日: 2023年12月20日

2023年12月20日-4 花粉情報

本日は朝から晴れの天気が続きました。風が弱く、気温が上がらず、花粉はスギ花粉0.0個/cm2と観測されませんでした。

○観測結果(個/cm2/日: 2023年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 最高気温
12/20 0.0 0.0 0.6 12.0
12/1〜2― 4.6 0.0 8.2  

本日はスギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉は0.0個/cm2、その他の花粉は0.6個/cm2でした。スギの雄花は気温が上がると開花しやすくなります。そのため暖かい日(最高気温15.0℃以上)は要注意と言われています、また風の強い日も花粉が運ばれてきますので、要注意です。本日、気温は最高12.0℃(午後1時)でしたので、風は弱いものの、冷たい風で気温は低く、その他の花粉が0.6個/cm2のみでした。


2023年12月20日-3 花粉情報

未明から明け方まで曇り、その後は晴れ、しかし気温は上がらず、午前6時に5.4℃と昨日とほとんど同じでした。日中は晴れが続き、風は弱いものの、気温は上がらず、寒さの厳しい1日でした。


2023年12月20日-2 花粉情報

昨日今冬の3ヶ月予報が発表になりました。それによりますと、「暖冬傾向が続き、気温の上昇が早い」との予報でした。当地のスギ花粉の飛散開始は、気象協会の予想では予報通りならば、2月10日頃のようですが、さらに早くなる可能性も考えられます。

○2001年以後のスギ飛散開始日、本格飛散開始日(品川区)

年度 飛散開始日
までの積算温度
スギ飛散開始
(400℃超の日)
スギ花粉
本格飛散開始日
H13(2001) 444.9 2月20日 2月21日
H14(2002) 417.6 2月07日 2月07日
H15(2003) 404.7 2月12日 2月13日
H16(2004) 528.9 2月20日 2月26日
H17(2005) 515.9 2月22日 2月23日
H18(2006) 372.5 2月13日 2月15日
H19(2007) 415.4 2月06日 2月13日
H20(2008) 460.2 2月20日 2月23日
H21(2009) 383.4 2月06日 2月12日
H22(2010) 409.4 2月08日 2月21日
H23(2011) 507.2 2月22日 2月25日
H24(2012) 499.6 2月26日 3月04日
H25(2013) 458.0 2月14日 2月22日
H26(2014) 371.0 2月03日 3月04日
H27(2015) 417.2 2月11日 2月23日
H28(2016) 501.3 2月14日 2月21日
H29(2017) 500.4 2月16日 2月17日
H30(2018) 375.8 2月10日 2月24日
R01(2019) 444.1 2月12日 2月20日
R02(2020) 412.7 2月05日 2月13日
R03(2021) 449.0 2月11日 2月14日
R04(2022) 536.4 2月26日 2月27日

飛散開始は2月中でしたが、飛散開始日は年度によって、3日から26日まで大きく異なりました。


2023年12月20日-1 花粉情報

12月は過去の測定結果からスギ、ヒノキのみならず、その他の花粉も観測される可能性はほとんどありません。昨年12月は、その他の花粉は僅か2.1個/cm2でした。そこで、引き続きスギ、ヒノキ、その他について、測定値をご報告いたします。その他の花粉が観測された時は、可能な限り判別いたします。

一方、関東の冬は、気温が下がるだけでなく、大気が極端に乾燥します。また、冷暖房は室内の空気を乾燥させます。大気の湿度が40%以下になると、乾燥注意報が出されることは多くの方がご存知と思います。この注意報は主に火災の危険特に大火の原因になるための注意報とされています。耳鼻咽喉科医は、室内の湿度が40%以下になると、鼻をはじめとして咽喉頭、結膜、気管気管支などの粘膜の機能が低下するだけでなく、粘膜上皮が破壊される可能性が大きいため、とりわけ注意を払います。