日: 2023年6月2日

2023年6月2日-2 花粉情報

昨年(令和4年)の梅雨から夏の飛散花粉

観測期間 スギ ヒノキ イネ科 ブナ科 カバノキ科 ニレ科 マツ型 その他 総計
5/9〜5/15 0.6 0.0 7.0 63.1 4.5 14.5 63.8 47.5 201.2
5/16〜5/22 0.6 0.6 3.9 42.8 2.4 3.7 42.8 21.8 118.6
5/23〜5/29 0.3 0.3 5.4 24.7 1.5 6.4 79.5 13.6 132.5
5/30〜6/5 0.6 0.3 0.9 12.7 0.6 4.0 29.6 17.0 65.7
6/6〜6/12 0.3 0.0 1.5 1.2 0.0 0.6 4.9 2.5 11.1
6/13〜6/19 0.0 0.0 6.0 0.3 0.0 0.0 0.0 3.7 10.0
6/20〜6/26 0.0 0.0 1.5 0.0 0.0 0.3 1.5 5.9 10.2
6/27〜7/3 0.0 0.0 1.5 2.2 0.0 0.6 2.5 5.9 12.7
7/4〜7/10 0.3 0.3 0.6 0.6 0.0 0.0 0.3 3.1 5.2
7/11〜7/17 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6 0.9
7/18〜7/24 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 1.2 1.5
7/25〜7/31 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6 0.6
合計 2.7 1.5 28.6 147.6 9.0 30.1 225.8 122.4 567.7

昨年は、イネ科花粉は大半(総飛散数の42%)が6月に飛散しました。


2023年6月2日-1 花粉情報

6月はイネ科花粉の飛散期です。落下法による観察は今月から1週間毎に行い、当地の観測結果は適宜報告いたします。都内の状況は「東京都アレルギー情報navi(東京都福祉保健局):東京都の花粉情報」にてご確認下さい。また、6月は室内塵アレルギーのシーズンでもあります。梅雨に入る(6月上旬の予報)と多くの皆様が衣替えを行うと思います。衣替えは転居、大掃除と並んで室内塵アレルギー悪化の契機となりますので、行う場合は室内塵に対する吸入防止対策を十分に施して下さい。

当地は住宅密集地ですので、イネ科花粉が観測されることは多くはありませんが、全く飛来しないこともありません。イネ科で花粉症の原因になるのは、おもにカモガヤ、ネズミホソムギ、ハルガヤ、オオアワガエリなどです。これらは牧草として輸入され、寒さに強く繁殖力があることから、雑草として日本全国に広がりました。草丈は60㎝〜120㎝程度で、葉は緑色、枝の先に小さな白っぽい花が咲きます。イネ科の植物の花粉の飛散範囲は数10m程度。近づかなければあまり影響はありません。