2022年9月17日-3 花粉情報
未明から明け方は良く晴れ、明け方は24.0℃と昨日より暖かく、朝から昼前には曇りがちとなりました。日中は上昇して午前10時には24.5℃、正午には26.0℃になりましたが、その後も天気は不安定でした。予報では午後に雨でしたので、プレパラートを午後1時に交換しました。しかし、予報された雨は降りませんでした。
未明から明け方は良く晴れ、明け方は24.0℃と昨日より暖かく、朝から昼前には曇りがちとなりました。日中は上昇して午前10時には24.5℃、正午には26.0℃になりましたが、その後も天気は不安定でした。予報では午後に雨でしたので、プレパラートを午後1時に交換しました。しかし、予報された雨は降りませんでした。
予報によりますと、当地は台風24号の影響で本日夜には雨、明日の日中も雨の予報です。そこで、本日午後1時にプレパラートを交換、観測を行いました。
飛散花粉(2022年:9月12日〜17日:品川区)
観測期間 | スギ | ヒノキ | イネ科 | ブタクサ属 | ヨモギ属 | カナムグラ | その他 |
12〜17 |
0.0 |
0.0 | 1.5 | 10.2 | 2.5 | 1.2 |
6.2 |
17〜18 |
0.0 |
0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
0.0 |
計 |
0.0 |
0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
0.0 |
昨年の9月は経験したことのないような気象でした。今年は徐々に秋らしくなっています。そろそろ花粉のみならず室内塵アレルギーにも注意を払わなければならない天気になりつつあります。
1.本日は3連休初日、コロナ禍が続いていても、止むを得ずお出掛けされる方もおられると思います。中には、どう しても飛行機を利用しなければならない方もいると思われます。鼻の構造上、アレルギー性鼻炎や花粉症などによって鼻粘膜の肥厚や機能障害がある時に、飛行機などに乗り気圧変動があるとその影響によって気圧障害(中耳炎や副鼻腔炎など)が起こることが危惧されます。飛行機の場合、上昇時には起こりにくく、降下時に起こるため搭乗前には本人もその危険性に気づくことができません。飛行機に搭乗する予定がある時には、鼻づまりを解消しておく必要がありますので、鼻のコンディションが悪い方は、搭乗前に耳鼻科医にご相談ください。
2.室内塵アレルギーの主な原因は室内塵中のダニです。その大部分がチリダニ(ヤケヒョウダニ、コナヒョウダニ)です。チリダニは気温20〜30℃、湿度60〜80%で繁殖しやすく、温度、湿度、餌、住処が整うと活動が活発になります。温度25℃、湿度65〜75%で活動が最も活発になると言われています。冷暖房を調節するときは、この温湿度にご注意ください。チリダニは、体長0.4mm前後で畳、絨毯、布団などを住処に生息します。繁殖力が非常に強く、寿命は約3ヶ月、その間に30〜100の卵を生みます。11〜12日で成虫となります。その上毎日平均5個の糞をします。糞は非常に小さく(20μ以下)、粉砕されるとさらに小さくなります。スギ花粉の直径は平均20〜40μありますので、大半が鼻粘膜に捉えられ、残りは呼気で排出されます。しかし、ダニの糞は吸入されると鼻、喉を通過して喉頭、気管、気管支へ侵入します。喉の違和感や咳の原因ともなりますので注意が必要です。
発熱や咳などの風邪症状で受診される場合は、ご来院いただく前にお電話(03-3491-2822)でお問い合わせ下さいますようお願い申し上げます。
当院では、東京都内(品川区 五反田)で顕微鏡下で計測した花粉飛散数、および花粉情報など試験的に提供しています。1984年から観測は開始しており、例年2月〜4月のスギ・ヒノキ花粉数を計測しています。
2024年10月9日 インフルエンザワクチンの接種開始しました。ご希望の方は、お電話でのお問い合わせ、あるいは診察時にご相談下さい。
2021年10月29日 予約制を導入しました。ご予約は、窓口または電話03-3491-2822(月〜金曜日の午後2 時から午後7 時)でお願いします。
ご予約を優先とさせていただき、より待ち時間の無い診療を心掛けて感染対策をして参りますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。病状に応じて、前後する場合があります。
2024年3月25日 日本経済新聞社に、花粉観測に関して情報提供をさせていただきました。
2024年6月1日 保険医療機関のおける掲示
2020年4月29日 「オンライン診療ついて」まとめました。LINEによる診療を当院再診患者様に対して開始しました。
2018.1.18 東京都花粉症患者実態調査について