月: 2024年8月

2024年08月10日-4 花粉情報

観測総数(個/cm2/週:2020〜2021年)

時期 7/12〜 7/19〜 7/26〜 8/2〜 8/9〜 8/16〜 8/23〜
観測数 2020 0.9 1.5 2.1 2.4 0.6 3.1 1.5
2021 2.1 4.9 4.3 0.9 0.6 1.2 2.8
2022 0.9 1.5 0.6 1.5 1.8 1.8 1.2
  2023 5.2 0.9 1.5 0.6 1.5 18 1.2
  2024 4.0 1.2 2.8 3.4      

この時期のアレルギー症状は花粉もさることながら、乾燥、寒暖差などの刺激や室内塵のアレルギーに注意する必要があります。この時期に症状が悪化する方は、気候変動やクーラーの影響あるいは動物、食べ物などにも注意を払う必要があります。また、そろそろ室内塵アレルギー(とりわけダニアレルギー)の季節です。ご注意下さい。


2024年08月10日-3 花粉情報

7/16から8/15間の日照時間の総計は、翌年のスギ、ヒノキ花粉飛散数によく比例すると言われています。 そこで、本年も積算値を当HPで、報告致します。

 (7月31日までの日照時間の積算値は、118.6時間でした。)

 (8月1日から9日までの日照時間の積算値は61.0時間でした。7月16日からの積算値は179.8時間でした。)

昨年の89日の日照時間は1.8時間でした。7月16日から8月9日までの日照時間の加算値は238.3時間でした。

マスコミでは連日猛暑の報道が続いています。しかし、日照時間を昨年と比較しますと、昨年より今年の方が、約60時間以上短く推移しています。このまま、日照時間が短いと、「来春は今春より、スギ花粉は少ないと見なすことになります。」

日照時間の過去10年の平均値は、7月後半87.3時間、8月前半97.7時間、スギ飛散花粉数3567個/cm2でした。今年は、過去10年平均よりは長く、昨年よりも短く推移しています。ちなみに、今年春のスギ花粉飛散数は6300.2個/cm2でしたので、10年平均の1.76倍でした。


2024年08月10日-2 花粉情報

8月、日々の天気(気象庁:東京)

  降雨量(mm) 平均気温 日照時間 天気概況
1日 28.5 9.3 曇り時々晴れ
2日 28.7 6.0 曇り時々晴れ
3日 29.4 8.9  晴れ一時曇り
4日 30.0 10.0 晴れ
5日 30.0 7.8 曇り〜晴れ
6日 29.9 1.8 曇り
7日 76.5 28.9 4.6 曇り一時晴れのち大雨
8日 0.0 28.1 4.0 晴れ時々曇り
9日 30.0 8.6 晴れ一時曇り

2024年08月10日-1 花粉情報

花期が7月以後の植物

( 7月に花期または過去に当地で観測された植物)

カバノキ科(ハンノキ、ミヤマハンノキ)

ブナ科(クリ、ミズナラ)

イネ科(イネ、カモガヤ、ガマ、ヒメガマ、チガヤ)

マツ(トドマツ、トウヒ、コメツガ、チョウセンゴヨウ、ヒマラヤスギ)

バラ科シモツケ属(シモツケ)

シソ科(ウツボグサ、ホトケノザ、タツナミソウ)

アオイ科シナノキ属(シナノキ)

ツツジ科ツツジ属(サツキ)

ヒユ科ヒユ属(ホソアオゲイトウ)

ガマ科ガマ属(ガマ)

ミソハギ科サルスベリ属(サルスベリ)

タデ科ソバカヅラ属(イタドリ)

オオバコ科オオバコ属(ヘラオオバコ)

キク科オナモミ属(オナモミ)

タデ科1年草(ミチヤナギ)

キク科ヨモギ属(オトコヨモギ)

キク科ヨモギ属(ヨモギ)

アカネ科ヤエムグラ属(ヤエムグラ)

ハマミズナ科マツバギク属(マツバギク)

