晴れが続きました。気温も低く(午前6時:10.0℃)、午後も晴れが続きましたが、気温は上がらず(午後12時〜13時:18.0℃)乾燥が進み、本日も最小32%まで下がり、乾きに注意が必要な季節になりました。

プレパラートは汚れもなく、マツ型花粉は0.3個/cm2でした。このところ、マツ型花粉が観測されていますが、佐橋 紀男先生にいただいたアドバイスによりますとこの時期には、マツ科ヒマラヤスギ属のヒマラヤスギが飛散するそうです。トウヒとよく似ていますが、トウヒはマツ科トウヒ属、雌雄同株で6月頃に開花します。この時期に飛散するのはヒマラヤスギだそうです(昨年、アドバイスをいただきました)。

本日の測定結果、スギ花粉0.3個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.6個/cm2でした。

○観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ イネ科 ブタクサ属 ヨモギ属 カナムグラ その他
11/13 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6
11月計 3.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 13.2

ここ4日晴れて、連続4日スギ花粉が観測されました。このまま、多くのスギ花粉が11月に観測されますと、来春の飛散が多くなるかも知れません。