月別: 2021年1月

2021年1月5日 花粉情報

夜間から朝まで曇り、朝の冷え込みはやや弱く(AM7:00:4.0℃)、日中は晴れて気温が上昇しました(PM3:00:10.8℃)。その後風も弱く、気温も大幅には下がらず、乾燥が続きました。

元旦から3日までの各日の最高気温の積算値は41.1℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。この値から単純に計算すると当地の予想される飛散開始日は2月12日となります(日本気象協会の東京の予測は2月10日)。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
1/5 0.0 0.0 0.3 4.3

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.3個/cm2、花粉自動計測器(KH-3000)の測定値は4.3個/m3/時でした。その他の花粉は種属の判別ができず、不明でした。
自動計測のウィークディの平均値は昨年12月末で5.5個/m3/時でした。本日は、近隣道路の交通量が平時に戻り、近隣ビルの工事も再開し、結果4.3個/m3/時でした。

その他の花粉


2021年1月4日 花粉情報

夜間は曇り、明け方から晴れ、朝の冷え込みはやや弱く)AM7:00:3.0℃)、日中は晴れて気温が上昇しました(PM2:00:10.7℃)。その後風も弱く、気温も大幅には下がらず、乾燥が続きました。  元旦から3日までの各1日の最高気温の積算値は29.7℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
1/4 0.0 0.0 0.0 2.4

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.0個/cm2、花粉自動計測器(KH-3000)の測定値は2.4個/m3/時でした。プレパラートは本日も大変きれいでした。日常が戻っていないようです。


2021年1月3日 花粉情報

晴れ、朝の冷え込みが続き(AM7:00:1.5℃)、日中も気温が上昇しませんでした(PM2:00:8.0℃)。夜もそれほど気温が上がらず、大変乾いた三が日でした。
元旦から2日までの各日の最高気温の積算値は21.3℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
1/3 0.0 0.0 0.0 1.5

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.0個/cm2、花粉自動計測器(KH-3000)の測定値は1.5個/m3/時でした。花粉は観測されず、自動計測今シーズン最小でした。  昨年の1月3日はUターンラッシュで人出があったようですが、今年の3日は車も人出もほとんどなく、結果として自動計測値が微小となったようです。

1月の測定数とシーズンの総数の関係(2001年以後)は下表の通りです。

年 度 ス  ギ ヒ ノ キ そ の 他 スギ・ヒノキ

総飛散数

2001年 1.5 0 4.5 4876.7
2002年 3.7 0 12.6 5644.9
2003年 2.1 0 3.9 3964.9
2004年 0.6 0 10.1 460.7
2005年 7.3 0 6.9 13948.7
2006年 0.6 0 10.3 1132.7
2007年 1.8 0 11.2 1775.7
2008年 0.6 0 10.9 3599.9
2009年 0.6 0 4.9 5785.2
2010年 1.8 0 7.8 1557.7
2011年 1.5 0 1.2 11549.1
2012年 0.3 0 1.8 2127.6
2013年 1.8 0 6.6 7661.8
2014年 0.6 0 9.5 1993.4
2015年 1.2 0 10.4 2938.1
2016年 1.2 0 2.1 4184.6
2017年 2.7 0 8.9 2570.7
2018年 4.2 0 11 8057.4
2019年 3 0 8.7 6199.4
2020年 3.4 0 16.2 2841.6

明確な相関はみられません。


2021年1月2日-2 花粉情報

新年を迎えますと「スギ花粉はいつ飛散を始めるのか」という疑問が生じます。飛散開始は、初期療法にも重要です。当地の飛散開始は大凡ですが、元日からの1日の最高気温の積算値440℃前後が当地の飛散開始の目安です。積算値は明日からお知らせいたします。患者様にはその時までに十分な対応(原因の確認、合併症の治療、インフルエンザや乾燥冷気対策など)をお願いいたします。ちなみに元旦の1日の最高気温は10.5℃でした。

スギ花粉飛散開始日(積算400℃到達日)

H23(2011) 2月22日(2月12日)
H24(2012) 2月26日(2月17日)
H25(2013) 2月14日(2月9日)
H26(2014) 2月3日(2月7日)
H27(2015) 2月11日(2月10日)
H28(2016) 2月14日(2月8日)
H29(2017) 2月16日(2月6日)
H30(2018) 2月10日(2月12日)
H31(2019) 2月12日(2月7日)
R2(2020) 2月5日(2月5日)
R3(2021)
スギ飛散開始:1個/日以上2日以上連続した時、その初日

2021年1月2日-1 花粉情報

晴れが続き、元旦ほどではないものの朝の冷え込みは厳しく(AM7:00:1.5℃)、日中も昨日同様に気温が上昇して最高10.0℃でした。夜もそれほど気温が下がらず、思いの外寒さを感じませんでした。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 KH-3000
1/2 0.3 0.0 0.3 2.3

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.3個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.3個/cm2、花粉自動計測器(KH-3000)の測定値は2.3個/m3/時でした。スギ花粉は本年の初観測日となりました。その他の花粉は、マツ科ではないかと思われますが、明確ではありません。

スギ花粉

その他の花粉


2021年1月1日−2 花粉情報

2021年初日は冷え込みましたが快晴でした(AM6:00:0℃)。昼過ぎには南寄りの風が吹き、日中は気温も上がり(PM2:00:10.5℃)、大変穏やかかつ暖かな日中でした。しかし、夜は再び冷え込みました(4.1℃)。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
1/1 0.0 0.0 0.0 1.9

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.0個/cm2、花粉自動計測器(KH-3000)の測定値は1.9個/m3/時でした。本日は人通り、交通量共に少なく、プレパラートは汚れがなく綺麗でした。昨年の元旦の自動計測値の測定値は2.7個/m3/時でした。

初観測日は年が明けて最初にスギ花粉が鏡検で全視野に1個でも観測された日です。

表:初観測日

年 度 初観測日 年 度 初観測日
2020年 1月18日 2011年 1月2日
2019年 1月5日 2010年 1月3日
2018年 1月2日 2009年 1月21日
2017年 1月3日 2008年 1月11日
2016年 1月19日 2007年 1月10日
2015年 1月11日 2006年 1月22日
2014年 1月26日 2005年 1月3日
2013年 1月2日 2004年 1月4日
2012年 1月2日 2003年 測定せず

 


2021年1月1日 花粉情報

明けましておめでとうございます。当地における花粉観測は、今年で38シーズン目を迎えます。 今年も宜しくお願い申し上げます。