日: 2022年5月10日

2022年5月10日-2 花粉情報

種別 観測期間
5/10 計(5/9〜5/10)
スギ 0.3 0.3
ヒノキ 0.0 0.0
マツ科(アカマツ、クロマツ他) 0.6 5.5
カバノキ科(ハンノキ、シラカンバ他) 1.2 2.1
ブナ科(コナラ、クヌギ、クリ他) 3.4 27.8
イネ科(カモガヤ、イネ他) 1.2 3.6
ニレ科(ケヤキ) 1.9 6.8
その他(イチョウ、クルミ他を含む) 2.5 15.7
合計 11.1 61.7

明け方まで雨が降り、その後昼前まで曇り空が続きましたが、その後晴れて気温は上がり、日中は22.0℃を記録しました。昨日と比較しますと、雨の影響で落下花粉は大きく減少しました。

当院のKH3000の観測数は、落下法によるスギ、ヒノキの観測数と今シーズン大変良く相関していました。本日の測定値は0.7個/m3・時(少ない)、午前中は0.6個/m3/時(少ない)、午後は0.8個/m3/時(少ない)でした。


2022年5月10日-1 花粉情報

5月になり、暖かな日々が続きますと、ダニが繁殖に適します。室内塵中のダニは寿命3〜4ヶ月(平均約10日で成虫まで育つ)で梅雨から夏(気温20〜30℃、湿度60〜80%)にかけて盛んに繁殖(1匹あたり100個以上の卵を産む)し、死骸や糞(毎日5個平均)を含めるとダニアレルゲン量として秋口に最大となります。現在はスギ、ヒノキの飛散が終わり、カモガヤ花粉の飛散もほぼなく、アレルギー性鼻炎の抗原が少ない時期です。多くの患者様の症状が軽快していると思いますが、軽快しない方、今後改めて症状が悪化する方は、スギ、ヒノキ以外の原因があると考えられます。そのような方は、原因の再考をお勧めします。