2022年7月21日-2 花粉情報
鼻前庭湿疹、鼻癤、乾燥性前鼻炎などは鼻前庭と呼ばれる鼻の前の部分(顔面に近い)の疾患です。鼻前庭の皮膚が乾燥して皮膚に亀裂や炎症が起こり、痂皮(かさぶた)や出血が繰り返されます。ここに感染を起こすと鼻癤(いわゆるオデキ)となり、痛みが出ます。冬の乾燥した環境や夏のクーラーによる乾燥などが悪化因子となりますので注意が必要です。
鼻前庭湿疹、鼻癤、乾燥性前鼻炎などは鼻前庭と呼ばれる鼻の前の部分(顔面に近い)の疾患です。鼻前庭の皮膚が乾燥して皮膚に亀裂や炎症が起こり、痂皮(かさぶた)や出血が繰り返されます。ここに感染を起こすと鼻癤(いわゆるオデキ)となり、痛みが出ます。冬の乾燥した環境や夏のクーラーによる乾燥などが悪化因子となりますので注意が必要です。
来春のスギ花粉飛散予測の参考資料として、東京都東京の日照時間観測値(気象庁過去の気象データから)を報告します。
(7月16日から20日までの日照時間の加算値は21.3時間)でした。
未明にはから明け方は曇り、久しぶりに朝は快晴になりました。気温は急上昇(午前8時:30.5℃)、その後も気温は上がり続け、昼には真夏の陽気になり、午前11時から午後3時には34.0℃まで上昇しました。午後は晴れたり、曇ったりの天気が続きましたが、とにかく暑い一日でした。
真夏の気候となって花粉の飛散はオフシーズンとなりました。そこで、暫く花粉症以外の鼻の病気に触れていきたいと思います。
先ずは鼻水、鼻づまり、くしゃみなどの症状が認められる鼻炎の原因には、どのような原因があるでしょうか?夏季に来院されるアレルギーの原因の多くは室内塵です。アレルギーの他にも鼻前庭湿疹、鼻癤、乾燥性前鼻炎など鼻前庭の疾患や鼻炎(急性、慢性、単純性、肥厚性、うっ血性、萎縮性、薬剤性、乾燥性、特異性、好酸球性、神経性、血管運動性など)があり、病因は極めて多彩です。ですから受診される方が少ないとは言え、診断は慎重に行なわなければなりません。そこで、今週はこれらの鼻炎について検討したいと思います。
来春のスギ花粉飛散予測の参考資料として、東京都東京の日照時間観測値(気象庁過去の気象データから)を報告します。
(7月16日から19日までの日照時間の加算値は13.2時間)でした。
日差しは昨日のみ、本日未明には曇り、明け方から朝にかけては小雨が降り、気温が高いため(午前5時〜6時:27.5℃)、かなり蒸し暑い朝でした。その後、気温は29.5℃(午前11時)まで上昇、小雨が断続的に降り続きました。
春の花粉シーズン終了後、鼻アレルギーの多くの皆さんの症状は軽い日々が続いていると思われます。以前、私は、「症状が軽くなる理由を気候の影響」と考えていました。しかし、この3年間夏も花粉観測を続け、下表の結果を得ました。お示しした結果によりますと「当地では5月末以後急激に飛散花粉が減少して7月には週に数個の飛散しか観測されません。」、つまり飛散する花粉が少ないことも軽症の理由であることが判明しました。
総観測花粉数(個/cm2/週)
時期 | 6月1週 | 2週 | 3週 | 4週 | 7月1週 | 2週 | 3週 | 4週 | |
年
度 |
‘20 | 79.8 | 58.6 | 16.9 | 3.7 | 5.3 | 3.1 | 0.9 | 1.5 |
‘21 | 46.2 | 39.2 | 9.2 | 9.2 | 1.5 | 3.7 | 2.1 | 4.9 | |
‘22 | 65.7 | 11.1 | 13.0 | 10.2 | 12.7 | 5.2 | 0.9 |
一方、症状が続く方は気候、花粉以外の原因を考える必要があります。この季節にアレルギー性鼻炎症状を訴える患者様が皆無でもありません。鼻の過敏症状を訴えて来院される方は少数ながら絶えることはありません。しかもこれらの皆さまの原因は多彩(室内塵アレルギーの他に温度差、湿度差、睡眠不足などによる刺激)です。夏季は、こうした過敏症状の原因究明が重要になります。
来春のスギ花粉飛散予測の参考資料として、東京都東京の日照時間観測値(気象庁過去の気象データから)を報告します。
(7月16日から18日までの日照時間の加算値は12.8時間)でした。
