日: 2022年8月12日

2022年8月12日-4 花粉情報

朝まで晴れましたが、本日は朝から曇り〜小雨の天気となりました。気温は夜間から高く(午前3〜5時:27.5℃)、午前10時には30℃を超えました。しかし、その後の上昇はそれ程でもなく(午前11〜12時:31.0℃)、その後曇るも南風が吹き(5〜8m/s)、気温はあまり下がらず、午後7時になっても28.9℃ありました。


2022年8月12日-3 花粉情報

明日13日は台風8号が東海か関東を通過する可能性が出て、当地を直撃する可能性が出てきました。強い風と雨は落下法による花粉の観測では、妨げになる可能性があります。強い風雨に晒されますと、落下花粉が濡れて破裂したり、プレパラートに塗布してあるワセリンが流されたり、プレパラートの汚れが強くなり、花粉の判別ができにくくなる可能性があります。そこで、本日、午後8時にプレパラートの交換と8〜12日の落下花粉を測定いたしました。

○観測結果(個/cm2)

観測期間 スギ ヒノキ イネ科 ブタクサ属 ヨモギ属 カナムグラ その他 総計
8/8〜12 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6 0.9

落下花粉数は例年通り、極わずかでした。


2022年8月12日-2 花粉情報

篩骨洞(篩骨蜂巣)は、眼(眼窩)の内側、鼻腔の上外側にあります。顔面を前とすると前頭洞より後で下、蝶形洞より前、上顎洞より上で内側にあります。名前の通り、他の副鼻腔とは発生が異なります。篩骨と呼ばれる骨の内部にある腔の一つ、篩骨の外側部は薄い骨板で複雑に仕切られていて、迷路となっています。その内部の空洞を篩骨洞と呼びます。前、後、中の3部屋に分かれ、前部と中部は中鼻道へ、後部は上鼻道へ開口し、鼻腔と交通しています。他の副鼻腔と異なり交通路が複数あって、構造が複雑なことが影響して、副鼻腔炎が起こりやすく、起こると治りにくく、慢性化する特徴があります。


2022年8月12日-1 花粉情報

来春のスギ花粉飛散予測の参考資料として、東京都東京の日照時間観測値(気象庁過去の気象データから)を報告します。昨日は日差しあり、日照時間10.1時間でした。

(7月16日から8月11日までの日照時間の加算値は191.0時間)でした。