏の気候は鼻の粘膜には好コンディションでアレルギーによる鼻炎は一休み、気をつけるのはエアコンの不適切な使用などによって起こる上気道炎やプールの水の汚れや消毒剤の濃度が高過ぎるとその刺激で起きる鼻炎です。さらに、「暑気あたり」などで体調を崩すと鼻の調子も悪くなります。これらは秋のアレルギーにも悪影響を及ぼしますので気をつけましょう。
春以後梅雨までに当地で観測されて花粉症の原因となる可能性のある花粉は、ブナ目の他にイラクサ目ニレ科、それにイネ科です。当地では飛散数が少なく花粉症を起こしていると考えられる患者様は極めて少数ですが、出身地によって抗体を保有する方は少なくありません。ケヤキはイラクサ目ニレ科ケヤキ属の種です。ニレ科にはニレ属、ムクノキ属などがあります。ケヤキは本州、四国、九州に分布、神奈川県の全域に分布、都内でも江戸城跡など近隣にも見られます。これらの花粉は当地よりも、都心の方が多い時があります。
晴れが続き、本日も夜間から気温が高く(午前3時:25.0℃)、朝には気温が急上昇、午前8時には30.0℃を超え、日中もどんどん上昇して昼前には34.0℃を記録しました。都心は昨日に続いて本日も猛暑日になり、6月に3日続けて猛暑日は初めての記録だそうです。梅雨が明けて、いきなり真夏になったと思われる感じです。
本日、気象庁は関東甲信の梅雨明けを発表しました。観測史上最も早い梅雨明けとのことです。
本日から、再び花粉症に戻ります。6月比較的多くの花粉が観測されたのは、ブナ目です。ブナ科、カバノキ科、ヤマモモ科はブナ目の樹木です。ブナ目カバノキ科とブナ目ブナ科の間には交差性が強く認められます。ブナ目には多くの種があり、日本各地に分布して1〜6月に花粉を飛散させます。カバノキ科ハンノキ属(ハンノキ、オオバヤシャブシ)、カバノキ科カバノキ属(シラカンバ)、ブナ科コナラ属(コナラ、クヌギ)、ブナ科ブナ属(ブナ)、ヤマモモ科ヤマモモ属(ヤマモモ)これらは皆ブナ目です。いずれも、当地で観測されます。
今年の梅雨入りは6月7日、昨年は6月14日(一昨年と同じ)でした。今週(6/20〜6/26)観測された花粉は、スギ花粉0.0個/cm2/週、ヒノキ花粉0.0個/cm2/週、マツ型1.5個/cm2/週、カバノキ科0.0個/cm2/週、ブナ科0.0個/cm2/週、イネ科1.5個/cm2/週、ニレ科0.3個/cm2/週でした。その他の花粉は5.9個/cm2/週でした。総計9.3 個/cm2/週でしたので、この時期に観測される花粉の種類も数も少ないことは過去2年と同様でした。恐らく、開花する草木で風媒花が少なく、虫媒花が多いためと思われます。
○6月26日(日):未明から晴れ、本日も夜間から気温が高く(午前3時:26.5℃)、朝には気温が急上昇、午前8時には30.0℃を超え、日中もどんどん上昇して昼前には34.5℃を記録しました。都心は昨日に続いて本日も猛暑日になり、6月に2日続けて猛暑日は初めての記録だそうです。梅雨が明けて真夏になったと思われる感じでした。
昨年のこの週(6/21〜6/27)に観測された花粉は、スギ花粉0.3個/cm2/週、ヒノキ花粉0.0個/cm2/週、マツ型0.0個/cm2/週、カバノキ科0.6個/cm2/週、ブナ科1.2個/cm2/週、イネ科1.2個/cm2/週、ニレ科0.0個/cm2/週でした。その他の花粉は5.9個/cm2/週でした。総計9.3個/cm2/週隣、夏に向かって観測される花粉数が減少する傾向は、2年前からの観測で毎年変わりません。
○週間飛散数の比較
種別 | 観測期間 | |
6/20〜6/26 | 昨年(6/21〜6/27) | |
スギ | 0.0 | 0.3 |
ヒノキ | 0.0 | 0.0 |
マツ型(アカマツ、クロマツ他) | 1.5 | 0.0 |
カバノキ科(ハンノキ、シラカンバ他) | 0.0 | 0.6 |
ブナ科(コナラ、クヌギ、クリ) | 0.0 | 1.2 |
イネ科(カモガヤ、イネ他) | 1.5 | 1.2 |
ニレ科(ケヤキ) | 0.3 | 0.0 |
その他(イチョウ、クルミ他を含む) | 5.9 | 5.9 |
合計 | 9.3 | 9.3 |
