日: 2023年10月18日

2023年10月18日-2 花粉情報

初期療法において行わなければならない事項、知っておかなければならない事項を提示しています。

生活のリズム

花粉症対策の場合は時間に合わせたリズムではありません。体調に応じたリズムを心がけることを目指して下さい。アレルギーの方は寒暖差、疲労、睡眠不足などによって症状が悪化する可能性があります。朝は、自律神経の関係で、目覚めに急な行動を起こすと、症状の悪化(特に鼻閉)が起こりますので、時間に余裕を残して起床、行動してください。冷暖房は室内の温湿度に応じてこまめに調節してください。乾燥しすぎると粘膜が壊れて、機能が低下します。睡眠は時間よりも質を大事にしてください。熟睡することが大事です。食事も栄養のバランスを考えた献立で、適量にしてください。外出のタイミングも体調を考えて行動して下さい。疲れている時は、体を休ませて下さい。

さて、アレルギー性鼻炎(花粉症)の3大症状は、しばしば「クシャミ、鼻水、鼻づまり」と言われます。ならば、この3症状が揃った方は、直ちにアレルギー性鼻炎(花粉症)と診断して良いでしょうか。実はそれは違います。例えば、上気道炎の初期症状も同じ症状が出ます。また、鼻内形態異常(鼻中隔湾曲など)でも、同様の症状が出現することがあります。したがって、患者さんの訴えから即断は禁物です。しっかりとした視診、問診に加えて、臨床検査で確定診断をしましょう。

 

 


2023年10月18日-1 花粉情報

秋は春ほどではありませんが、春に次いで寒暖差の大きな季節です。温度差はアレルギーの原因にはなりませんが、アレルギー症状を悪化させます。衣類、冷暖房を適切に用いるなど温度調節が大切です。これから冬に向かって気温が下がりますが、気温の低下とともに大気の乾燥が進みます。また、冷暖房で室内はさらに乾燥します。東京は国内のみならず北半球の主だった都市の中で冬に最も乾燥が激しい都市です。暖房によっても室内の乾燥が進みます。乾燥は乾燥単独でも粘膜にダメージを与えます。住居内が過剰に乾燥しないようにご注意ください。