2022年8月4日-4 花粉情報
未明まで晴れていましたが午前3時頃から雨が降り出し、この雨が午前中続きました。気温は下がり(午前7時:24.9℃)、先月16日以来の平均25.0℃以下になりました。雨脚は時々強くなり、75mmを超える雨量になりました。
未明まで晴れていましたが午前3時頃から雨が降り出し、この雨が午前中続きました。気温は下がり(午前7時:24.9℃)、先月16日以来の平均25.0℃以下になりました。雨脚は時々強くなり、75mmを超える雨量になりました。
花粉観測の第一任者の佐橋 紀男先生から「スギの雄花の観察してきました。 小枝先端が房状になった部分に大きさ1mm余りの雄花(雄花序)が葉腋に既にできていました。例年この時期にやっと肉眼視できるくらいですが、新芽は成長しつつあるものの殆どまだ肉眼視できていない枝もあります。多分この暑さではかなり雄花が着きそうです。」と情報を頂きました。当地の日照時間の積算値からの予測も同様の傾向が認められます。佐橋 紀男先生に厚く御礼申し上げます。
鼻はどのようにして役割(機能)を果たしているのでしょうか。鼻中隔、鼻甲介など鼻腔の内面は呼吸上皮と呼ばれる粘膜で覆われています。表面には無数の繊毛と呼ばれる毛が生えていて、その上に絶えず粘液があり、繊毛が一定のリズムで一定の方向に波打つのに従って粘液が流れています。これを鼻粘膜粘液繊毛輸送機能と呼びます。この機能によって吸気に湿気を与え(加湿)、温め(加温)、浄化(除塵)することで、呼吸器のコンディションを保つ役割を担います。さらには、味覚にも影響します。粘膜の下(固有層)には豊富な鼻腺の分布がみられ、杯細胞や腺細胞と呼ばれる細胞からは粘液が絶え間なく産生され、粘液の層を形成します。この粘液の層(粘液層)に捕らえられた物質は粘液とともに口腔、咽頭に流れていきます。その際に味を感じます。鼻の粘液が喉に流れるスピードは健康な時と、病気の時では異なります。
来春のスギ花粉飛散予測の参考資料として、東京都東京の日照時間観測値(気象庁過去の気象データから)を報告します。
(7月16日から8月3日までの日照時間の加算値は142.7時間)でした。
発熱や咳などの風邪症状で受診される場合は、ご来院いただく前にお電話(03-3491-2822)でお問い合わせ下さいますようお願い申し上げます。
当院では、東京都内(品川区 五反田)で顕微鏡下で計測した花粉飛散数、および花粉情報など試験的に提供しています。1984年から観測は開始しており、例年2月〜4月のスギ・ヒノキ花粉数を計測しています。
2024年10月9日 インフルエンザワクチンの接種開始しました。ご希望の方は、お電話でのお問い合わせ、あるいは診察時にご相談下さい。
2021年10月29日 予約制を導入しました。ご予約は、窓口または電話03-3491-2822(月〜金曜日の午後2 時から午後7 時)でお願いします。
ご予約を優先とさせていただき、より待ち時間の無い診療を心掛けて感染対策をして参りますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。病状に応じて、前後する場合があります。
2024年3月25日 日本経済新聞社に、花粉観測に関して情報提供をさせていただきました。
2024年6月1日 保険医療機関のおける掲示
2020年4月29日 「オンライン診療ついて」まとめました。LINEによる診療を当院再診患者様に対して開始しました。
2018.1.18 東京都花粉症患者実態調査について