未明から晴れ、夜間から気温が高く(午前3時:27.0℃)、気温が急上昇、午前8時には30.0℃を超え、日中もどんどん上昇して、都心は観測史上最も早い真夏日になったようです。体感的にも梅雨が明けて真夏になったと思われる感じでした。
ダニの話は本日で最後になります。繰り返しますが、室内塵アレルギーの主な原因はダニです。家庭から排出される室内塵中のダニ数を測定すると「一定量の室内塵から検出されるダニの数は、実は家庭によって大きく異なる」そうです(神奈川衛生研究所調査結果から)。また、「同じ家庭内でも場所によって大きな違いがある」そうです。近年は、この違いをアレルゲン量として定量することも可能となっています(阪口、白井:室内環境中におけるダニアレルゲン対策:臨床環境24:22〜28、2015)。ダニの多い家庭は、知らず知らずのうちにダニが発育しやすい環境を作り出しているためと思われます。繰り返しになりますが、ダニは人や動物の抜け毛やフケ、食物残渣、カビなどの胞子、植物の繊維などを栄養源に繁殖しますので、これらを住空間に残さないことが大事です。
室内塵の中のアレルギーを起こす原因となる物質量やその物質がアレルギーを起こす強さは排出場所によって異なること、つまりアレルゲンとしては、家庭、劇場、駅、百貨店など様々な場所によって大きく異なることは既に75年以上も前に動物実験によって確認され、明らかにされています( 遠藤朝英 : 諸種屋内塵埃ノ感作原性二就イテ.成医会誌62 : 595, 1943.)。人混みにお出掛けの際には、あらためてご注意下さい。
未明から朝にかけて曇りが続きましたが、昼前から晴れて、夜間から気温が高く(午前3時:23.5℃)、晴れると昼前からやや強い南風が吹き、気温が急上昇、午後2時には31.5℃に達しました。
ダニは1日に平均5個の糞をしますが、ダニの糞も花粉と同様に重量があり、空中に長時間浮遊していることはなく、床に落下します。したがって床上数十cmが高濃度となります。乳幼児を寝かせる時はベッドが良く、乳幼児のベッドに高さがある理由はここにあります。布団はダニが多く生息しますが、上げ下げ時に空中に浮遊する量が増えます。結果、寝ている時に吸入することになるようです。
一時小雨が降りましたが、曇りが続いて明け方には晴れ間も見えるという変わりやすい天気の午前中でした。夜間も気温が高く(午前3時:22.5℃)、かつ湿度が高かった(96〜98%)ので、非常に蒸し暑い午前中でした。午後も曇り空が続きましたが、気温は然程上がらず、午後1時の26.0℃が最高でした。
花粉症の症状は何故、鼻が主な反応の場なのでしょうか?理由は大きさにあります。スギ花粉は30μ、ヒノキ花粉は20μ前後です。しかし、ダニの糞は10〜20μ、粉砕した糞は10μ以下です。これがさらに粉砕されるとより小さくなります。これらの空中浮遊物が人の呼吸器を介して吸入され、様々なアレルギー疾患(アレルギー性鼻炎、アレルギー性喉頭炎、気管支喘息、アトピー性皮膚炎など)を引き起こします。花粉の多くは上気道(鼻やのど)で、ダニの糞は下気道(気管、気管支)まで到達してアレルギーを起こします。つまり、浮遊する粒子の大きさの違いです。ダニは50℃以上30分または湿度55%以下の環境下で死滅します。しかし、増殖力が強く一度増殖したダニを死滅させるのは大変です。これから、暑い夏に向かいます。ダニ、真菌、カビが過度に増殖しないうちに対処する必要があります。
雨は明け方まで降り続きました。朝には止んで曇りの天気が続きましたが、夜間も気温が高く(午前3時:22.0℃)、かつ湿度が高かった(98%)ので、非常に蒸し暑い午前中でした。午後も曇りが続き蒸し暑さは夕方まで続きました。
○当地のスギ、ヒノキ花粉を自動的に測定するKH3000(株式会社 大和製作所:神奈川県横須賀市平成町2-1 :TEL046-821-1545)は、今シーズンの役割を終え、本日、オーバーホールのため大和製作所さんにドック入りしました。今シーズンは、落下法の計測値と大変良く一致し、自動計測機として極めて有用でした。来シーズン前に帰る予定です。
