日: 2021年7月3日

2021年7月3日-2 花粉情報

本日も雨が降り続き、朝まで雨でした。気温は変わらず(午前7時:22.0℃)、湿度は高いまま (96〜98%)でした。雨は昼前には止み、午後は日差しが見られ、その後は晴れが続きましたが気温は上がりませんでした。

KH3000は本日も夜間0.0個/m3・時の記録が続き、緊急事態宣言解除後山手通りの交通量は日中に大幅に増大する昼前に3.0個/m3・時を記録、1日としては0.5個/m3・時(少ない)でした。

○鼻アレルギー診療ガイドライン2016によると木本の花粉と草木の花粉の評価基準には違いがあり、木本の花粉の場合は、多い(50.1〜個/cm2/日)、やや多い(5.1〜50.0個/cm2/日)、少ない(0.1〜5.0個/cm2/日)ですが、草木の花粉では、多い(5.1〜個/cm2/日)、やや多い(1.1〜5.0個/cm2/日)、少ない(0.05〜1.0個/cm2/日)となっています。とはいえ、飛散数と吸入される数は異なりますのでこの飛散数と花粉症の方の症状の強さが一致するかというとそうでもありません。また、当地では検証していません。そこで、この情報は、吸入防止対策を取る時の目安と考えていただくと良いと思います。

○落下法(ダーラム法)による測定値の基準(鼻アレルギー診療ガイドライン2016)

ランク 木本 草木
少ない 0.1〜5.0個/cm2/日 0.05〜1.0個/cm2/日
やや多い 5.1〜50.0個/cm2/日 1.1〜5.0個/cm2/日
多い 50.1〜個/cm2/日 5.1〜個/cm2/日

2021年7月3日-1 花粉情報

昨日から関東、東海に大雨が降り(神奈川県箱根480.8mm、静岡県三倉326.5mm)、熱海では土石流、逗子市では高速道の土砂崩れ、平塚市の金目川では橋の損壊が起こっています。来春のスギ花粉飛散への影響が氣になるところです。平成27年9月10〜11日の台風18号が関東、東北に上陸して利根川の堤防が決壊した際は、当地へ飛散するスギ花粉への影響は無かったと思われます。しかし、今回は被害が神奈川、静岡なので、当地へ影響する花粉発生源ですので、可能性を感じます。今後、検討したいと思います。