スイカズラ科タニウツギ属(タツウツギ)

タデ科タデ属(ミゾソバ)

ウコギ科タラノキ属(メダラ)

 

太字:花粉症の報告がある植物:当地でも多種多様の花粉が観測されます。しかしながらそれぞれ観測数は非常に少なく、花粉症を発症していると思われる症例には、ほとんど遭遇しません。


2024年08月9日-5 花粉情報

佐橋 紀男先生から、「日照時間が昨年や過去10年平均より少ないことから来春の予測は少ないとのことですが、注目したいです。これから雄花のチェックを開始して、昨年と着花状況を比較したいと思います。富里の昨日までのデータ添付しました。まだブタクサ、カナムグラ、ヨモギは0個です。

当地でも現在、ブタクサ、カナムグラ、ヨモギは0個です。昨年は、ブタクサは9/11〜17の週、カナムグラは9/4〜10の週、ヨモギは9/18〜24の週が初観測日でした。


2024年08月9日-4 花粉情報

観測総数(個/cm2/週:2020〜2021年)

時期 7/12〜 7/19〜 7/26〜 8/2〜 8/9〜 8/16〜 8/23〜
観測数 2020 0.9 1.5 2.1 2.4 0.6 3.1 1.5
2021 2.1 4.9 4.3 0.9 0.6 1.2 2.8
2022 0.9 1.5 0.6 1.5 1.8 1.8 1.2
  2023 5.2 0.9 1.5 0.6 1.5 18 1.2
  2024 4.0 1.2 2.8 3.4      

この時期のアレルギー症状は花粉もさることながら、乾燥、寒暖差などの刺激や室内塵のアレルギーに注意する必要があります。この時期に症状が悪化する方は、気候変動やクーラーの影響あるいは動物、食べ物などにも注意を払う必要があります。また、そろそろ室内塵アレルギー(とりわけダニアレルギー)の季節です。ご注意下さい。


2024年08月9日-3 花粉情報

7/16から8/15間の日照時間の総計は、翌年のスギ、ヒノキ花粉飛散数によく比例すると言われています。 そこで、本年も積算値を当HPで、報告致します。

 (7月31日までの日照時間の積算値は、118.6時間でした。)

 (8月1日から8日までの日照時間の積算値は52.4時間でした。7月16日からの積算値は171.2時間でした。)

昨年の88日の日照時間は6.4時間でした。7月16日から8月8日までの日照時間の加算値は 236.5時間でした。

マスコミでは連日猛暑の報道が続いています。しかし、日照時間を昨年と比較しますと、昨年より今年の方が、50時間以上短く推移しています。このまま、日照時間が短いと、「来春は今春より、スギ花粉は少ないと見なすことになります。」

日照時間の過去10年の平均値は、7月後半87.3時間、8月前半97.7時間、スギ飛散花粉数3567個/cm2でした。今年は、過去10年平均よりは長く、昨年よりも短く推移しています。ちなみに、今年春のスギ花粉飛散数は6300.2個/cm2でしたので、10年平均の1.76倍でした。


2024年08月9日-2 花粉情報

8月、日々の天気(気象庁:東京)

  降雨量(mm) 平均気温 日照時間 天気概況
1日 28.5 9.3 曇り時々晴れ
2日 28.7 6.0 曇り時々晴れ
3日 29.4 8.9  晴れ一時曇り
4日 30.0 10.0 晴れ
5日 30.0 7.8 曇り〜晴れ
6日 29.9 1.8 曇り
7日 76.5 28.9 4.6 曇り一時晴れのち大雨
8日 0.0 28.1 4.0 晴れ時々曇り

2024年08月9日-1 花粉情報

花期が7月以後の植物

( 7月に花期または過去に当地で観測された植物)

カバノキ科(ハンノキ、ミヤマハンノキ)

ブナ科(クリ、ミズナラ)

イネ科(イネ、カモガヤ、ガマ、ヒメガマ、チガヤ)

