日: 2021年8月2日

2021年8月2日-2 花粉情報

昨年は7月下半期の日照時間が記録的に短く(23時間)、8月初旬の時点では、2021年(R3年)春のスギ花粉飛散量は「非常に少ない」と予想されました。しかし、昨年8月上半期は日照時間が127.6時間(平成元年以後5番目に長い)あり、7月下半期の日照時間からの予想に反して本年のスギ花粉飛散数は3913個/cm2/シーズン(最近10年平均程度)でした。つまり、「8月上半期の日照時間が長ければスギの樹勢が回復する傾向が認められる」との指摘(日本気象協会、村山貢司気象予報士)通りでした。そこで、平成元年以来の当地のデータを紐解いて見ますと

○前年8月上旬の日照時間と翌年のスギ花粉飛散数

  スギ飛散数 8月上旬日照時間
H7 6289.5 131
H15 3641.4 140.4
H20 3095 145.4
R2 2466.7 129.1
R3 3913.2 127.6

となり、指摘通りの傾向が認められました。


2021年8月2日-1 花粉情報

1日の日照時間は12.0時間でしたので、8月の日照時間は 計12.0時間となりました。

未明から晴れ、夏の日差しが戻り、気温も上昇(午前8時:30.5)、最高33.0℃(午後1時)まで上がり、真夏日が続いていましたが昼過ぎに小雨が降りました。一時的で気温を下げるほどではなく、夕方から曇って湿気が目立つ天気でした。予報では、今後しばらくは晴れが続くようです。