日: 2023年10月22日

2023年10月22日-4 花粉情報

飛散総数(cm2/週)

  令和2年 令和3年 令和4年 令和5年
8月1週 1.5 0.9 1.5 2.1
    2 0.3 0.6 1.8 0.8
    3 2.8 1.2 1.8 0.6
    4 0.9 2.8 1.2 0.0
9月1週 0.9 11.7 2.1 0.9
    2 3.1 19.1 14.5 2.8
    3 6.5 26.1 21.6 2.8
    4 17.6 27.1 21.0 23.7
10月1週 20.4 19.4 40.1 17.3
    2 11.7 18.7 9.0 17.6
    3 3.4 3.4 6.8 8.6
    4 2.2 5.4 4.3 13.3
    5 1.2 3.0 6.2  
合計 72.5 139.7 132.1  

例年10月第3週は花粉観測数が大きく減少します。しかし、今年は飛散期が遅くなっているようです。とはいえ、例年通り、重症化するほどの数は飛散していません。


2023年10月22日-3 花粉情報

10月の下旬となりました。例年ですと、秋の花粉飛散が徐々に減少する時期となりますが、今年も例年通り減少傾向にはありますが、今週は思いの外多くの花粉が観測されました。

種別 観測期間
10/16〜10/22 昨年(10/17〜10/23)
スギ 0.3 1.5
ヒノキ 0.0 0.0
イネ科(カモガヤ他) 2.8 0.0
ブタクサ属 0.9 0.6
ヨモギ属 1.2 0.0
カナムグラ 0.9 0.0
マツ 0.0 0.0
その他 6.5 2.2
合計 13.3 4.3

2023年10月22日-2 花粉情報

10月も残す所1週間、秋の花粉シーズンはほぼ終わりました。今年はここまで、新型コロナと異常な気象に翻弄され続けてきました。来春、「インフルエンザ、新型コロナ、スギ・ヒノキ花粉症が時期を同じくして発症したら」と考えると、私ども耳鼻科医は対応に苦慮すると思います。それだけに、インフルエンザと花粉症については、十二分に事前の対策を施しておきたいと考えます。花粉症の皆様におかれましては、どれだけ対策しても十分ということはありません。可能な限り早めに行動を起こして頂きます様、心からお願い致します。


2023年10月22日-1 花粉情報

秋は春ほどではありませんが、春に次いで寒暖差の大きな季節です。温度差はアレルギーの原因にはなりませんが、アレルギー症状を悪化させます。衣類、冷暖房を適切に用いるなど温度調節が大切です。これから冬に向かって気温が下がりますが、気温の低下とともに大気の乾燥が進みます。また、冷暖房で室内はさらに乾燥します。東京は国内のみならず北半球の主だった都市の中で冬に最も乾燥が激しい都市です。暖房によっても室内の乾燥が進みます。乾燥は乾燥単独でも粘膜にダメージを与えます。住居内が過剰に乾燥しないようにご注意ください。