マツ(トドマツ、トウヒ、コメツガ、チョウセンゴヨウ、ヒマラヤスギ)

バラ科シモツケ属(シモツケ)

シソ科(ウツボグサ、ホトケノザ、タツナミソウ)

アオイ科シナノキ属(シナノキ)

ツツジ科ツツジ属(サツキ)

ヒユ科ヒユ属(ホソアオゲイトウ)

ガマ科ガマ属(ガマ)

ミソハギ科サルスベリ属(サルスベリ)

タデ科ソバカヅラ属(イタドリ)

オオバコ科オオバコ属(ヘラオオバコ)

キク科オナモミ属(オナモミ)

タデ科1年草(ミチヤナギ)

キク科ヨモギ属(オトコヨモギ)

アカネ科ヤエムグラ属(ヤエムグラ)

ハマミズナ科マツバギク属(マツバギク)

スイカズラ科タニウツギ属(タツウツギ)

タデ科タデ属(ミゾソバ)

キク科ヨモギ属(ヨモギ)

ウコギ科タラノキ属(メダラ)

 

太字:花粉症の報告がある植物


2024年08月8日-4 花粉情報

ギ花粉の飛散量に影響する因子には

1.前年夏の気象条件の影響

気温(7月下旬〜8月上旬:特に7月)

が高温

日射量が大きい

日照時間が長い

飛散量が大きい

2.前年の飛散量の影響(樹勢)

3.当該年の1〜2月の降雪量の影響

4.伐採と植林(無花粉あるいは少花粉スギ)

5.樹齢と衰退度

6.その他(都市気候、台風、圏央道、高層ビル群)

などがあり、今後、上記の検討を加味して、来春まで検討を重ねます。検討結果は逐次ご報告いたします。

 


2024年08月8日-3 花粉情報

観測総数(個/cm2/週:2020〜2021年)

時期 7/12〜 7/19〜 7/26〜 8/2〜 8/9〜 8/16〜 8/23〜
観測数 2020 0.9 1.5 2.1 2.4 0.6 3.1 1.5
2021 2.1 4.9 4.3 0.9 0.6 1.2 2.8
2022 0.9 1.5 0.6 1.5 1.8 1.8 1.2
  2023 5.2 0.9 1.5 0.6 1.5 18 1.2
  2024 4.0 1.2 2.8 3.4      

この時期のアレルギー症状は花粉もさることながら、乾燥、寒暖差などの刺激や室内塵のアレルギーに注意する必要があります。この時期に症状が悪化する方は、気候変動やクーラーの影響あるいは動物、食べ物などにも注


2024年08月8日-2 花粉情報

7/16から8/15間の日照時間の総計は、翌年のスギ、ヒノキ花粉飛散数によく比例すると言われています。 そこで、本年も積算値を当HPで、報告致します。

 (7月31日までの日照時間の積算値は、118.6時間でした。)

 (8月1日から7日までの日照時間の積算値は48.4時間でした。7月16日からの積算値は167.0時間でした。)

昨年の87日の日照時間は7.5時間でした。7月16日から8月7日までの日照時間の加算値は 230.1時間でした。

マスコミでは連日猛暑の報道が続いています。しかし、日照時間を昨年と比較しますと、昨年より今年の方が、50時間以上短く推移しています。このまま、日照時間が短いと、「来春は今春より、スギ花粉は少ないと見なすことになります。」

日照時間の過去10年の平均値は、7月後半87.3時間、8月前半97.7時間、スギ飛散花粉数3567個/cm2でした。今年は、過去10年平均よりは長く、昨年よりも短く推移しています。ちなみに、今年春のスギ花粉飛散数は6300.2個/cm2でしたので、10年平均の1.76倍でした。


2024年08月8日-1 花粉情報

8月、日々の天気(気象庁:東京)

