2022年7月31日-3 花粉情報
未明から晴れて、南寄りの風が吹き、気温は高く(午前5時:28.0℃)、午前7時には30.0℃を超え、気温は急上昇(14時〜15時:35.0℃)、一時曇り(17〜20時)ましたが猛暑日となり、夜も気温は高いまま(午後7時:30.9℃)でした。
未明から晴れて、南寄りの風が吹き、気温は高く(午前5時:28.0℃)、午前7時には30.0℃を超え、気温は急上昇(14時〜15時:35.0℃)、一時曇り(17〜20時)ましたが猛暑日となり、夜も気温は高いまま(午後7時:30.9℃)でした。
昨年この1週間(26〜8月1日)に観測された花粉は、「スギ花粉は0.0個/cm2/週、ヒノキ花粉も0.0個/cm2/週、マツ0.0個/cm2/週、カバノキ科0.0個/cm2/週、イネ科0.0個/cm2/週、ブナ科0.0個/cm2/週、ニレ科0.0個/cm2/週でした。その他の花粉は4.3個/cm2/週でした。プレパラートの汚れが目立ちました。」
種別 | 観測期間 | |
7/25〜7/31 | 昨年(7/26〜8/1) | |
スギ |
0.0 |
0.0 |
ヒノキ |
0.0 |
0.0 |
マツ型(アカマツ、クロマツ他) |
0.0 |
0.0 |
カバノキ科(ハンノキ、シラカンバ他) |
0.0 |
0.0 |
ブナ科(コナラ、クヌギ、クリ) |
0.0 |
0.0 |
イネ科(カモガヤ、イネ他) |
0.0 |
0.0 |
ニレ科(ケヤキ) |
0.0 |
0.0 |
その他(イチョウ、クルミ他を含む) |
0.6 |
4.3 |
合計 |
0.6 |
4.3 |
今週(7/25〜7/31)観測された花粉は、スギ花粉0.0個/cm2/週、ヒノキ花粉0.0個/cm2/週、マツ型0.0個/cm2/週、カバノキ科0.0個/cm2/週、ブナ科0.0個/cm2/週、イネ科0.0個/cm2/週、ニレ科0.0個/cm2/週でした。その他の花粉は0.6個/cm2/週でした。日照時間は非常に長買った昨年ほどではありませんが、100時間を超える1週間でした。プレパラートの汚れが目立ち、花粉は昨年より少なく、総てその他の花粉でした。
来春のスギ花粉飛散予測の参考資料として、東京都東京の日照時間観測値(気象庁過去の気象データから)を報告します。
(7月16日から30日までの日照時間の加算値は103.6時間)でした。
昨日、7月後半の日照時間加算値が100時間を超えました。
未明から晴れて、南寄りの風が吹き、気温は高く(午前5時:27.5℃)、午前8時には30.0℃を超え、気温は急上昇(12時〜14時:33.5℃)、夜も気温は高いまま(午後7時:29.7℃)でした。
鼻腔の周囲には4対の副鼻腔(空洞)が存在します。副鼻腔の成立と機能については、これまで諸説があり、未だに結論が得られていません。呼吸の機能を上げる為(保温保湿作用、貯気作用、換気作用)、嗅覚機能を向上させるため(嗅覚の補助)、頭蓋構築上の関与(体躯の大型化への対応、頭蓋構築上の支柱間の空隙、頭蓋構造効率化への骨吸収、頭蓋の発育成長への調整、進化上の遺残腔)、随伴機能(頭蓋重量の軽減、大脳眼窩の保護隔離、音声の共鳴、衝撃緩和)等々です。哺乳類の鼻の主な作用は嗅覚ですが、霊長類や人類では呼吸が主な作用となり、副鼻腔が存在する意義も大きく変化(退行進化)しています。人の副鼻腔は哺乳類の副鼻腔と比較すると形状が単純になり、かつ病気が起こり易くなっています。
来春のスギ花粉飛散予測の参考資料として、東京都東京の日照時間観測値(気象庁過去の気象データから)を報告します。
(7月16日から29日までの日照時間の加算値は94.7時間)でした。
未明には晴れて、一時北寄りの風が吹きその後南風となりましたが、気温は変わらず高く(午前4〜5時:26.0℃)、午前9時には30.0℃を超え、午後1時には33.5℃まで上がりました。しかし、晴れは夕方まで、夜は曇りで、ゆっくりと気温が下がりました。