ダニは増殖が早く、増殖後にダニを駆除するのは大変ですし、死骸の除去も容易ではありません。つまり、増殖させないことが大切です。ダニは人間や動物の抜け毛やフケ、垢、食物残渣、カビなどの胞子、植物の繊維などを栄養源に繁殖します。ですから、ダニが増殖する前にこれら栄養源を断つことが大切です。すなわち増殖が始まる前、つまり梅雨の時期に人間や動物の抜け毛やフケ、垢、食物残渣、カビなどの胞子、植物の繊維などをこまめに掃除することが大事です。衣替え、大掃除などもタイミングを考えて実行して下さい。今年のように気候が例年と大きく違う年は、タイミングが大事です。アレルギー体質の方は、衣替え、大掃除の際に自分が埃をあびないようにすることはもちろんです。
未明から雨は降らないのですが曇りの天気が続き、夜間も気温が高く(午前3時:22.0℃)、日中は蒸し暑さが続き、昼過ぎから小雨が降り出し、雨は夜遅くまで続きました。
当地のスギ、ヒノキ花粉を自動的に測定するKH3000(株式会社 大和製作所:神奈川県横須賀市平成町2-1 :TEL046-821-1545)は、今シーズンの役割を終え、22日からオーバーホールのため、一時大和製作所さんにドック入りします。今シーズンは、落下法の計測値と大変良く一致し、自動計測機として極めて有用でした。
天気予報では、「今週は曇り空が続く」との予想です。そこで、もうしばらくダニの話を続けます。繰り返しになりますが、ダニアレルギーの原因の多くはチリダニです。チリダニは気温25〜26℃、湿度60〜80%でもっとも繁殖します。寿命は3ケ月、人間のフケ、垢、食品屑、カビなどを餌とし、生涯に30〜100の産卵をします。平均約11日で成虫となりますので、あっという間に増殖します。
ダニやダニの死骸は布団、じゅうたん、カーペット、ソファー、畳などに多いと言われています。また、これらは産卵場所(生涯に30〜100個)でもあります。成虫になるとダニは毎日平均5個の糞をしますので、その数は膨大です。ダニの糞は10〜20μ、粉砕した糞は10μ以下です。スギ花粉は30μ、ヒノキ花粉は20μ前後ですので、スギ、ヒノキ花粉よりかなり小さく、粉砕されるとさらに小さくなります。死骸の駆除にも増して、糞の排除はさらに大変です。つまり、ダニは駆除するより増殖させない(餌を与えない)ことが大事です。
未明から曇りの天気が続き昼前から晴れるという予報に反して、一日曇り空でした。気温は昨日よりかなり高く(午後2時:29.0℃)、日中は蒸し暑さを感じました。
○当地のスギ、ヒノキ花粉を自動的に測定するKH3000(株式会社 大和製作所:神奈川県横須賀市平成町2-1 :TEL046-821-1545)は、今シーズンの役割を終え、22日からオーバーホールのため、一時大和製作所さんにドック入りします。今シーズンは、落下法の計測値と大変良く一致し、自動計測機として極めて有用でした。
昨年の梅雨入りは6月14日、今年は6月7日、今年の方が1週間早い梅雨入りでしたが、6月になると総落下花粉数が減少する傾向は変わらず、減少する時期、減少率共に変わりませんでした。昨年と今年の6月1日から18日までの気象データを比較すると日照時間と平均気温は大きく異なりますが、雨量はほとんど変わりませんでした。
気象の比較(6/1〜6/18)
雨量(mm) | 日照時間 | 平均気温 | 総落下花粉数 | |
令和3年 | 65.5 | 100.6 | 22.69 | 94.6 |
令和4年 | 59.0 | 65.1 | 20.11 | 89.8 |
その他の花粉の飛散数に飛散期の気象条件は大きな影響を及ぼさないようです。
梅雨から夏の落下花粉数
令和2年 | 令和3年 | 令和4年 | |
5月2週 | 291.4 | 224.6 | 201.2 |
3週 | 92.5 | 50.6 | 118.6 |
4週 | 152.7 | 180.2 | 132.5 |
6月1週 | 74.0 | 46.2 | 65.7 |
2週 | 57.1 | 39.2 | 11.1 |
3週 | 16.6 | 9.2 | 13.0 |
4週 | 3.7 | 9.2 | |
7月1週 | 5.3 | 1.5 | |
2週 | 2.8 | 3.7 | |
3週 | 0.9 | 2.1 | |
4週 | 0.9 | 4.9 |
毎年6月の下旬から7月には、落下花粉がほとんど見られなくなります。この間にアレルギー症状を訴える方が受診された場合は、主に室内塵アレルギーの可能性が大きいと言えそうです。
週間飛散数の比較
種別 | 観測期間 | |
6/13〜6/19 | 昨年(6/14〜6/20) | |