  降雨量(mm) 平均気温 日照時間 天気概況
1日 28.5 9.3 曇り時々晴れ
2日 28.7 6.0 曇り時々晴れ
3日 29.4 8.9  晴れ一時曇り
4日 30.0 10.0 晴れ
5日 30.0 7.8 曇り〜晴れ
6日 29.9 1.8 曇り
7日 76.5 28.9 4.6 曇り一時晴れ〜大雨

2024年08月7日-5 花粉情報

副鼻腔が何故存在するかは、まだ結論が得られていませんが、必要がないかというとそうでもありません。副鼻腔が病変におかされると大変大きな苦痛を生じます。副鼻腔は鼻腔の周囲に4対あり、脳、眼、歯などの重要部位に隣接しています。また耳、咽喉、気管などの器官に通じています。そのため、副鼻腔に障害が起こるとこれらの部位にも病変が及んで、極めて多彩な症状が出て、人に大きな苦痛を与えます。篩骨洞を除いて単一の空洞に一つの出入り口しかない閉鎖死腔を形成して、しかも出入り口である自然孔と空洞の位置関係が、その空洞に分泌物や膿汁が貯留しやすい上に、簡単には排泄されにくく、粘膜に炎症が起こると慢性化しやすいため、治療に抵抗する形態をしているという特徴があります。

 


2024年08月7日-4 花粉情報

観測総数(個/cm2/週:2020〜2021年)

時期 7/12〜 7/19〜 7/26〜 8/2〜 8/9〜 8/16〜 8/23〜
観測数 2020 0.9 1.5 2.1 2.4 0.6 3.1 1.5
2021 2.1 4.9 4.3 0.9 0.6 1.2 2.8
2022 0.9 1.5 0.6 1.5 1.8 1.8 1.2
  2023 5.2 0.9 1.5 0.6 1.5 18 1.2
  2024 4.0 1.2 2.8 3.4      

この時期のアレルギー症状は花粉もさることながら、乾燥、寒暖差などの刺激や室内塵のアレルギーに注意する必要があります。この時期に症状が悪化する方は、気候変動やクーラーの影響あるいは動物、食べ物などにも注意を払う必要があります。また、そろそろ室内塵アレルギー(とりわけダニアレルギー)の季節です。ご注意下さい。


2024年08月7日-3 花粉情報

7/16から8/15間の日照時間の総計は、翌年のスギ、ヒノキ花粉飛散数によく比例すると言われています。 そこで、本年も積算値を当HPで、報告致します。

 (7月31日までの日照時間の積算値は、118.6時間でした。)

 (8月1日から6日までの日照時間の積算値は43.8時間でした。7月16日からの積算値は162.6時間でした。)

昨年の86日の日照時間は7.0時間でした。7月16日から8月6日までの日照時間の加算値は 222.6時間でした。

マスコミでは連日猛暑の報道が続いています。しかし、日照時間を昨年と比較しますと、昨年より今年の方が、50時間以上短く推移しています。このまま、日照時間が短いと、「来春は今春より、スギ花粉は少ないと見なすことになります。」

日照時間の過去10年の平均値は、7月後半87.3時間、8月前半97.7時間、スギ飛散花粉数3567個/cm2でした。今年は、過去10年平均よりは長く、昨年よりも短く推移しています。ちなみに、今年春のスギ花粉飛散数は6300.2個/cm2でしたので、10年平均の1.76倍でした。


2024年08月7日-2 花粉情報

8月、日々の天気(気象庁:東京)

  降雨量(mm) 平均気温 日照時間 天気概況
1日 28.5 9.3 曇り時々晴れ
2日 28.7 6.0 曇り時々晴れ
3日 29.4 8.9  晴れ一時曇り
4日 30.0 10.0 晴れ
5日 30.0 7.8 曇り〜晴れ
6日 29.9 1.8 曇り

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2024年08月7日-1 花粉情報

花期が7月以後の植物

( 7月に花期または過去に当地で観測された植物)

カバノキ科(ハンノキ、ミヤマハンノキ)

ブナ科(クリ、ミズナラ)

イネ科(イネ、カモガヤ、ガマ、ヒメガマ、チガヤ)

