日: 2024年4月7日

2024年04月07日-8 花粉情報

本日の当地の飛散予測は、「多い30〜50個未満)」でした。落下法による当地の落下飛散花粉数は、スギ、ヒノキを合わせても16.3個/cm2、「やや多い」となります。患者様はヒノキに反応するか否かで明暗が大きく分かれそうです。

○4月07日(日):東京都品川区の予報:日本気象協会

日付 07日

(日)

08日

(月)

09日

(火)

10日

(水)

11日

(木)

12日

(金)

13日

(土)

 

予測

多い

 

多い

 

少ない

 

非常に多い

 

非常に多い

 

 

非常に多い

 

非常に多い

 

 

日本気象協会の本日の品川の予想は、「多い」でした。しかし、ほぼ1日重い曇り空で風もほとんど吹かず、結果花粉はスギ、ヒノキ合わせても「やや多い」飛散でした。


2024年04月07日-7 花粉情報

令和06年04月07日の観測花粉

ヒノキ科 スギ 0.6

15.7

ヒノキ
カバノキ科 ハンノキ

シラカンバ

オオバヤシャ

イヌシデ

            0.6

3.7

0.3

0.3

ブナ科 コナラ

クヌギ

クリ

シラカシ

スタジイ他

0.3

1.5

2.2

イネ科 イネ

カモガヤ

ガマ

 

1.5

マツ科 アカマツ

クロマツ

トウヒ

ヒマラヤスギ

カラマツ

 

0.3

 

5.2

ケヤキ(ニレ科)  
イチョウ(イチョウ科) 6.8
クルミ(クルミ科)  
スゲ(カヤツリグサ科) 0.3
ギンヨウアカシア(マメ科)  
ソメイヨシノ(バラ科) 0.3
エゴノキ(エゴノキ科) 1.9
ヤマモモ(ヤマモモ科) 0.3
アカザ(ヒユ科)  
その他    1.5
43.5

2024年04月07日-6 花粉情報

観測結果(個/cm2/日: 2024年

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/07 0.6 15.7 27.2 ――
4月計 86.7 234.0 218.1 ――
1〜4月計 5306.1 713.3 631.2  

本日は、朝まで小雨のち曇り、夕方一時晴れました。花粉はスギ花粉0.6個/cm2、ヒノキ花粉15.7個/cm2、その他の花粉27.2個/cm2観測されました。風が弱かった(北風、1〜2m/s)ためでしょうか、飛散花粉は昨日と比較して昨日よりは多買ったおですが大量飛散にはなりませんでした。


2024年04月07日-5 花粉情報

佐橋 紀男先生から「関東版、不十分ですが、添付します。品川も含めてスギ花粉がもう終息に向かっているような状況です。ヒノキも4月に入って伸びないようですが、まだヒノキはこれからもう一度小さなピークでもできるのではと、思っています。」との情報をいただきました。


2024年04月07日-4 花粉情報

佐橋 紀男先生から「関東版、不十分ですが、添付します。品川も含めてスギ花粉がもう終息に向かっているような状況です。ヒノキも4月に入って伸びないようですが、まだヒノキはこれからもう一度小さなピークでもできるのではと、思っています。」との情報をいただきました。


2024年04月07日-3 花粉情報

兼子 順男先生から5日までの観測データおよび訂正をいただきました。

保谷市東伏見:兼子耳鼻科医院屋上

曜日 天候 スギ ヒノキ
23 曇雨晴 4.3 0.6
24 3.6 2.3
25 雨曇 5.3 1.0
26 9.6 1.6
27 150.7 27.3
28 曇雨 7.0 1.0
29 雨晴 39.0 1.6
30 晴れ 22.6 58.0
31 晴れ 29.0 307.6
1 晴れ 15.3 53.3
2 4.6 64.7
3 曇雨 3.6 56.0
4 雨曇 20.3 49.0
5 雨曇雨 4.6 64.6

スギ花粉の2〜3月の総計は7000個/cm2を超えています。ヒノキ花の飛散が開始(3月2日)したようです。飛散数は極く少数です。兼子先生の観測値と当地の観測値は良く近似しています。「スギ花粉症克服に向けた総合研究」において、故鈴木 宗男気象予報士が都心に飛散するスギ花粉の発生源を人工衛星を用いて追跡した結果では、赤城山周辺を発生源に都下を横断して多摩川にそつて飛散するルートが指摘されています。この流れは平成21年2月2日の浅間山噴火時の火山灰の流れでも確かめられています。


2024年04月07日-2 花粉情報

非常に多彩なその他の花粉が観測されています。今年も、3月30日には異例の暖かさで、多彩なその他の花粉が飛散し、31日には明らかにスギ、ヒノキ花粉数の逆転が認められました。ヒノキ花粉が徐々に増加しています。これからは、ヒノキ花粉に対する注意が必要です。.スギ、ヒノキ以外の花粉が大変多く、カバノキ科(シラカンバ、ハンノキ、オオバヤシャブシ)、ブナ科(コナラ、クヌギ、クリ)、バラ科サクラ属 ソメイヨシノ、イチョウ科イチョウ、マツ科(クロマツ、アカマツ)などが観測されます。


2024年04月07日-1 花粉情報

3月下旬から4月上旬は、例年スギ、ヒノキの逆転が起こる時期です。今シーズンは3月31日から逆転しています。

○年度毎の4月の飛散数

年 度 ス  ギ ヒ ノ キ そ の 他
2011年 577.8 1709.9 5813.4
2012年 146.6 132.3 803
2013年 31.7 257.2 1574.4
2014年 39.8 410.3 1964
2015年 34.1 96.3 1248.7
2016年 73.3 437.6 2185.3
2017年 209.5 262.3 1655
2018年 88.8 1534.4 5242.4
2019年 156.2 880.9 1961.2
2020年 14.4 144.6 1305.3
2021年 52.2 144.1 196.3
2022年 286.8 833.6 1533.8
2023年 99.9 455.8 1853.5
2024年      

4月スギ花粉の飛散が終盤を迎えていますが、飛散数は昨年より多く、ヒノキ花粉やその他の花粉は昨年ほどの勢いはありません。ヒノキ花粉は4月半ばまでには、飛散の最盛期は過ぎます。4月中旬以後は、カバノキ科やブナ科が比較的多く観測されます。4月後半も症状が続く方はご注意下さい。