日: 2022年8月17日

2022年8月17日-3 花粉情報

未明はから小雨、明け方に一時曇りましたが朝は再び小雨、昼前になって小雨が止み、曇りとなりました。気温は未明から明け方も高く(午前5時:28.5℃)、昼過ぎには再び小雨、晴れたのは夜になってからでした。気温は午後1時〜2時に32.0℃まで上がり、その後は徐々に低下しました。


2022年8月17日-2 花粉情報

当地では例年8月中旬まで落下花粉はほとんど観測されません。東京都福祉保健局の花粉情報によると秋の花粉が観測されるのは、8月最終週頃からです。可能性がある花粉はイネ科、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラなどです。ブタクサはキク科ブタクサ属の1年草、ヨモギはキク科ヨモギ属、カナムグラはアサ科カラハナゾウ属の一年草。どれも背が低い草花で、花粉の飛散する距離が短いため、多くの場合近づかなければ避けられます。当地でも、この傾向は変わりません。むしろ、当地では秋は室内塵とりわけダニアレルギーのシーズンですので、ご注意下さい。


2022年8月17日-1 花粉情報

来春のスギ花粉飛散予測の参考資料として、東京都東京の日照時間観測値(気象庁過去の気象データから)から、7月後半および8月前半の日照時間の合計値を求めますと、今年の日照時間の合計は過去10年平均(183.6時間)よりもやや長く、昨年と近い値でした。この測定値から来春の飛散花粉は今春と同程度と予測されます。但し、来春のスギ・ヒノキ花粉の飛散には、このほかにも影響する因子がありますので、このデータのみで予想が当たるとは限りません。今後、これらのデータを加味して修正がはかられます。

スギ花粉の飛散量に影響する因子には

1.前年夏の気象条件の影響

①気温(7月下旬〜8月上旬:特に7月)が高温

②日射量が大きい

③日照時間が長い

飛散量が大きい

2.前年の飛散量の影響(樹勢)

3.当該年の1〜2月の花粉発生地の降雪量の影響

4.伐採と植林(無花粉あるいは少花粉スギ)

5.関東周辺の木の樹齢と衰退度

6.その他(都市気候、台風、圏央道、高層ビル群)

などがあり、今後、上記1〜6の検討を加味して、来春まで検討を重ねます。検討結果は逐次ご報告いたします。