日: 2023年10月8日

2023年10月8日-8 花粉情報

飛散総数(cm2/週)

  令和2年 令和3年 令和4年 令和5年
8月1週 1.5 0.9 1.5 2.1
    2 0.3 0.6 1.8 0.8
    3 2.8 1.2 1.8 0.6
    4 0.9 2.8 1.2 0.0
9月1週 0.9 11.7 2.1 0.9
    2 3.1 19.1 14.5 2.8
    3 6.5 26.1 21.6 2.8
    4 17.6 27.1 21.0 23.7
10月1週 20.4 19.4 40.1 17.3
    2 11.7 18.7 9.0 17.6
    3 3.4 3.4 6.8  
    4 2.2 5.4 4.3  
    5 1.2 3.0 6.2  
合計 72.5 139.7 132.1  

週毎の飛散総数はここ2年と比較するとやや遅い傾向が認められました。当地では、秋の花粉飛散は10月の第3週には減少します。この傾向は過去3年と変わりませんが、相対的に飛散数あすくなく、また春と比較すると大変少数です。

 


2023年10月8日-6 花粉情報

○10月8日(日):観測数

種別 観測期間
10/2〜10/8 昨年(10/3〜10/9)
スギ 0.0 0.0
ヒノキ 0.0 0.0
イネ科(カモガヤ他) 0.3 1.2
ブタクサ属 1.9 0.3
ヨモギ属 2.5 0.0
カナムグラ 0.6 0.0
マツ 0.0 0.0
その他 12.3 7.4
合計 17.6 9.0

10月第2週まで飛散開始は遅かったものの、終了の傾向は今年も変わらないようです。


2023年10月8日-7 花粉情報

観測数

種別 観測期間
10/2〜10/8 昨年(10/3〜10/9)
スギ 0.0 0.0
ヒノキ 0.0 0.0
イネ科(カモガヤ他) 0.3 1.2
ブタクサ属 1.9 0.3
ヨモギ属 2.5 0.0
カナムグラ 0.6 0.0
マツ 0.0 0.0
その他 12.3 7.4
合計 17.6 9.0

10月第2週まで飛散開始は遅かったものの、終了の傾向は今年も変わらないようです。


2023年10月8日-5 花粉情報

昨年の今日、当HPでは、「当院の自動計測器KH3000は本日、今シーズンの最後の仕事を終え、来シーズンに備えるために、ドック(株式会社 大和製作所:〒238―0013 横須賀市平成町2―1:046-821-1545)に入りしました。今シーズンは大変良く働いてくれました。スギ、ヒノキのシーズン以外はノイズを拾うことも、汚染物質による誤作動も極めて少なく、以前と比較しますと、スギ、ヒノキ花粉の観測精度が非常に良くなったと感じています。来シーズンまでには、分析データを報告したいと思います。来春は、今シーズン以上の花粉が飛散すると予想されますので、さらに頑張ってくれると思います。KH3000による計測は、本年12月1日から再開する予定です。」とご報告いたしました。ところがその後、株式会社 大和製作所が倒産してしまい、メンテナンスに出した自動計測器KH3000が返還されませんでした。そこで、中古品を入手しましたが、来春までにメンテナンスを行わなければなりません。しかし、メンテナンスができる技術者がおらず、困っています。旧株式会社 大和製作所の方で、メンテナンスができる方がおられましたら、ご連絡を頂けますと大変有難く存じます。吉報をお待ちしています。

連絡先はTEL03-3491-2822(月〜金曜日、午後2時〜7時)です。


2023年10月8日-4 花粉情報

初期療法はあるアレルギーのお薬の臨床試験の経験が契機となって発案されました。昭和46年(1971)に日本で初めて抗アレルギー剤と呼ばれる薬剤が発売になりました。もちろん「喘息薬として」、です(当時は「喘息が先、鼻炎はその後」でした)。この薬の鼻炎に対する承認を得るため、卒業したばかりの私の勤める大学耳鼻咽喉科にも臨床試験の依頼が来ました。昭和48年春に、人手の関係でこの試験の担当を私が命ぜられました。現在と異なり、試験方法、計画から分析、評価まで全て自分で行わなければならない時代でした。計画書の作成、臨床試験そして報告書の仕上げまで(耳鼻展望171974)、2年の歳月を費やしました。無事アレルギー性鼻炎、花粉症にもこの薬が使えるようになりました。この薬は現在でも世界中で使われています。この時、一点だけ疑問が残りました。この薬は「予防的効果が期待できる」と謳われていましたが、いくらその根拠となる研究結果や論文を探しても、見つかりませんでした。ならば、自分で試験方法や計画を立てて、試験してみようということになりました。そして、直属の上司に許可を求めたところ、承諾が得られましたので、研究班の仲間と実施。これが、「大成功であった。」というのが真相です。


2023年10月8日-3 花粉情報

東京都福祉保健局の花粉情報:東京アレルギー情報nabの過去の観測データによりますと例年10月の半ばを過ぎますと、都心ではイネ科花粉を除いてほぼ飛散が終了。むしろ、スギ花粉が少数ですが観測されています。冬の気候になると室内塵アレルギーの抗原も減少して、室内塵アレルギーの方の症状も安定します。そこで、この時期からは来春の花粉症対策を行うことが可能です。スギ・ヒノキ花粉が飛散する前に予め行っておく対策を私共は初期療法と呼んでいます。本療法を成功させるには、私共と患者の皆さんが協力して行わなければなりませんので、ぜひ患者の皆さんご協力ください。花粉飛散が始まる前に、正しく診断して、合併症や併発症を治し、十分な免疫力を養って置く事が大事です。。


2023年10月8日-2 花粉情報

昨日の東京の湿度は平均38%、最小27%でした。本日、当地の最小湿度は334%と予想されています。気温も低く18.024.5℃と予測されています。寒暖差、乾燥にご注意下さい。


2023年10月8日-1 花粉情報

秋は春ほどではありませんが、春に次いで寒暖差の大きな季節です。温度差はアレルギーの原因にはなりませんが、アレルギー症状を悪化させます。衣類、冷暖房を適切に用いるなど温度調節が大切です。これから冬に向かって気温が下がりますが、気温の低下とともに大気の乾燥が進みます。東京は国内のみならず北半球の主だった都市の中で一番冬に乾燥が激しい都市です。暖房によっても室内の乾燥が進みます(最も影響が大きい)。乾燥はそれだけでも粘膜にダメージを与えます。住居内が過剰に乾燥しないようにご注意ください。