2022年7月19日-3 花粉情報
日差しは昨日のみ、本日未明には曇り、明け方から朝にかけては小雨が降り、気温が高いため(午前5時〜6時:27.5℃)、かなり蒸し暑い朝でした。その後、気温は29.5℃(午前11時)まで上昇、小雨が断続的に降り続きました。
日差しは昨日のみ、本日未明には曇り、明け方から朝にかけては小雨が降り、気温が高いため(午前5時〜6時:27.5℃)、かなり蒸し暑い朝でした。その後、気温は29.5℃(午前11時)まで上昇、小雨が断続的に降り続きました。
春の花粉シーズン終了後、鼻アレルギーの多くの皆さんの症状は軽い日々が続いていると思われます。以前、私は、「症状が軽くなる理由を気候の影響」と考えていました。しかし、この3年間夏も花粉観測を続け、下表の結果を得ました。お示しした結果によりますと「当地では5月末以後急激に飛散花粉が減少して7月には週に数個の飛散しか観測されません。」、つまり飛散する花粉が少ないことも軽症の理由であることが判明しました。
総観測花粉数(個/cm2/週)
時期 | 6月1週 | 2週 | 3週 | 4週 | 7月1週 | 2週 | 3週 | 4週 | |
年
度 |
‘20 | 79.8 | 58.6 | 16.9 | 3.7 | 5.3 | 3.1 | 0.9 | 1.5 |
‘21 | 46.2 | 39.2 | 9.2 | 9.2 | 1.5 | 3.7 | 2.1 | 4.9 | |
‘22 | 65.7 | 11.1 | 13.0 | 10.2 | 12.7 | 5.2 | 0.9 |
一方、症状が続く方は気候、花粉以外の原因を考える必要があります。この季節にアレルギー性鼻炎症状を訴える患者様が皆無でもありません。鼻の過敏症状を訴えて来院される方は少数ながら絶えることはありません。しかもこれらの皆さまの原因は多彩(室内塵アレルギーの他に温度差、湿度差、睡眠不足などによる刺激)です。夏季は、こうした過敏症状の原因究明が重要になります。
来春のスギ花粉飛散予測の参考資料として、東京都東京の日照時間観測値(気象庁過去の気象データから)を報告します。
(7月16日から18日までの日照時間の加算値は12.8時間)でした。
発熱や咳などの風邪症状で受診される場合は、ご来院いただく前にお電話(03-3491-2822)でお問い合わせ下さいますようお願い申し上げます。
当院では、東京都内(品川区 五反田)で顕微鏡下で計測した花粉飛散数、および花粉情報など試験的に提供しています。1984年から観測は開始しており、例年2月〜4月のスギ・ヒノキ花粉数を計測しています。
2024年10月9日 インフルエンザワクチンの接種開始しました。ご希望の方は、お電話でのお問い合わせ、あるいは診察時にご相談下さい。
2021年10月29日 予約制を導入しました。ご予約は、窓口または電話03-3491-2822(月〜金曜日の午後2 時から午後7 時)でお願いします。
ご予約を優先とさせていただき、より待ち時間の無い診療を心掛けて感染対策をして参りますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。病状に応じて、前後する場合があります。
2024年3月25日 日本経済新聞社に、花粉観測に関して情報提供をさせていただきました。
2024年6月1日 保険医療機関のおける掲示
2020年4月29日 「オンライン診療ついて」まとめました。LINEによる診療を当院再診患者様に対して開始しました。
2018.1.18 東京都花粉症患者実態調査について