スギ | 0.0 | 0.0 |
ヒノキ | 0.0 | 0.0 |
マツ型(アカマツ、クロマツ他) | 3.1 | 0.9 |
カバノキ科(ハンノキ、シラカンバ他) | 0.0 | 0.0 |
ブナ科(コナラ、クヌギ、クリ) | 0.3 | 0.9 |
イネ科(カモガヤ、イネ他) | 6.0 | 0.6 |
ニレ科(ケヤキ) | 0.0 | 0.0 |
その他(イチョウ、クルミ他を含む) | 3.7 | 6.8 |
合計 | 13.0 | 9.3 |
今年の梅雨入りは6月7日でしたが雨が降らなかったのは6月には本日を入れて6日でした。ここ1週間では昨年より曇りが長く、晴れ間も昨年同期より短鋳物の雨が少ない1週間でした。今週(6/13〜6/19)観測された花粉は、スギ花粉0.0個/cm2/週、ヒノキ花粉0.0個/cm2/週、マツ型3.1個/cm2/週、カバノキ科0.0個/cm2/週、ブナ科0.3個/cm2/週、イネ科6.0個/cm2/週、ニレ科0.0個/cm2/週でした。その他の花粉は3.7個/cm2/週でした。総計13.0個/cm2/週でした。昨年より早いタイミングで梅雨入り、その後の2週間、雨続きの状況でしたが雨量は少なく、プレパラートの汚れがやや目立ちましたが花粉の観測数は昨年より僅かに多くなりました。
未明から晴れ一時曇りの天気が続きました。気温は昨日よりかなり高く(午後2時:28.0℃)、日中は暑さを感じました。KH3000は本日も日付がかわつて以後は0.0個/m3・時の記録が続き、1日としても0.0個/m3・時(少ない)でした。
当地のスギ、ヒノキ花粉を自動的に測定するKH3000(株式会社 大和製作所:神奈川県横須賀市平成町2-1 :TEL046-821-1545)は、今シーズンの役割を終え、22日からオーバーホールのため、一時大和製作所さんにドック入りします。今シーズンは、落下法の計測値と大変良く一致し、自動計測機として極めて有用でした。
昨年の6月14〜20日の1週間に観測された花粉は、「スギ花粉は0.0個/cm2/週、ヒノキ花粉も0.0個/cm2/週、マツ0.9個/cm2/週、カバノキ科0.0個/cm2/週、イネ科0.6個/cm2/週、ブナ科0.9個/cm2/週、ニレ科0.0個/cm2/週でした。その他の花粉は6.8個/cm2/週、総計9.3個/cm2/週でした。梅雨入り後1週間、雨が降らず晴れた日がない状況でした。プレパラートの汚れが目立ち、花粉の観測数は非常に少ない状況でした。」とありますように落下花粉数は徐々に減少する傾向が認められました。
未明に一時晴れましたが、明け方から曇り、気温は昨日より高く(午前3時:21.5℃)、日中は気温が上がり、予報通り、ほんのいつとき晴れて気温が上昇(午後2〜6時:23.5℃)しましたが、すぐに曇り、夕方から小雨が降りました。
KH3000は本日も日付がかわつて以後は0.0個/m3・時の記録が続き、1日としても0.0個/m3・時(少ない)でした。当地のスギ、ヒノキ花粉を自動的に測定するKH3000(株式会社 大和製作所:神奈川県横須賀市平成町2-1 :TEL046-821-1545)は、今シーズンの役割を終え、22日からオーバーホールのため、一時大和製作所さんにドック入りします。今シーズンは、落下法の計測値と大変良く一致し、自動計測機として極めて有用でした。
室内塵アレルギーの主な原因はダニです。室内塵中のダニの70~90%を占めるのが、コナヒョウヒダニとヤケヒョウヒダニで、ジュータンや寝具等に多く生息します。これらは繁殖力が大きく、ダニの死骸、脱皮殻、糞などが、アレルゲンとして種々のアレルギー疾患の原因となりますが、人を刺すことはありません。体長は0.3mm内外の小さなダニで、餌は人のフケや食べ物の残渣など、最適の生育条件は、温度25℃、 湿度65~75%です。ダニの寿命は3〜4ヶ月、雌はその間に30〜100個の卵を産みます。平均約11日で成虫となりますので、あっという間に増殖します。ダニは50℃以上30分または湿度55%以下の環境下で死滅します。しかし、増殖力が強いので一度増殖したダニを死滅させるのは容易ではありません。成長させないこと、つまり餌を与えないことが大事です。