未明には晴れていましたが、明け方まで気温は上がらず(午前3時〜4時:24.0℃)、朝に一時曇りましたが昼前から陽が出て、気温は急上昇、正午には30.0℃を超えました。
過日(7月15日)、「7月後半の日照時間と8月前半の日照時間およびその合算値」と「翌年のスギ花粉飛散総数(1〜4月)」の測定値を報告いたしました。これは、『この時期の日照が翌年のスギ花粉飛散に影響する』という過去の報告に基づいて参考資料にできないか、との意味でこれまで報告して参りました。しかし、「最近10年に限りますとこれらのデータに相関があるようには見えない」と感じていました。
本日、佐橋 紀男先生から以下のご指摘を受けました。
「昨晩先週の週報データを頂戴しました。
もう来年の飛散予測を7月下旬と8月上旬の
日照時間試みつつありますが、先生のデータ表を
使って、3種類の相関係数を計算してみました。
1~2回のみですが、 前年7月下旬の日照時間と翌年の総飛散数とでは
相関係数r=0.45 でした。
また前年8月上旬の日照時間と翌年の総飛散数とでは
相関係数r=-0.29 と負の低い相関でした。
次に両方+した日照時間と翌年の総飛散数とでは
相関係数r=0.59 でした。
○やはり7月下旬と8月上旬の日照時間を合わせた方が相関は高くなるようです。
8月上旬だけではまったく無理なようです。」
佐橋先生に感謝しますとともに、今後は「7月後半+8月前半の日照時間」のみ、参考資料として、ご報告することにいたします。
総観測花粉数が6月以後徐々に減少する傾向は毎年変わりません。
総観測花粉数(個/cm2/週)
時期 | 6月1週 | 2週 | 3週 | 4週 | 7月1週 | 2週 | 3週 | 4週 | |
年
度 |
‘20 | 79.8 | 58.6 | 16.9 | 3.7 | 5.3 | 3.1 | 0.9 | 1.5 |
‘21 | 46.2 | 39.2 | 9.2 | 9.2 | 1.5 | 3.7 | 2.1 | 4.9 | |
‘22 | 65.7 | 11.1 | 13.0 | 10.2 | 12.7 | 5.2 | 0.9 |
一昨年、昨年と7月になると総観測花粉数は一桁まで少なくなりました。今年も同じ傾向が認められます。
本日から気象庁過去の気象データから東京都東京の日照時間の観測値を抜粋して、日々加算した数値を本HPで報告致します。
(17日までの日照時間は5.5時間でした。)
昨年のこの時期の1週間(7/11〜7/18)は、梅雨が明けて、ほとんどの日に雨が降りましたが0mmに達しない小雨で雨量は計17.5mmにすぎませんでした。日照時間は35.8時間ありました。今年の1週間は、早々に梅雨が明けて、晴れた日が続いていましたが、12日から再び雨が続き、雨量も178.0mmに達し、気温の低い日々が続き、平均気温は昨年より大幅に低い24.9℃でした。その結果、観測された飛散花粉は、昨年より大幅に少なくなりました。
雨量 | 日照時間 | 平均気温 | 花粉数 | |
令和3年(7/12〜7/18) | 17.5 | 35.8 | 26.1 | 2.1 |
令和4年(7/11〜7/17) | 179.5 | 12.9 | 24.9 | 0.9 |
雨が小雨ですが降り続き、昼前になってやっと止みました。気温も低かった(午前3時〜午前5時:23.5℃)のですが、昼過ぎから晴れると気温も上昇、久しぶりに29.5℃(午後4時)を記録しました。
「昨年のこの1週間に観測された花粉は、スギ花粉は0.3個/cm2/週、ヒノキ花粉も0.0個/cm2/週、マツ0.0個/cm2/週、イネ科0.3個/cm2/週、コナラ属0.0個/cm2/週、ケヤキ0.0個/cm2/週でした。その他の花粉は1.5個/cm2/週でした。総観測花粉数は2.1個/cm2/週でした。
「この1週間雨が降らない日は一日もありませんでした。プレパラートの汚れは前2週より少なく、花粉観測数は引き続き少ない1週間でした。患者様の症状も訴えのない方がほとんどでした。」と昨年は本HPで報じました。しかし、降雨量は0.0mmで1.0mmに満たない雨量でした。
