2021年1月19日-2 花粉情報
神奈川県自然環境保全センターの齋藤央嗣氏から次の情報をいただきました。
神奈川県内のスギとヒノキ林の雄花量調査からの花粉飛散予測です。
神奈川県自然環境保全センターの齋藤央嗣氏から次の情報をいただきました。
神奈川県内のスギとヒノキ林の雄花量調査からの花粉飛散予測です。
晴れて朝はやや冷え込み(AM6:00:3.5℃)、昼前まで快晴が続きましたが強い風が吹き、気温はさほど上がりませんでした。乾燥して、体感的には寒い1日でした。
元旦から18日までの各日の最高気温の積算値は175.7℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。この値から単純に計算すると当地の予想される飛散開始日は2月14日となります(日本気象協会の東京の予測は2月10日)。今後、気温が上昇すると開始日の予想はさらに早くなります。
観測結果(個/cm2/日:2021年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
1/19 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 17.2 |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、マツの仲間と思われるその他の花粉が0.3個/cm2でした。自動計測KH3000の測定値は17.2個/m3/時でした。本日は深夜から強い南西の風(9m/s)、明け方からは北北西の風が吹き(6〜8m/s)、近隣工事のない時間帯はKH3000の測定値が低値でしたが、実施時(AM9:00〜PM5:00)には測定値が急上昇しました。工事によって飛散した粉塵の影響と考えられます。花粉は飛散していませんでしたので、もし症状が出た方がいるならば、乾燥冷気による鼻炎と考えられます。粉塵によるプレパラートの汚れが大変目立ちましたので粉塵による物理的刺激も否定できません。
当院では、東京都内(品川区 五反田)で顕微鏡下で計測した花粉飛散数、および花粉情報など試験的に提供しています。
花粉の観測は、1984年から開始しており、例年2月〜4月までの間の、スギ・ヒノキ花粉数を計測しています。
2021年2月12日 2月11日からスギ花粉の飛散が開始しました。
2020年4月29日 「オンライン診療ついて」まとめました。LINEによる診療を当院再診患者様に対して開始しました。
2021年2月7日 NHK「ニュース7」19時〜で、花粉観測に関して情報提供をさせていただきました。
2020年4月28日 安心して受診していただけるように、「当院の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策」をまとめました。
2020年2月6日 2月5日からスギ花粉の飛散が開始しました。
2020年1月26日 2020年 春の花粉予測について
2019年4月3日 NHK「 ガッテン!『今ツラいあなたに!保存版 新発想の花粉症対策SP』」で、花粉観測に関して情報提供をさせていただきました。
花粉自動計測器KH-3000の試験運用を開始します
2018.1.18 東京都花粉症患者実態調査について