日: 2023年11月18日

2023年11月18日-3 花粉情報

本日は土曜日、道路は週末なので大変空いていて、プレパラートもきれいでした。

本日の測定結果、スギ花粉0.6個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2の結果で、その他の花粉は5.2個/cm2でした。昨日、雨が止んだ後は、晴れ〜曇り〜晴れと続き、その他の花粉が5.2個/cm2も観測されました。

○観測結果(個/cm2/日:2023年)

観測期間 スギ ヒノキ イネ科 ブタクサ属 ヨモギ属 カナムグラ その他
11/18 0.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 5.2
11/1〜18 1.5 0.0 0.0 1.2 0.0 0.0 13.1

昨年は11月最初にスギ花粉が観測されたのは、4日でした。11月最初の観測日が4日なのは、4年連続でした。今年は7日が最初にスギ花粉が観測された日となりました。12日のその他の花粉の中には、ブタクサ花粉と思われる花粉が含まれていました。本日は、その他の花粉の大半は、ヒマラヤスギ(マツ科)で、4.3個/cm2観測されました。ヒマラヤスギには花粉症が存在するようです(Ann Allergy Asthma Immunol/ 95巻, 5号, 474-9頁/ 発行年 2005年11月 )。


2023年11月18日-2 花粉情報

本日は未明から朝まで曇りが続きました。未明から明け方は昨日よりは暖かく、気温は午前5時に12.5℃でしたが、その後は気温が上昇、11時には16.9℃と昨日より大幅に気温が上昇しました。昼過ぎにから良く晴れてその後は夜まで、晴れが続きました。


2023年11月18日-1 花粉情報

新型コロナとの戦いはまだ続いていて、解決していませんが、先週からピタッと来院しなくなりました。先々週は2件コロナの陽性者が来院しました。来春もスギ、ヒノキ花粉が否応なしに飛散します。日本気象協会の2024年春の花粉飛散予測(第1報)によれば、当地は今春の80%(6000個/cm2前後)、過去10年平均の110〜150%(4000〜8000個/cm2)と予測されています。この予測値は今春の予測(〜11500個/cm2)より少ない(実測値は8000個/cm2)のですが、これは過去10年平均(3566個/cm2)よりも十分大きく、備えは固めなければなりません。そこで、コロナ、インフルエンザを警戒しながら、今年も11月から花粉観測を連日行うことにいたしました。