○週間飛散数の比較
種別 |
観測期間 |
|
7/11〜7/17 | 昨年(7/12〜7/18) | |
スギ |
0.0 |
0.3 |
ヒノキ |
0.0 |
0.0 |
マツ型(アカマツ、クロマツ他) |
0.0 |
0.0 |
カバノキ科(ハンノキ、シラカンバ他) |
0.0 |
0.0 |
ブナ科(コナラ、クヌギ、クリ) |
0.0 |
0.0 |
イネ科(カモガヤ、イネ他) |
0.3 |
0.3 |
ニレ科(ケヤキ) |
0.0 |
0.0 |
その他(イチョウ、クルミ他を含む) |
0.6 |
1.5 |
合計 |
0.9 |
2.1 |
今年、関東甲信の梅雨入りは6月6日でした。昨年は平年より7日遅い、6月14日でした。6月27日(月)には梅雨明けしました。昨年より大変早いタイミングで梅雨入り、すぐに明けました。観測史上最も早い梅雨明けとのことです(気象庁発表)。ところが12日から再び雨が降り続きその雨量は12日から16日だけで178mmにもなる大雨でした。そのためこの1週間(7/12〜7/18)に観測された花粉は、スギ花粉0.0個/cm2/週、ヒノキ花粉0.0個/cm2/週、マツ型0.0個/cm2/週、カバノキ科0.0個/cm2/週、ブナ科0.0個/cm2/週、イネ科0.3個/cm2/週、ニレ科0.0個/cm2/週でした。その他の花粉が0.6個/cm2/週でしたので総観測花粉数は0.9個/cm2/週でした。
本年の7月後半は1日雨気温も低く始まりました(16日東京:平均気温23.5℃、最高気温24.7℃:気象庁過去の気象データ検索より)。本日から気象庁過去の気象データから東京都東京の日照時間の観測値を抜粋して、日々加算した数値を本HPで報告致します。
(16日までの日照時間は0.0時間でした。)
過去10年の平均値は、日照時間7月後半86.7時間、8月前半98.9時間、スギ飛散花粉数3444個/cm2でした。昨年7月の後半の日照時間の合計は123.7時間ありましたが、8月前半は84.5時間と短く、計208.2時間でした。一昨年と比較して日照時間は昨年の方が長かったのですが、スギ花粉の飛散数は同程度でした。
未明に一時雨がやみましたが、明け方には再び雨が降り出しました。以後、強弱はありますが雨が降り続き、夕方に一時強くなり、夜遅くまで小雨が続き止む気配を見せませんでした。本日も気温は1日ほとんど変わらず(23.5〜25.5℃)、湿気の1日でした。
本年も7月後半に入りました。本日から気象庁過去の気象データから東京都東京の日照時間の観測値を抜粋して、日々加算した数値を本HPで報告致します。
( 日までの日照時間は 時間でした。)
過去10年の平均値は、日照時間7月後半86.7時間、8月前半98.9時間、スギ飛散花粉数3444個/cm2でした。昨年7月の後半の日照時間の合計は123.7時間ありましたが、8月前半は84.5時間と短く、計208.2時間でした。一昨年と比較して日照時間は昨年の方が長かったのですが、スギ花粉の飛散数は同程度でした。
未明に一時雨がやみましたが、朝には再び雨が降り出しました。以後、雨が降り続き、夕方に一時強くなり、夜遅くになってやっと止む気配を見せました。気温は1日ほとんど変わらず(24.0〜25.5℃)、ジメジメした1日でした。
気象庁発表の3ヶ月予報では、「平均気温は平年よりやや高く、降水量は平年より多い」「東日本の7月は晴れた日が多い、8月、9月は晴れが少なく、曇りや雨が多い」と予報されています。
「過去10年のデータでは、7月16日から31日までの日照時間の合計が100時間を超えた年は5年あり、その平均は115.0時間でした。翌年のスギ花粉の飛散数は平均4265個/cm2でした。100時間以下の年も5年あり、平均は58時間でした。翌年のスギ花粉の飛散数は平均28235個/cm2でした。そこで、今年も16日からの日照時間に注目してみたいと思います(日照時間は気象庁過去の気象データより)」。「昨年は7月後半の日照時間が長かったのですが、8月が短く、一昨年と逆でした。そこで、7月後半または8月が100時間を超えた年で検討して見ました。