鼻腔の外壁には鼻甲介と呼ばれる襞があり、これらは嗅覚や呼吸の効率の向上に役立つと考えられています。しかし、嗅部(ニオイを感じ取る部分)附近の気道(上鼻道)は大変狭く、わずかな形態異常や粘膜の腫れ(肥厚)でも、空気の通りが悪くなり、ニオイの素(嗅素)がニオイを感じる部分に届かなくなると匂いがしなくなることがあります。原因としては鼻炎、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎、鼻腔形態異常などが原因となる主な病気です。また、外傷、腫瘍、脳血管障害などによって脳や神経が障害された場合にも匂いがしなくなることがあります。
来春のスギ花粉飛散予測の参考資料として、東京都東京の日照時間観測値(気象庁過去の気象データから)を報告します。
(7月16日から28日までの日照時間の加算値は83.0時間)でした。
未明から昼前まで晴れて、南風が吹き、気温が高く(午前4〜5時:27.0℃)、蒸し暑い午前中でした。午前8時には30.0℃を超え、正午には32.5℃まで上がりました。夕方から曇り、気温も下がりましたが、午後7時にまだ29.0℃ありました。
顔に突出した部分(外鼻)は鼻腔の屋根にあたります。鼻の穴(孔)に近い先端部分を鼻尖、目尻に近い部分を鼻根と呼びます。鼻根部は硬い骨(鼻骨)ですが、鼻尖部は柔らかい骨(尾翼軟骨)でできています。顔面を打撲した時に鼻根部の硬い骨が折れた場合に鼻骨骨折と言います。外鼻は顔面を形成する骨と鼻中隔に支えられています。鼻骨骨折の際に鼻血が出るのは、外力が鼻中隔に及ぶためです。鼻中隔は一枚板ではなく、軟骨と骨でできています。これらの骨の接合部が成長のズレによって鼻中隔の曲がり(湾曲)が起こります。湾曲が過度に強くなると鼻閉が生じます(鼻中隔湾曲症)。鼻中隔の最上部に匂いを感じ取る部分(嗅部)があります。嗅部には匂いを感じ取る細胞(嗅細胞)が分布していて、吸気と共に匂いの元(嗅素)が到達すると反応して嗅神経を介して脳(嗅脳)に刺激が伝えられて匂いを感じます。
来春のスギ花粉飛散予測の参考資料として、東京都東京の日照時間観測値(気象庁過去の気象データから)を報告します。
(7月16日から27日までの日照時間の加算値は74.7時間)でした。
本日は未明から晴れて、明け方には一時曇りましたが、南風が吹いて、気温が高く(午前1〜5時:27.0℃)、蒸し暑さを感じる午前中でした。午前9時には30.0℃を超え、正午には32.5℃まで上がりました。 午後も晴れて気温が高く、夜になっても、28.0℃ありました。
当地では秋の花粉症シーズンは、8月下旬からキク科のブタクサ花粉の飛散から始まります。室内塵アレルギーの主要抗原であるダニの繁殖は梅雨の時期から始まり8月下旬にピークを迎えます。それまでは、大気中に花粉抗原は少なく、鼻アレルギーが急激に悪化する要因は温湿度の影響などの他にありません。すなわち、症状は軽く、診断精度も高く、シーズンに備えを固める絶好のチャンスです。春や秋、特に秋に悪化するアレルギー症状をお持ちの方は、是非8月中に専門医を受診して、診断を受け(原因を確認)、備えを固めてください。
○当地は暫くの間、花粉症もアレルギー性鼻炎も小休止の時期になります。そこで、この間を利用して少し鼻の構造や機能について触れたいと思います。鼻というと一般的には顔の中心に突出した部分(外鼻)を指しますが、実際はその奥に1対の鼻腔と4対の副鼻腔があり、これらが呼吸の空気の通り道(気道)と匂いを感じとる(嗅覚器)としての役割を果たしています。鼻腔と副鼻腔を合わせて鼻(鼻副鼻腔)と呼んでいます。
来春のスギ花粉飛散予測の参考資料として、東京都東京の日照時間観測値(気象庁過去の気象データから)を報告します。
(7月16日から26日までの日照時間の加算値は64.0時間)でした。
未明は晴れていましたが、未明から雨が降りました。しかし、南風が吹いて、気温が高く(午前4〜7時:26.5℃)、湿度が高く、蒸し暑さを感じる午前中でした。正午には33.0℃まで上がりました。午後から曇りで高音が続き、午後9時になっても気温は27.8℃でした。
