日: 2024年8月18日

2024年08月18日-7 花粉情報

夏から秋の飛散花粉

観測期間 スギ ヒノキ イネ科 ブタクサ ヨモギ カナムグラ マツ その他 総計
7/29〜8/4 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 3.4 3.4
8/5〜8/11 0.0 0.0 0.6 0.0 0.0 0.0 0.0 2.5 3.1
8/12〜8/18 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 0.3
8/19〜8/25 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
8/26〜9/1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
9/2〜9/8 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
9/9〜9/15 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
9/16〜9/22 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
9/23〜9/29 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
9/30〜10/6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
10/7〜10/13 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
10/14〜10/20 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
10/21〜10/27 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
10/28〜10/31 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
合 計 0.0 0.0 0.6 0.0 0.0 0.0 0.0 6.2 6.8

遠藤耳鼻咽喉科アレルギークリニック

 


2024年08月18日-6 花粉情報

今週の観測値:

種別 観測期間
8/12〜8/18 昨年8/14〜8/20
スギ 0.0 0.0
ヒノキ 0.0 0.0
イネ科(カモガヤ、イネ他) 0.0 0.0
ブタクサ属 0.0 0.0
ヨモギ属 0.0 0.0
カナムグラ 0.0 0.0
マツ型 0.0 0.0
その他 0.3 0.6
合計 0.3 0.6

昨年は8月14日から8月20日までの1週間は、その他(不明)0.6個/cm2観測されただけでしたが、今年はさらに少なく、0.3個/cm2でした。


2024年08月18日-5 花粉情報

ギ花粉の飛散量に影響する因子には

1.前年夏の気象条件の影響

①気温(7月下旬〜8月上旬:特に7月)が高温

②日射量が大きい

③日照時間が長い

①②③の条件が揃うと、飛散量が大きい

2.前年の飛散量の影響(樹勢)

3.当該年の1〜2月の降雪量の影響

4.伐採と植林(無花粉あるいは少花粉スギ)

5.樹齢と衰退度

6.その他(都市気候、圏央道、高層ビル群)

などがあり、今後、上記の検討を加味して、来春まで検討を重ねます。検討結果は逐次ご報告いたします。


2024年08月18日-4 花粉情報

佐橋 紀男先生から、「日照時間が昨年や過去10年平均より少ないことから来春の予測は少ないとのことですが、注目したいです。これから雄花のチェックを開始して、昨年と着花状況を比較したいと思います。とのお返事をいただきました。また、富里の昨日までのデータをいただきました。まだブタクサ、カナムグラ、ヨモギは0個です。

当地でも現在、ブタクサ、カナムグラ、ヨモギは0個です。昨年は、いずれも9月で、ブタクサは9/11〜17の週、カナムグラは9/4〜10の週、ヨモギは9/18〜24の週でした。


2024年08月18日-3 花粉情報

観測総数(個/cm2/週:2020〜2024年)

時期 7/12〜 7/19〜 7/26〜 8/2〜 8/9〜 8/16〜 8/23〜
観測数 2020 0.9 1.5 2.1 2.4 0.6 3.1 1.5
2021 2.1 4.9 4.3 0.9 0.6 1.2 2.8
2022 0.9 1.5 0.6 1.5 1.8 1.8 1.2
2023 5.2 0.9 1.5 0.6 1.5 1.8 1.2
2024 4.0 1.2 2.8 3.4 3.1 0.3

この時期のアレルギー症状は花粉もさることながら、乾燥、寒暖差などの刺激や室内塵のアレルギーに注意する必要があります。この時期に症状が悪化する方は、気候変動やクーラーの影響あるいは動物、食べ物などにも注意を払う必要があります。また、そろそろ室内塵アレルギー(とりわけダニアレルギー)の季節です。ご注意下さい。


2024年08月18日-2 花粉情報

7/16から8/15間の日照時間の総計は、翌年のスギ、ヒノキ花粉飛散数によく比例すると言われています。

前年(7月後半および8月前半)の日照時間と翌年のスギ、ヒノキ花粉飛散数

スギ ヒノキ 7月下旬 8月上旬 合計
H16 385.3 76.0 461.3 18.7 61.4 80.1
H17 10985.5 2970.5 13956.0 105.3 105.4 210.7
H18 1007.3 125.4 1132.7 73.2 83.0 156.2
H19 1577.9 196.3 1774.2 29.6 89.4 119.0
H20 3095.0 505.0 3600.5 58.8 145.4 204.2
H21 5000.0 785.0 5785.0 91.0 86.9 177.9
H22 1489.5 68.2 1557.7 58.0 43.5 101.5
H23 9625.1 1925.5 11550.6 136.2 87.2 223.4
H24 1971.0 156.6 2127.6 64.6 97.6 162.2
H25 6405.7 1256.1 7661.8 107.4 87.2 194.5
H26 1299.2 693.6 1993.4 65.1 105.4 170.5
H27 2694,1 244.0 2938.1 110.7 109.8 220.5
H28 3517.1 668.7 4184.6 110.4 107.3 217.7
H29 2273.5 299.9 2570.7 64.3 86.7 151.0
H30 4162.0 3895.4 8057.4 64.0 32.6 96.6
H31 4867.8 1331.6 6199.4 122.8 99.0 221.8
R2 2466.7 374.2 2841.6 75.5 129.1 204.6
R3 3913.2 654.1 4567.3 23.0 127.6 150.6
R4 3838.8 1333.2 5172.0 123.7 84.5 208.2
R5 6636.5 1227.0 7863.5 113.1 93.3 206.4
R6  5272.0  1028.2  6300.2 168.2 107.9 276.1
R7  ?  ?   118.6 113.9 232.5

 

そこで、本年も積算値を当HPで、報告致します。

 (7月31日までの日照時間の積算値は、118.6時間でした。)

 (8月1日から15日までの日照時間の積算値は113.9時間でした。7月16日からの積算値は232.5時間でした。)

昨年の815日の日照時間は5.1時間でした。7月16日から8月15までの日照時間の加算値は276.1時間でした。

マスコミでは連日猛暑の報道が続いています。しかし、日照時間を昨年と比較しますと、昨年より今年の方が、43.6時間短く推移しています。この結果ですと、「スギ花粉は、来春は今春より少ないと見なすことになります。」とはいえ、過去30年または最近10年平均を大きく上回っていますので、平年より少なくなることはないと考えられます。

日照時間の過去10年の平均値は、7月後半87.3時間、8月前半97.7時間、スギ飛散花粉数3567個/cm2でした。今年は、過去10年平均よりは長く、昨年よりも短く推移しています。ちなみに、今年春のスギ花粉飛散数は6300.2個/cm2でしたので、10年平均の1.76倍でした。


2024年08月18日-1 花粉情報

台風7号も中心は、関東から南海上に大きく外れて、東京への上陸はありませんでした。 これで、東京への台風中心の上陸は1951年以来、なかったことになります。お盆休みも終わり、道路の混雑が明日から再び戻ります。