○(1〜4月)のスギ花粉観測数と前年(7月後半および8月前半)の日照時間
年 | スギ(個) | 7月下旬 | 8月上旬 | 7月下旬➕
8月上旬 |
H24 | 1971 | 64.6 | 97.6 | 162.2 |
H25 | 6405.7 | 107.4 | 87.2 | 194.6 |
H26 | 1299.2 | 65.1 | 105.4 | 170.5 |
H27 | 2694.1 | 110.7 | 109.8 | 220.5 |
H28 | 3517.1 | 110.4 | 107.3 | 217.7 |
H29 | 2273.5 | 64.3 | 86.7 | 151 |
H30 | 4162 | 64 | 32.6 | 96.6 |
H31 | 4867.8 | 122.8 | 99 | 221.8 |
R2 | 2466.7 | 75.5 | 129.1 | 204.6 |
R3 | 3913.2 | 23 | 127.6 | 150.6 |
R4 | 3838.8 | 123.7 | 84.5 | 208.2 |
未明に一時晴れ間がありましたが、明け方には曇り、そのまま午前中は曇りが続きました。昼前から再び雨になり、この雨は日付が変わるまで続きました。気温も午前11時の27.5℃止まりでした。
スギ花粉を放出する雄花は、7月頃から形成され始め、8月には形成され11月頃には雄花の中の花粉が成熟します。形成される花粉の量は7月後半から8月前半の気象条件に左右されると指摘されています。とりわけ7月後半の日照時間の長短と翌年春のスギ、ヒノキ花粉の飛散数の間には相関が認められる。」との指摘があり、これまで当地でもこの相関は成立するようでした。一昨年7月後半は日照時間が大変短く(23、0時間)、8月前半が非常に長く(127.6時間)なりました。ところが昨年は逆に7月後半は日照時間が大変長く(123.7時間)、8月前半が短く(84.5時間)なりました。それでもやや多くのスギ花粉が飛散しました(昨年:3913.2個/cm2、今年:3838.8個/cm2)ので、「7月後半または8月前半の日照時間が長ければ、翌年春のスギ花粉の飛散数はある程度多くなる」と言えそうです。
昨日からの雨が降り続き、気温も低い(午前2〜6時:23.5℃)日中でした。雨は夕方には止みましたが気温は上がらず(午後は25.0〜26..0℃)、1日やや寒さを感じるくらいでした。
7月も半ばとなり、スギ花粉の形成状況をはかる上で気象データが参考となる時期になります。スギ花粉を放出する雄花は、7月頃から形成され始め、11月頃には雄花の中の花粉が成熟します。その後、気温の低下や昼の時間が短くなることにより雄花は休眠状態に入りますが、冬の寒さに一定期間さらされることで覚醒し、飛散に向けた準備を始めます。花粉の飛散開始時期は、覚醒した後に暖かい日が続くと早まり、寒い日が続くと遅くなります(林野庁HPより)。
未明から曇り、雨は降らないものの湿度が高く、午後から降り出した雨は降り続き、気温も最高気温28.5℃で8日振りに30.0℃以下でした。
総観測花粉数が6月以後徐々に減少する傾向は毎年変わりません。
総観測花粉数(個/cm2/週)
時期 | 6月1週 | 2週 | 3週 | 4週 | 7月1週 | 2週 | 3週 | 4週 | |
年
度 |
‘20 | 79.8 | 58.6 | 16.9 | 3.7 | 5.3 | 3.1 | 0.9 | 1.5 |
‘21 | 46.2 | 39.2 | 9.2 | 9.2 | 1.5 | 3.7 | 2.1 | 4.9 | |
‘22 | 65.7 | 11.1 | 13.0 | 10.2 | 12.7 | 5.2 |
一昨年、昨年と7月になると総観測花粉数は一桁まで少なくなりました。今年も同じ傾向が認められます。
本日は未明から晴れて、昼前には30.0℃を超えて真夏の陽気になりました。その後も晴れて、気温はさらに高く(午後2時:33.5℃)、暑い1日になりました。