真夏は多くの方が海やプールで泳ぐ機会が増えていると思います。暑い日が続き、海の事故のニュースが続いています。水の影響はいわゆる事故だけではありません。プールの水は鼻や眼の粘膜に影響します。水の消毒が不十分ならば感染性鼻炎が、消毒剤が過剰になると消毒剤そのものによる薬剤性鼻炎が起こる可能性があります。泳ぐときは、適正に管理されたプールや海水浴場を選んで下さい。
来春のスギ花粉飛散予測の参考資料として、東京都東京の日照時間観測値(気象庁過去の気象データから)を報告します。
(7月16日から25日までの日照時間の加算値は64.0時間)でした。
未明から晴れが続き、気温が高く(午前3時:26.5℃)、湿度はやや低くなりましたが、気温は上がり続け、午前8時には30.0℃を超え、その後も上昇、正午には33.0℃まで上がりました。午後も晴れて高音が続き、午後9時になっても気温は28.1℃でした。
総観測花粉数が6月以後徐々に減少する傾向は毎年変わりません。
総観測花粉数(個/cm2/週)
時期 | 6月
1週 |
2
週 |
3
週 |
4
週 |
7月
1週 |
2
週 |
3
週 |
4
週 |
|
年
度 |
‘20 | 79.8 | 58.6 | 16.9 | 3.7 | 5.3 | 3.1 | 0.9 | 1.5 |
‘21 | 46.2 | 39.2 | 9.2 | 9.2 | 1.5 | 3.7 | 2.1 | 4.9 | |
‘22 | 65.7 | 11.1 | 13.0 | 10.2 | 12.7 | 5.2 | 0.9 | 1.5 |
一昨年、昨年と7月になると総観測花粉数は一桁まで少なくなりました。今年も同じ傾向が認められます。
来春のスギ花粉飛散予測の参考資料として、東京都東京の日照時間観測値(気象庁過去の気象データから)を報告します。
(7月16日から24日までの日照時間の加算値は52.2時間)でした。
未明から晴れが続き、気温が高く(午前3時:26.0℃)、しかも湿度も高い夜でした。その後も気温は上がり続け、午前10時には30.0℃を超え、その後も晴れが続き、気温が上昇、午後1時に32.5℃まで上がりました。
来春のスギ花粉飛散予測の参考資料として、東京都東京の日照時間観測値(気象庁過去の気象データから)を報告します。
(7月16日から23日までの日照時間の加算値は42.9時間)でした。
昨年この1週間(19〜25日)に観測された花粉は、「スギ花粉は0.0個/cm2/週、ヒノキ花粉は0.3個/cm2/週、マツ型0.0個/cm2/週、カバノキ科0.0個/cm2/週、ブナ科0.0個/cm2/週、イネ科0.0個/cm2/週、ニレ科0.0個/cm2/週でした。その他の花粉は4.6個/cm2/週でした。プレパラートの汚れはこれまでとほぼ同じ、花粉は少なく、総計4.9個/cm2/週でした。」
種別 |
観測期間 |
|
7/18〜7/24 | 昨年(7/19〜7/25) | |
スギ |
0.0 |
0.0 |
ヒノキ |
0.0 |
0.3 |
マツ型(アカマツ、クロマツ他) |
0.3 |
0.0 |
カバノキ科(ハンノキ、シラカンバ他) |
0.0 |
0.0 |
ブナ科(コナラ、クヌギ、クリ) |
0.0 |
0.0 |
イネ科(カモガヤ、イネ他) |
0.0 |
0.0 |
ニレ科(ケヤキ) |
0.0 |
0.0 |
その他(イチョウ、クルミ他を含む) |
1.2 |
4.6 |
合計 |
1.5 |
4.9 |
今年、関東甲信の梅雨入りは6月6日でした(昨年より8日早い)。6月27日(月)には梅雨明けしました。観測史上最も早い梅雨明けとのことです(気象庁発表)。ところが12日から再び雨が降り続き、その雨量は12日から16日だけで178mmにもなる大雨でした。そのため、先週(7/11〜7/17)観測された花粉総数は僅か0.9個/cm2/週でした。今週(7/18〜7/24)は晴れが続きましたが観測された花粉は、スギ花粉0.0個/cm2/週、ヒノキ花粉0.0個/cm2/週、マツ型0.3個/cm2/週、カバノキ科0.0個/cm2/週、ブナ科0.0個/cm2/週、イネ科0.0個/cm2/週、ニレ科0.0個/cm2/週でした。その他の花粉が1.2個/cm2/週でしたので総観測花粉数は1.5個/cm2/週でした。やはり、飛散花粉はほとんどなく、この時期にアレルギー症状がある方は、先ずは室内塵を疑うべきであると思われます。