マツ(トドマツ、トウヒ、コメツガ、チョウセンゴヨウ、ヒマラヤスギ)

バラ科シモツケ属(シモツケ)

シソ科(ウツボグサ、ホトケノザ、タツナミソウ)

アオイ科シナノキ属(シナノキ)

ツツジ科ツツジ属(サツキ)

ヒユ科ヒユ属(ホソアオゲイトウ)

ガマ科ガマ属(ガマ)

ミソハギ科サルスベリ属(サルスベリ)

タデ科ソバカヅラ属(イタドリ)

オオバコ科オオバコ属(ヘラオオバコ)

キク科オナモミ属(オナモミ)

タデ科1年草(ミチヤナギ)

キク科ヨモギ属(オトコヨモギ)

アカネ科ヤエムグラ属(ヤエムグラ)

ハマミズナ科マツバギク属(マツバギク)

スイカズラ科タニウツギ属(タツウツギ)

タデ科タデ属(ミゾソバ)

キク科ヨモギ属(ヨモギ)

ウコギ科タラノキ属(メダラ)

 

太字:花粉症の報告がある植物


2024年08月6日-4 花粉情報

鼻副鼻腔が何故存在するかは、まだ結論が得られていませんが、必要がないかというとそうでもありません。副鼻腔が病変におかされると大変大きな苦痛を生じます。副鼻腔は鼻腔の周囲に4対あり、脳、眼、歯などの重要部位に隣接しています。また耳、咽喉、気管などの器官に通じています。そのため、副鼻腔に障害が起こるとこれらの部位にも病変が及んで、極めて多彩な症状が出て、人に大きな苦痛を与えます。篩骨洞を除いて単一の空洞に一つの出入り口しかない閉鎖死腔を形成して、しかも出入り口である自然孔と空洞の位置関係が、その空洞に分泌物や膿汁が貯留しやすい上に、簡単には排泄されにくく、粘膜に炎症が起こると慢性化しやすいため、治療に抵抗する形態をしているという特徴があります。


2024年08月6日-3 花粉情報

観測総数(個/cm2/週:2020〜2021年)

時期 7/12〜 7/19〜 7/26〜 8/2〜 8/9〜 8/16〜 8/23〜
観測数 2020 0.9 1.5 2.1 2.4 0.6 3.1 1.5
2021 2.1 4.9 4.3 0.9 0.6 1.2 2.8
2022 0.9 1.5 0.6 1.5 1.8 1.8 1.2
  2023 5.2 0.9 1.5 0.6 1.5 18 1.2
  2024 4.0 1.2 2.8 3.4      

この時期のアレルギー症状は花粉もさることながら、乾燥、寒暖差などの刺激や室内塵のアレルギーに注意する必要があります。この時期に症状が悪化する方は、気候変動やクーラーの影響あるいは動物、食べ物などにも注意を払う必要があります。また、そろそろ室内塵アレルギー(とりわけダニアレルギー)の季節です。ご注意下さい。


2024年08月6日-2 花粉情報

7/16から8/15間の日照時間の総計は、翌年のスギ、ヒノキ花粉飛散数によく比例すると言われています。 そこで、本年も積算値を当HPで、報告致します。

 (7月31日までの日照時間の積算値は、118.6時間でした。)

 (8月1日から5日までの日照時間の積算値は42.0時間でした。7月16日からの積算値は160.8時間でした。)

昨年の85日の日照時間は11.0時間でした。7月16日から8月 5日までの日照時間の加算値は 215.6時間でした。

マスコミでは連日猛暑の報道が続いています。しかし、日照時間を昨年と比較しますと、昨年より今年の方が、50時間以上短く推移しています。このまま、日照時間が短いと、「来春は今春より、スギ花粉は少ないと見なすことになります。」

日照時間の過去10年の平均値は、7月後半87.3時間、8月前半97.7時間、スギ飛散花粉数3567個/cm2でした。今年は、過去10年平均よりは長く、昨年よりも短く推移しています。ちなみに、今年春のスギ花粉飛散数は6300.2個/cm2でしたので、10年平均の1.76倍でした。