晴れの予報でしたが、未明から曇りが続きましたが、気温は昨日より高く(午前3時:20.5℃)日中は大幅に気温が上がり、予報通り、ほんのいつとき晴れて気温が上昇(午後2〜6時:23.5℃)しましたが、すぐに曇りました。
KH3000は本日も日付がかわつて以後は0.0個/m3・時の記録が続き、1日としても0.0個/m3・時(少ない)でした。
○当地のスギ、ヒノキ花粉を自動的に測定するKH3000(株式会社 大和製作所:神奈川県横須賀市平成町2-1 :TEL046-821-1545)は、今シーズンの役割を終え、22日からオーバーホールのため、一時大和製作所さんにドック入りします。今シーズンは、落下法の計測値と大変良く一致し、自動計測機として極めて有用でした。
室内塵中のアレルギーを起こす原因となる物質量やその物質がアレルギーを起こす強さは排出場所によって異なること、つまりアレルゲン(抗原)としては、一般家庭、劇場、駅、百貨店など様々な場所によって大きく異なることは79年以上も前に動物実験によって確認され、明らかにされています( 遠藤朝英 :諸種屋内塵埃ノ感作原性二就イテ.成医会誌62 : 595, 1943.)。つまり、室内塵アレルギーの症状が発現、悪化する要因は何時でも、何処にでも多々存在しますが、一律ではありません。それだけに、原因物質が増加する前に、除去することが大事です。例えば、ダニならば、成長に必要な餌を与えないことです。
未明から曇りが続き、夜間の気温も昨夜よりはやや高く(午前3時:18.5℃)日中は大幅に気温が上がるとの予報でした。予報通り、昼過ぎには雨は止み、一時晴れて気温が上昇(午後2〜6時:23.5℃)しましたが、すぐに曇りました。
KH3000は本日も日付がかわつて以後は0.0個/m3・時の記録が続き、1日としても0.0個/m3・時(少ない)でした。当地のスギ、ヒノキ花粉を自動的に測定するKH3000(株式会社 大和製作所:神奈川県横須賀市平成町2-1 :TEL046-821-1545)は、今シーズンの役割を終え、22日からオーバーホールのため、一時大和製作所さんにドック入りします。今シーズンは、落下法の計測値と大変良く一致し、自動計測機として極めて有用でした。
「花粉症は花粉飛散期に一致して症状が出ますので季節性があり、室内塵アレルギーは好発期がなく、いつ症状が出るかわからない」と考えられがちですが、室内塵アレルギーにも原因の種類によって好発期があります。ダニ、カビ、真菌には繁殖期があり、とりわけダニは気温25〜26℃、湿度60〜80%でもっとも繁殖します。つまり、梅雨の終盤と秋雨の時期が要注意です。動物は抜け毛、フケの発生する季節が好発期となります。転居、大掃除、衣替えなどは室内塵アレルギーが悪化する契機になります。とりわけ、花粉症に室内塵のアレルギーが合併している人は、そろそろ注意が必要です。
未明から昼前まで一時曇りましたが小雨が続き、夜間の冷え込みが強く(午前1〜6時:16.0℃)日中も気温が上がりませんでした(午前11時:17.9℃)、そのまま日中は曇りが続き、晴れることはありませんでした。
KH3000は本日も日付がかわつて以後は0.0個/m3・時の記録が続き、1日としても0.0個/m3・時(少ない)でした。
発熱や咳などの風邪症状で受診される場合は、ご来院いただく前にお電話(03-3491-2822)でお問い合わせ下さいますようお願い申し上げます。
当院では、東京都内(品川区 五反田)で顕微鏡下で計測した花粉飛散数、および花粉情報など試験的に提供しています。1984年から観測は開始しており、例年2月〜4月のスギ・ヒノキ花粉数を計測しています。
2024年10月9日 インフルエンザワクチンの接種開始しました。ご希望の方は、お電話でのお問い合わせ、あるいは診察時にご相談下さい。
2021年10月29日 予約制を導入しました。ご予約は、窓口または電話03-3491-2822(月〜金曜日の午後2 時から午後7 時)でお願いします。
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2024年3月25日 日本経済新聞社に、花粉観測に関して情報提供をさせていただきました。
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