未明から晴れが続き、気温が高い(午前4〜5時:26.5℃)夜でした。その後も気温は上がり続け、午前9時には30.0℃を超え、昼過ぎには、さらに気温が上がり32.5℃まで上昇、3日振りに終日晴れました。
鼻腔(呼吸空気の通り道)の内面は呼吸上皮と呼ばれる粘膜で覆われています。表面には無数の繊毛と呼ばれる毛が生えていて、その上に粘液があり、繊毛が一定のリズムで一定の方向に波打つのに従って粘液が流れています。これを鼻粘膜粘液繊毛輸送機能と呼びます。この機能によって吸気に湿気を与え(加湿)、温め(加温)、浄化(除塵:空気に含まれる塵を排除)することで、呼吸器のコンディションを保つ役割を担います。感染や外傷のみならず過度な寒暖差や空気の乾燥、冷気によってもこの鼻の粘膜機能は低下、損傷します。エアコンによる過剰な冷気や乾燥は要注意です。エアコンは適正にご使用ください。
来春のスギ花粉飛散予測の参考資料として、東京都東京の日照時間観測値(気象庁過去の気象データから)を報告します。
(7月16日から21日までの日照時間の加算値は34.8時間)でした。
未明にはから明け方は晴れていましたが、朝から曇り昼前には雨が降り出しました。しかし、気温は高く(午前9時:30.0℃)、その後も気温は上がり続け、昼前には31.0℃を超え,昼過ぎからは晴れが続き、さらに気温が上がりました。
鼻前庭湿疹、鼻癤、乾燥性前鼻炎などは鼻前庭と呼ばれる鼻の前の部分(顔面に近い)の疾患です。鼻前庭の皮膚が乾燥して皮膚に亀裂や炎症が起こり、痂皮(かさぶた)や出血が繰り返されます。ここに感染を起こすと鼻癤(いわゆるオデキ)となり、痛みが出ます。冬の乾燥した環境や夏のクーラーによる乾燥などが悪化因子となりますので注意が必要です。
来春のスギ花粉飛散予測の参考資料として、東京都東京の日照時間観測値(気象庁過去の気象データから)を報告します。
(7月16日から21日までの日照時間の加算値は27.6時間)でした。
未明にはから明け方は晴れ、気温は昨日より低いものの急上昇(午前8時:28.5℃)、その後も気温は上がり続け、昼前には30.0℃を超えて真夏の陽気になり、午前11時から午後2時には32.0℃まで上昇しました。午後は晴れたり、曇ったりの天気でしたが、夕方から小雨が降り、夜には止みました。
発熱や咳などの風邪症状で受診される場合は、ご来院いただく前にお電話(03-3491-2822)でお問い合わせ下さいますようお願い申し上げます。
当院では、東京都内(品川区 五反田)で顕微鏡下で計測した花粉飛散数、および花粉情報など試験的に提供しています。1984年から観測は開始しており、例年2月〜4月のスギ・ヒノキ花粉数を計測しています。
2024年10月9日 インフルエンザワクチンの接種開始しました。ご希望の方は、お電話でのお問い合わせ、あるいは診察時にご相談下さい。
2021年10月29日 予約制を導入しました。ご予約は、窓口または電話03-3491-2822(月〜金曜日の午後2 時から午後7 時)でお願いします。
ご予約を優先とさせていただき、より待ち時間の無い診療を心掛けて感染対策をして参りますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。病状に応じて、前後する場合があります。
2024年3月25日 日本経済新聞社に、花粉観測に関して情報提供をさせていただきました。
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2018.1.18 東京都花粉症患者実態調査について