昨年のこの時期の1週間(7/5〜7/10)は、まだ梅雨が明けず、ほとんどの日に雨が降り、日照時間も短い日々でした。今年の1週間は、早々に梅雨が明けて、晴れたり曇ったりが続きましたが雨量は少なく、気温が高い日々が続き、平均気温は昨年より1.8℃高い週でした。その結果、飛散花粉は、昨年の1.4倍多く観測されました。
1週間の気象・総観測数
雨量 | 日照時間 | 平均気温 | 花粉数 | |
令和3年(7/5〜7/11) | 42.0 | 14.8 | 24.5 | 3.7 |
令和4年(7/4〜7/10) | 5.5 | 31.1 | 26.3 | 5.2 |
本日、未明は曇り、明け方にかけて小雨、雨は朝には止み、その後晴れて、気温は高なり(午後1時:30.5℃)、暑さが厳しい日中になりました。
今年の梅雨入りは6月6日(昨年より1週間早く)、梅雨明けは6月27日(平年より22日早い梅雨明け:気象庁)でした。今週(7/4〜7/10)観測された花粉は、スギ花粉0.3個/cm2/週、ヒノキ花粉0.3個/cm2/週、マツ型0.3個/cm2/週、カバノキ科0.0個/cm2/週、ブナ科0.6個/cm2/週、イネ科0.6個/cm2/週、ニレ科0.0個/cm2/週でした。その他の花粉は3.1個/cm2/週でした。週間の観測花粉総数は5.2個/cm2/週でした。
昨年のこの1週間に観測された花粉は、「スギ花粉は0.0個/cm2/週、ヒノキ花粉は0.3個/cm2/週、マツ型花粉2.5個/cm2/週、カバノキ科0.0個/cm2/週、イネ科0.3個/cm2/週、ブナ科0.0個/cm2/週でした。その他の花粉は0.6個/cm2/週でした。週間の観測花粉は3.7個/cm2/週」でした。
一昨年と同じタイミングで梅雨入り、その後も雨が続きましたが昨年より雨量は少なく、日照時間が長い1週間でした。プレパラートの汚れはそれほど目立たず、花粉は一昨年とほぼ同じ程度に観測されました。過去2年の観測から見て、7月は花粉に関してオフシーズンと言える時期と思われます。
種 別 |
観測期間 |
|
7/4〜7/10 | 昨年(7/5〜7/11) | |
スギ |
0.3 |
0.0 |
ヒノキ |
0.3 |
0.3 |
マツ型(アカマツ、クロマツ他) |
0.3 |
2.5 |
カバノキ科(ハンノキ、シラカンバ他) |
0.0 |
0.0 |
ブナ科(コナラ、クヌギ、クリ) |
0.6 |
0.0 |
イネ科(カモガヤ、イネ他) |
0.6 |
0.3 |
ニレ科(ケヤキ) |
0.0 |
0.0 |
その他(イチョウ、クルミ他を含む) |
3.1 |
0.6 |
合 計 |
5.2 |
3.7 |
本日も未明は晴れ、明け方は一時曇りでしたが、朝にはよく晴れて、気温は「日中は晴れて暑くなる」との予報通り、暑く(午前11時:29.6℃)なりました。晴れは夕方までで、夕方から再び曇りましたが、雨は降りませんでした。
発熱や咳などの風邪症状で受診される場合は、ご来院いただく前にお電話(03-3491-2822)でお問い合わせ下さいますようお願い申し上げます。
当院では、東京都内(品川区 五反田)で顕微鏡下で計測した花粉飛散数、および花粉情報など試験的に提供しています。1984年から観測は開始しており、例年2月〜4月のスギ・ヒノキ花粉数を計測しています。
2024年10月9日 インフルエンザワクチンの接種開始しました。ご希望の方は、お電話でのお問い合わせ、あるいは診察時にご相談下さい。
2021年10月29日 予約制を導入しました。ご予約は、窓口または電話03-3491-2822(月〜金曜日の午後2 時から午後7 時)でお願いします。
ご予約を優先とさせていただき、より待ち時間の無い診療を心掛けて感染対策をして参りますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。病状に応じて、前後する場合があります。
2024年3月25日 日本経済新聞社に、花粉観測に関して情報提供をさせていただきました。
2024年6月1日 保険医療機関のおける掲示
2020年4月29日 「オンライン診療ついて」まとめました。LINEによる診療を当院再診患者様に対して開始しました。
2018.1.18 東京都花粉症患者実態調査について