日: 2021年11月2日

2021年11月2日-3 花粉情報

プレパラートは昨日同様に汚れはほとんどなく、観測は容易でしたが、花粉は観測されませんでした。

本日の測定結果、スギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.3個/cm2でした。

○観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ イネ科 ブタクサ属 ヨモギ属 カナムグラ その他
11/02 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3

その他の花粉は、マツ属と思われます。


2021年11月2日-2 花粉情報

スギ・ヒノキ花粉の計測は、落下法と自動計測(KH3000)で行います。その測定値の評価、表現につきましては下表に従います。自動計測機器(KH3000)は現在株式会社大和製作所においてオーバーホール中です。済み次第当院に設置、測定を開始(12月1日を予定)いたします。

○落下法と自動計測

スギ花粉の計測には、落下法と自動計測があります。

ランク ダーラム法(個/cm2・日) 花粉自動測定器(個/m3)
少ない 10個未満 4個未満
やや多い 10個以上~30個未満 4個以上~12個未満
多い 30個以上~50個未満 12個以上~20個未満
非常に多い 50個以上~100個未満 20個以上~40個未満
極めて多い 100個以上 40個以上

※この表は飛散花粉数と花粉症の症状を解析して定めた日本アレルギー協会の基準を参考に、東京都が 過去のダーラム法による測定結果と花粉自動測定器の測定結果を解析して、作成しました。(平成19年に導入)


2021年11月2日-1 花粉情報

未明から曇り一時晴れの天気が続きました。思いの外、気温が上がり午前5時に16.5℃、午前10時には20.0℃を超えました。 昼過ぎから晴れて気温は午後2時に21.5℃まで上がりました。


2021年11月1日 花粉情報

波乱万丈の一年、新型コロナとの戦いは2年も続きました。問題はまだ解決していません。しかし、スギ、ヒノキ花粉も否応なしに飛散します。備えは固めなければなりません。そこで、今年も11月から花粉観測を毎日行うことにいたしました。

○飛散レベル(落下法)

花粉飛散情報で、「多い」「非常に多い」などの情報をTVその他で皆さんは目や耳にしていると思います。これらの意味が具体的にお判りの方はどれほどおられるでしょうか?この基準は、日本アレルギー協会がダーラム法(落下法)によるスギ花粉の測定値とスギ花粉症の方の症状から作成した基準です。

観測花粉数(個/cm2・日) レベル
10個未満 少ない
10〜30個未満 やや多い
30〜50個未満 多い
50〜100個未満 非常に多い
100個以上 極めて多い

本HPでもスギ花粉の飛散レベルを表現するときはこの基準に従います。

○本日は晴れのち曇りでしたが、午後は南風で気温が上がり(18.5℃)、暖かでした。

11月から連日観測しましたのは、平成30年からでした。11月の飛散数と翌シーズンの飛散数の結果は、表の通りです。

スギ ヒノキ その他 翌年のスギ飛散数
平成30年 9.6 0.0 23.1 4867.8
令和 元年 5.8 0.0 22.1 2466.7
令和 2年 3.0 0.0 26.9 3913.2

令和元年の2〜4月のスギ花粉飛散数は、4867.8個/cm2、令和2年は2466.7個/cm2、令和3年3913.2個/cm2でした。翌年春の飛散量と関わりがあるようにも、ないようにも見えます。今後、データを積み重ねたいと思います。

本日の測定結果、スギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.6個/cm2でした。本日から一日単位の観測なので、プレパラートの汚れがほとんどなく、観測が容易でした。

○観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ イネ科 ブタクサ属 ヨモギ属 カナムグラ その他
11/01 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 0.3