日: 2023年12月11日

2023年12月11日-3 花粉情報

本日は重い曇り空が1日続きましたが、風が弱く、気象条件に反してスギ花粉は観測されませんでした。

○観測結果(個/cm2/日: 2023年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 最高気温
12/11 0.0 0.0 0.6 15.5
12/1〜11 1.5 0.0 6.7  

本日はスギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉は0.0個/cm2、その他の花粉も0.6個/cm2でした。スギの雄花は気温が上がると開花しやすくなります。そのため暖かい日(最高気温15.0℃以上)は要注意と言われています、また風の強い日も花粉が運ばれてきますので、要注意です。本日、気温は15.5℃でしたので、気温は高かったのですが、風がふかず(2〜3m/s)、スギ花粉およびヒノキ花粉は観測されませんでした。その他の花粉が0.6個/cm2観測されました。ブタクサ花粉が0.3個/cm2、ヒマラヤスギが0.3個/cm2でした。12月としては、非常に珍らしく、何度も確認しました。


2023年12月11日-2 花粉情報

未明から曇り、未明から朝の気温は昨日よりやや高く、午前7時に12.5℃でした。「日中も気温は上がらず、最高気温は15.5℃(午後1時)」でした。昨日より風は強く23m/s」、ほぼ北寄りの風が吹き、じめじめした天気が続きました。


2023年12月11日-1 花粉情報

12月は過去の測定結果からスギ、ヒノキのみならず、その他の花粉も観測される可能性はほとんどありません。昨年12月は、その他の花粉は僅か2.1個/cm2でした。そこで、引き続きスギ、ヒノキ、その他について、測定値をご報告いたします。その他の花粉が観測された時は、可能な限り判別いたします。

一方、関東の冬は、気温が下がるだけでなく、大気が極端に乾燥します。また、冷暖房は室内の空気を乾燥させます。大気の湿度が40%以下になると、乾燥注意報が出されることは多くの方がご存知と思います。この注意報は主に火災の危険特に大火の原因になるための注意報とされています。耳鼻咽喉科医は、室内の湿度が40%以下になると、鼻をはじめとして咽喉頭、結膜、気管気管支などの粘膜の機能が低下するだけでなく、粘膜上皮が破壊される可能性が大きいため、とりわけ注意を払います。