2024年08月6日-1 花粉情報

8月、日々の天気(気象庁:東京)

  降雨量(mm) 平均気温 日照時間 天気概況
1日 28.5 9.3 曇り時々晴れ
2日 28.7 6.0 曇り時々晴れ
3日 29.4 8.9  晴れ一時曇り
4日 30.0 10.0 晴れ
5日 30.0 7.8 曇り〜晴れ

2024年08月5日-4 花粉情報

鼻には除塵機能があることは、すでに述べました。では、空気中のどの位の大きさのものをこの機能で取り除くことができるのでしょうか?実は大きさによって異なります。また、吸気とともに吸入された粒子は、鼻や喉のどこに沈着するでしょうか?沈着する場所は粒子の大きさによって違いがあつて、大きな粒子、例えばスギ花粉(2040μ)、やヒノキ花粉(20μ)は少なからず鼻の粘膜に沈着します。室内塵中のダニの糞は20μ以下、粉砕されるとさらに小さくなります。多くが気管、気管支まで届きます。そのため、アレルギー性の鼻炎の原因は花粉が多く、気管支喘息の原因の多くは室内塵であることになります。


2024年08月5日-3 花粉情報

観測総数(個/cm2/週:2020〜2021年)

時期 7/12〜 7/19〜 7/26〜 8/2〜 8/9〜 8/16〜 8/23〜
観測数 2020 0.9 1.5 2.1 2.4 0.6 3.1 1.5
2021 2.1 4.9 4.3 0.9 0.6 1.2 2.8
2022 0.9 1.5 0.6 1.5 1.8 1.8 1.2
  2023 5.2 0.9 1.5 0.6 1.5 18 1.2
  2024 4.0 1.2 2.8 3.4      

この時期のアレルギー症状は花粉もさることながら、乾燥、寒暖差などの刺激や室内塵のアレルギーに注意する必要があります。この時期に症状が悪化する方は、気候変動やクーラーの影響あるいは動物、食べ物などにも注意を払う必要があります。また、そろそろ室内塵アレルギー(とりわけダニアレルギー)の季節です。ご注意下さい。


2024年08月5日-2 花粉情報

7/16から8/15間の日照時間の総計は、翌年のスギ、ヒノキ花粉飛散数によく比例すると言われています。 そこで、本年も積算値を当HPで、報告致します。

 (7月31日までの日照時間の積算値は、118.6時間でした。)

 (8月1日から4日までの日照時間の積算値は34.2時間でした。7月16日からの積算値は153.1時間でした。)

昨年の84日の日照時間は12.5時間でした。7月16日から8月 4日までの日照時間の加算値は 204.6時間でした。

マスコミでは連日猛暑の報道が続いています。しかし、日照時間を昨年と比較しますと、昨年より今年の方が、大変短く推移しています。このまま、日照時間が短いと、「来春は今春より、スギ花粉は少ないと見なすことになります。」

日照時間の過去10年の平均値は、7月後半87.3時間、8月前半97.7時間、スギ飛散花粉数3567個/cm2でした。今年は、過去10年平均よりは長く、昨年よりも短く推移しています。ちなみに、今年春のスギ花粉飛散数は6300.2個/cm2でしたので、10年平均の1.76倍でした。


2024年08月5日-1 花粉情報

8月、日々の天気(気象庁:東京)

  降雨量(mm) 平均気温 日照時間 天気概況
1日 28.5 9.3 曇り時々晴れ
2日 28.7 6.0 曇り時々晴れ
3日 29.4 8.9  晴れ一時曇り
4日 30.0 10.0  

2024年08月4日-10 花粉情報

草本植物(双子葉類)

・カナムグラ(アサ科カラハナソウ属:8〜11月、1968堀口)

・ブタクサ、オオブタクサ(キク科ブタクサ属:8〜10月、1961荒木)

・セイタカアワダチソウ(キク科アキノキリンソウ属:8〜10月、1977小埼)

・ヨモギ(キク科キク亜科ヨモギ属:8〜10月、1969我妻)

・カモガヤ(イネ科カモガヤ属:5〜9月、1964杉田 和春)

・カラムシ(イラクサ科カラムシ属:8〜10月、1977浅井)

・ヒメスイバ、ギシギシ(タデ科ギシギシ属:6〜8月、1973我妻)

これらの中には、これまで当地では観測したことのない花粉も含まれます。


2024年08月4日-9 花粉情報

夏から秋の飛散花粉

観測期間 スギ ヒノキ イネ科 ブタクサ ヨモギ カナムグラ マツ その他 総計
7/29〜8/4 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 3.4 3.4
8/5〜8/11 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
8/12〜8/18 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
8/19〜8/25 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
8/26〜9/1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
9/2〜9/8 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
9/9〜9/15 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
9/16〜9/22 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
9/23〜9/29 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
9/30〜10/6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
10/7〜10/13 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
10/14〜10/20 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
10/21〜10/27 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
10/28〜10/31 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
合 計 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 3.4 3.4

遠藤耳鼻咽喉科アレルギークリニック

遠藤 朝彦

これまで梅雨から夏にかけての飛散花粉を観測してきましたが、8月となりましたので今後は主に下記の夏から秋に飛散する花粉を観測いたします。


2024年08月4日-8 花粉情報

今週の観測値:

種別 観測期間
7/29〜8/4 昨年(7/31〜8/6)
スギ 0.0 0.0
ヒノキ 0.0 0.6
イネ科(カモガヤ、イネ他) 0.0 0.3
ブタクサ属 0.0 0.3
ヨモギ属 0.0 0.0
カナムグラ 0.0 0.0
マツ型 0.0 0.0
その他 3.4 1.2
合計 3.4 2.1

昨年は、7月31日から8月6日までの1週間に、ヒノキ0.6個/cm2イネ科、ブタクサ各0.3個/cm2、その他(不明)1.2個/cm2観測されました。今年、猛暑もあって例年通り、落下花粉は少な鋳物の、種別不明の花粉ばかりでした。


2024年08月4日-7 花粉情報

週の観測値:

観測期間 スギ ヒノキ イネ科 ブタクサ ヨモギ属 カナムグラ マツ型 その他 総計
7/29〜7/31 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 2.8 2.8
8/1〜8/4 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6 0.6
0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 3.4 3.4

2024年08月4日-6 花粉情報

両頬の内側には上顎洞と言う空洞があります。上顎洞と鼻腔の交通路である自然孔は比較的大きいのですが、立位の時に最上部に位置しますので上顎洞内の膿や分泌物が排出しにくい構造をしています。また、上顎の歯(主に大臼歯)の根(歯根)が洞内に突出している方が多く、歯の病気例えば虫歯から副鼻腔炎を起こすことが少なくありません。つまり、慢性化しやすいと言えます。また、呼吸は両側の鼻腔で行いますので、起炎菌は両側から吸入されるので副鼻腔炎は通常は両側に起こりやすいのですが、歯が原因の場合(歯性上顎洞炎)は、主として片側に起こります。片側だけ濃い鼻汁が出る、あるいは上顎や頬が痛む時があれば、耳鼻科医にご相談ください。

蝶形骨洞は鼻腔の最も奥にあって自然孔は顔面側、つまり前方にあって比較的外気の影響を受けにくい位置にあります。つまり、感染や炎症、外力が及びにくい構造をしています。副鼻腔炎になりにくい構造です。反面、一旦炎症が起こると治りにくい構造でもあります。また、後壁には視神経の隆起あるいは下垂体があり、側壁には静脈(内頸、海綿静脈洞)や神経(動眼、滑車、三叉、外転)があって、病変、外力、外傷が生じるとその影響で視覚に影響することがあり、大事に至る可能性が高い副鼻腔です。